「施肥マップデータ」の活用で、ほ場内のバラつきを改善
ヤンマーの『リモートセンシング』では、最初に稲の幼穂形成期のほ場を撮影します。水稲の葉色と茎数を測定し、「NDVI(生育状況)マップ」を作成。圃場ごとの生育状況をマップの色の違いで把握することができます。
バラつきのあるほ場が見つかれば、ほ場内の生育状況を均一にするため、施肥すべき場所を見える化した「施肥マップデータ」を無人ヘリにインプット。「可変追肥機能」で、量を自動調整しながら散布するので、従来の均一施肥と比べ、作物の生育の均一化を図ることが可能です。
さらに翌年には、初期生育を合わせるために「施肥マップデータ」を可変施肥に対応したブロードキャスタに取り込むことで、適切な量の基肥散布を実現。
「解析レポート」のデータはクラウド上に保存され、パソコンなどから確認することができます。経年データを残すことができる※ので、農地を引き継がれる担い手の方に、ほ場の特性を分かりやすく伝えることもできます。
※経年のデータ比較を見るには、ヤンマーの『リモートセンシング用ドローンP4M』での撮影が必要です
農業の見える化を実現するヤンマー独自のカメラ校正技術
生育状況や繋り具合を計測するには、従来は「SPAD計(葉緑素計)」という機器を用い、葉を一枚一枚挟んで計測していましたが、ヤンマーの『リモートセンシング』を活用すれば、ドローンで空撮するだけで作物の生育状況を調べることが可能になります。
ヤンマーの『リモートセンシング用ドローンP4M』は、効率的に高精度な撮影を実現するマルチスペクトルカメラを搭載。
「SPAD」の概念を生み出したコニカミノルタ株式会社で「校正(カメラの個体差を確認し、一台ごとに微調整することで品質を確保する作業)」を行うなど、高精度なセンシングデータの提供を追求しています。
生育やほ場の状態を客観的なデータで見える化し、的確な改善を
ほ場全体を空撮し、生育のバラつきを「解析レポート」で見える化するヤンマーの『リモートセンシング』。『リモートセンシング用ドローンP4M』をご購入いただいてご自身で撮影されるプランと、撮影から解析までヤンマーにお任せいただく2つのプランをご用意。
『リモートセンシング』による高速、広域、高精度な計測で、ほ場の見える化を実現し、生育状況に合わせたピンポイントな追肥散布や、ほ場の状態に合わせた可変基肥散布で、更なる高収量を目指しましょう。
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