札幌商工会議所が立ち上げた『ジョブボード北海道』とは
新型コロナウイルスにより、休業を実施・検討する企業が増えています。また業績悪化を理由に、解雇や雇止めなど労働者への影響が出始めています。一方、農業をはじめとした第一次産業や、第二次産業においては、労働力不足や担い手不足が問題になっています。
人材を積極採用する企業と求職者の両者を結びつけるため、札幌商工会議所では「新型コロナ雇用対策掲示板『ジョブボード北海道』」のWEBサイトを立ち上げました。
企業の事業内容や募集職種、雇用形態、勤務地、PR文などが掲載されており、サイトを見て、気になった企業があれば、直接連絡できる仕組みです。
2020年4月23日現在、100社以上の企業情報が掲載されています。介護や警備、農業といったその他サービス業をはじめ、建設業、製造業など各業種によって、雇用形態が異なりますが、最も多いのが正規雇用での採用だと言います。
まだ少数ではありますが、農業酪農関係事業者からの問い合わせもあったそうです。
商工会議所の担当者は、「新型コロナウイルスの感染拡大により暗いニュースが多い中でも、北海道には働き手を求める元気な企業がたくさんあります。幅広い業種の企業が掲載されているので、積極的に応募していただきたい」と呼び掛けます。
商工会議所では、今後求職者の反応についても調査をする考えだといいます。
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