ドラゴンフルーツとは? 食べ方や切り方、スーパーフードとも言われる栄養効果について

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ドラゴンフルーツとは? 食べ方や切り方、スーパーフードとも言われる栄養効果について

ドラゴンフルーツとは? 食べ方や切り方、スーパーフードとも言われる栄養効果について
最終更新日:2020年04月24日

店頭でひときわ異彩を放つ色と形、どんな果物だろう?と興味はあっても食べ方や味がわからないと手が出にくいもの、また、実際にどんな栄養効果が期待できるのかも気になるところですね。
この記事では海外セレブにも「ピタヤボウル」として人気のドラゴンフルーツのおいしい食べ方や切り方、味、スーパーフードとも言われる栄養効果などについて紹介します。
知って食べると一層おいしく感じるかも……

ドラゴンフルーツとは

ドラゴンフルーツは英語でpitaya(ピタヤ)、漢字で火龍果と表記されます。
熱帯アメリカでは数属のサボテン類を総称してピタヤといい、その中の果実で竜のうろこのような果皮をしているものをドラゴンフルーツと呼びます。乾燥地帯のサボテンとは違い、ジャングルで木に抱きつくように伸びるつる植物の習性を持つ柱サボテンの一種です。
実の大きさは10~15センチほどで大人の手のひらサイズ。皮は食べず、果肉と果肉の中に散らばっている黒ごまのような種子を食べます。
果肉はやわらかくサクっとした食感、さっぱりとした甘さで酸味は少なく果汁が多い。種子はシャリシャリとした歯ざわりがします。

時期(旬)

国内産は6~11月頃に流通します。
スーパーでは外国産をよく目にしますが、日持ちさせるために未熟な状態で収穫しているので、甘みが少なくあっさりして味が薄く感じられることもあります。
国内産で旬の時期の直売所や産地直送などで購入すると、糖度が高く完熟したものが食べられます。

主な生産地

原産地は中央アメリカ、南アメリカで、メキシコをはじめ中南米、東南アジア、中国南部、台湾、イスラエルなどで栽培されており、日本では沖縄県(1位)、鹿児島県(2位)、千葉県(3位)で主に栽培されています。

ドラゴンフルーツのおいしい食べ方

では、実際にドラゴンフルーツの食べ方についてご紹介します。
冷やして縦半分に切り、種子ごとスプーンですくって食べるのが簡単でおすすめですが、
カラフルな彩りを利用した使い方や栄養効果に期待した食べ方などもあります。

冷やしてそのまま食べる

切ったドラゴンフルーツをそのまま食べるのが定番。食べる1時間前に冷やすのがおすすめです。
ただし、冷やし過ぎは甘みを感じにくくなるので注意してください。

ピタヤボウルにして食べる

まず、カットして冷凍しておいたドラゴンフルーツとバナナを適量用意し、ミキサーに入れ形がなくなるまで撹拌(かくはん)します。
容器に移し、グラノーラやミックスベリー、バナナなどお好みのトッピングをすればピタヤボウルの出来上がりです。
甘さが欲しい場合は、はちみつをかけてもおいしいです。
牛乳や豆乳、ヨーグルトを追加するなどアレンジもできますので、オリジナルのピタヤボウルを作ってみてください。

ジュースにして飲む

皮をむいたドラゴンフルーツとレモン汁、少量の砂糖を加えミキサーにかけます。
これだけでとても簡単にドラゴンフルーツジュースが作れます。
また、ドラゴンフルーツ100g、牛乳100cc、ヨーグルト100g、はちみつ大さじ1をミキサーにかけてもおいしいジュースが作れます。
※ ヨーグルトがない場合は牛乳200ccでもおいしくできます。

サラダにして食べる

切ったドラゴンフルーツを好みの野菜と合わせてサラダにします。
ドラゴンフルーツを入れることで、サラダに色合いとサクッとした食感がプラスされ、さっぱりとした甘さなのでサラダによく合います。

ドラゴンフルーツの基本的な切り方

皮は手で簡単にむけます

ドラゴンフルーツは皮以外の果肉と中の黒い種を食べます。
基本的な切り方は次の通りです。

  1. 縦に半分に切ります
  2. さらに縦に半分に切ります(このままスプーンで食べるのもOKです)
  3. 皮の端をめくり、実から皮をはがします
  4. 食べやすい大きさにカットして完成です

ドラゴンフルーツの種類と味の特徴

ここではドラゴンフルーツの種類と味などの特徴についてまとめました。
主に以下のような種類があり、甘みの主成分はブドウ糖でどれもさっぱりとした甘みが感じられます。

ホワイトピタヤ(ホワイトドラゴン)

ホワイトピタヤ(ホワイトドラゴン)の断面

果皮は赤色で果肉が白色。
スーパーなどで最も目にしやすいのがこの種類です。
また、サクッとした果肉の食感と種子のシャリシャリ感が楽しめ、ほんのり甘みがあり酸味も少し感じられます。

レッドピタヤ(レッドドラゴン)

レッドピタヤ(レッドドラゴン)の断面

果皮は赤色で果肉も赤色。
食感はホワイトピタヤとあまり変わりませんが、ホワイトより甘みがあります。
また、切ると鮮やかな赤紫色の果汁が出るので、洋服などに色がつかないよう注意してカットしてください!

ピンクピタヤ(ピンクドラゴン)

果皮は赤色で果肉がピンク色。
食感はホワイトとレッドに近いですが、ピンク種のひとつで沖縄県で栽培されている「ちゅらみやび」は500g前後の大きさで、果汁も多く糖度15度以上でとても甘いドラゴンフルーツです。

ゴールデンドラゴン

果皮は黄色で果肉が白色。
果皮はホワイト、レッド、ピンクのようにうろこ状の形状です。また食感も一般的なドラゴンフルーツと同じですが、甘み、酸味ともにもっとも淡白な味わいです。

イエローピタヤ

イエローピタヤ

果皮は黄色で果肉は透明。
果皮がゴツゴツとしてトゲが生えています(ただしトゲは出荷時に抜かれています)。
サイズは200~500g程度で、味はジューシーで甘みが強く、栽培される数が少ないのであまり市場に出回らない品種です。

ドラゴンフルーツの栄養や効能

それではドラゴンフルーツの栄養や効能はどうでしょうか?
100gあたり50kcal、1個(約260g)あたりでは約130kcalとカロリーも低く、ヘルシーな果物にもかかわらずスーパーフードとよばれるくらい栄養が豊富です。
豊富に含まれる栄養価について主なものを見てみましょう。

    カリウム
    マグネシウム
    葉酸
    ビタミンC
    ベタシアニン(レッドピタヤ)

カリウム

ドラゴンフルーツのカリウムの含有量は100gあたり350mgで果物の中でもトップクラスです。カリウムはナトリウムとバランスをとり合う関係にあり、ナトリウムが過剰になるとこれを排出する作用があります。塩分の取り過ぎなどによるむくみ対策に効果的です。

マグネシウム

体の中のマグネシウムは半分が骨に存在しています。骨の主成分カルシウムとともに骨を構成する重要な成分です。また、神経の興奮を抑えたり、血管をひろげて血圧を下げたりする作用もあります。ドラゴンフルーツにはこのマグネシウムが100gあたり41mg含まれています。

葉酸

葉酸は細胞の新生に働き、胎児の発育や造血に不可欠な注目のビタミンで、ドラゴンフルーツ100gには44μg含まれています。
新たな細胞が合成される時、遺伝情報をもつDNAの合成にかかわり細胞の新生に重要な役割を担っています。この作用が胎児の発育に必要で、妊婦や妊活中の女性に必要と言われています。また新たな赤血球が正常に作り出される時にも必要な成分で「造血のビタミン」とも言われています。赤血球の合成にはビタミンB12とともに働いて貧血を防ぎます。

ビタミンC

美容のためのビタミンとしておなじみの栄養素ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠で、強い抗酸化作用があり、LDLコレステロールの酸化を防いで血管疾患を予防すると言われています。また、鉄の吸収を助けたり、メラニン色素の沈着を防いだりする働きがあります。先に紹介した葉酸を活性型に変換させる作用もあります。

ベタシアニン(レッドピタヤ)

ベタシアニンはレッドピタヤに含まれている赤色のアントシアニン系の色素成分です。
野菜や果物の持つ色などのパワーで注目の成分フィトケミカルであるベタシアニンは、抗酸化作用、抗がん作用、生活習慣病予防に効果が期待できます。

おいしいドラゴンフルーツの選び方

大きめのもので手で持って重みを感じるもの。また、皮に張りがありしなびていないもの、葉のような突起の幅が広く短いものを選びましょう。

ドラゴンフルーツの保存方法と食べ頃

ドラゴンフルーツは追熟をしないので、購入後なるべく早く食べるのがおすすめです。
また、乾燥しないように袋などに入れ、湿度が保たれている冷蔵庫の「野菜室」で保存してください。
食べる1時間ぐらい前に冷蔵庫に移し、冷やしすぎないようにするとおいしくいただけます。

ドラゴンフルーツは栄養満点! いろいろな食べ方を楽しみましょう!
トロピカルフルーツの見た目の華やかさや彩りに加え、栄養効果も期待できます。
旬の時期にスーパーや八百屋さんで目にしたら、ぜひ一度手に取ってみて、レシピを参考にいろいろな食べ方で楽しんでみてくださいね。

監修:日本野菜ソムリエ協会

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