マイナビ農業TOP > 農業ニュース > 補助金・交付金の申請、自宅・職場からオンラインで可能に 農水省が2制度で4月から

補助金・交付金の申請、自宅・職場からオンラインで可能に 農水省が2制度で4月から

補助金・交付金の申請、自宅・職場からオンラインで可能に 農水省が2制度で4月から

役所の開庁時間に縛られることなく、補助金・交付金などの申請を、自宅のパソコンからワンストップで申請できるサービス「農林水産省共通申請サービス(通称:eMAFF)」が、4月に開始した。

twitter twitter twitter

「認定農業者制度」と「経営所得安定対策等制度」で受付

構築した「農林水産省共通申請サービス(通称:eMAFF)」は、農林水産省関係の様々な手続を一元的に行うことができるシステム。これまでは、1制度の申請に対して複数の関係機関へ書類を提出しなくてはならなかったところ、ワンストップで申請が可能だという。また、自分が行った申請の審査状況をリアルタイムで把握することもできる。

2020年度は「認定農業者制度」と「経営所得安定対策等制度」の2つの申請をオンラインで受け付けるという。

対象の制度

  • 認定農業者制度
    (うち国認定・都道府県認定のみ)
  • 経営所得安定対策等制度
    ※令和2年度は、音更町農業再生協議会(北海道)、大仙市農業再生協議会(秋田県)一関地方農業再生協議会(岩手県)、松川村農業再生協議会(長野県)、大野市農業再生協議会(福井県)、永平寺町農業再生協議会(福井県)

利用開始までの流れ

1.gBizIDの取得
農林水産省共通申請サービスは複数の行政サービスを1つのアカウントにより、利用することのできる認証システム「gBiz(gビズ)ID」の登録。

2.gBizIDでログイン
取得したgBizIDで農林水産省共通申請サービスにログインする。初回ログイン時に、利用規約に合意する。

3.農林水産省共通申請サービスを利用する
各制度のマニュアルを参照の上、申請を行う。

IDを取得すれば、省庁を超えた行政サービスを利用できるが、登録には捺印した申請書と、代表者の印鑑証明を添えて郵送する必要がある。

農林水産省共通申請サービス

関連記事
最新版 農業補助金の制度と仕組み
最新版 農業補助金の制度と仕組み
農業を始める時や新たに設備投資を行う時には、何かとお金が掛かるもの。そのために、日ごろから貯金しておくことも大切ですが、国や都道府県、市町村が行っている農業補助金の制度を利用することで、資金の負担を軽減できる場合もあり…
「儲かる農業」〜クラウドファンディングを活用! 新しい資金調達とは~
「儲かる農業」〜クラウドファンディングを活用! 新しい資金調達とは~
農業経営にとって大きな課題となるのが「資金調達」。土地だけではなく、トラクターやコンバインなどの農業機械、ビニールハウスなどの設備費用、人件費まで、農業事業には年間を通してさまざまなコストがかかります。そんな中、“クラウ…

あわせて読みたい記事5選

シェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE

関連記事

タイアップ企画

公式SNS

「個人情報の取り扱いについて」の同意

2023年4月3日に「個人情報の取り扱いについて」が改訂されました。
マイナビ農業をご利用いただくには「個人情報の取り扱いについて」の内容をご確認いただき、同意いただく必要がございます。

■変更内容
個人情報の利用目的の以下の項目を追加
(7)行動履歴を会員情報と紐づけて分析した上で以下に活用。

内容に同意してサービスを利用する