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日本一透明な鶏肉をつくる! 熊本の新たな特産品にー この春お取り寄せもスタート! 美味を生み出す最新鋭の取り組みに迫る

日本一透明な鶏肉をつくる! 熊本の新たな特産品にー この春お取り寄せもスタート! 美味を生み出す最新鋭の取り組みに迫る

鶏肉なんてどれも同じだろう。そんな世の中の常識をくつがえすような鶏肉にこだわる生産メーカーが熊本県山鹿市にあります。日本一鶏肉研究所株式会社。2019年10月の会社設立後、食鶏の処理加工を行う株式会社熊本チキンのグループ企業として、日本にわずか2%しか流通していない赤鶏の生産など行っています。また自社ECサイトで、直売専用オリジナル新ブランド鶏『The CHICKEN』の販売も始めました。今後は加工品の製造や直売店の出店も予定しています。「日本一透明な鶏肉をつくる」ことを目標に、社員一丸となって取り組む同社を訪ねました。

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6次化も積極展開!「日本一」に込められた熱い想い

熊本県北部にある山鹿市。菊池川流域の肥沃な土地では、良質な米やスイカ、メロン、栗、お茶などの豊かな農産物が育てられています。そんな山鹿市に本社のある日本一鶏肉研究所株式会社(通称・とりけん)は、肉用鶏を飼育する養鶏農場。もともとはラナファーム株式会社という社名で、グループ会社である株式会社熊本チキンが販売する鶏の飼育をメインに行ってきましたが、2019年10月に社名を変更。現在、厳選したハーブを飼料の中に入れて育てた『The CHICKEN HERB』と、熊本県産銘柄鶏の『The CHICKEN AKA』の2種類の鶏を飼育しています。

社名の“日本一”には、「鶏の健康を考える日本一の会社になりたい」「お客様第一の考えで鶏の飼育を行う日本一になりたい」「命を大切に出来る農場日本一になりたい」「従業員がやりがいをもって働ける日本一になりたい」などの強い思いが込められているそうです。また、自社ブランド『The CHICKEN』は直訳で「これこそが鶏肉」という意味があります。グループ会社と一体となって、生産から処理・加工・出荷までの情報を消費者にすべて開示し、「日本一透明な鶏肉」を作るのが同社の目標です。自分たちで丹精込めて育てた鶏を直接消費者に届けるため、鶏を育てるだけでなく6次産業化やEコマースでのネット通販、加工品などの製造も大切なミッションとなっています。

旨味の秘訣は「鶏の立場に立った飼育環境で育てること」

生産部部長で自称「日本一鶏を愛する男」の重松善人さん

同社が特に力を入れているのが、『The CHICKEN AKA』というブランド名を持つ赤鶏の飼育です。赤鶏はブロイラーがほとんどを占める国内の養鶏において、わずか2%しか飼育されていないレアな鶏になります。もともと鶏は外敵から身を守るために茶色や黒などの羽毛を持っていたそうですが、その後の品種改良で白いブロイラーやさまざまな銘柄鶏が生まれたそうです。
赤鶏『The CHICKEN AKA』の飼育責任者が、この道18年になる生産部部長の重松善人さん。現在4つの鶏舎で、赤鶏28000羽の飼育を担当。重松さんは「どうやったら、鶏が気持ち良く育ってくれるかを真剣に考えながら、鶏の気持ちに立った管理をするようにしています」と穏やかな口調で話します。

屋外からは無音無臭に近いため、ここが鶏舎だと言われるまで気付かないほど清潔な環境

原種をルーツに持つ赤鶏は、繊細で過敏な性格。時には、大きな音に驚いて興奮したり喧嘩したりして圧死してしまうこともあるそうです。このため、極力暗く静かな鶏舎で飼育し、ストレスを与えない環境を整えています。また早熟のブロイラーが50日程度で出荷するのに対し、赤鶏の出荷は平均70日。ゆっくり自然に大きくなる赤鶏は地球環境など持続可能な生産を根底とした動物福祉(アニマルウェルフェア)にも対応していると言えます。もちろん人件費もえさ代もかかりますが、その分、うまみと弾力のあるお肉になるとのこと。また、できるだけ自然な環境で衛生的に飼育するために床面には全国的にも珍しい「もどし堆肥」を採用しているそうです。

「排泄物を発酵菌で発酵させ、その後リサイクルすることで、衛生的で環境にもやさしい飼育サイクルも実現しています。鶏の立場に立った飼育を行うため、試行錯誤を繰り返し、みんなで話し合いながら取り組んでいます。元気な鶏に育つことを一番に願っています」と重松さんは語ります。

温度や湿度は自動管理。臭いもなく静かな鶏舎に衝撃

本社から車で約10分のところにある鶏舎を見学しました。鶏舎の背後には熊本二十五景のひとつにも数えられている不動岩がそびえ立つ自慢の場所とのこと。昨年12月に完成し、今年1月から飼育を始めたばかりという真新しい4つの鶏舎では、飼育日数の異なる赤鶏が7000羽ずつ28000羽飼育されていました。最新の設備を整えたシステム鶏舎は窓もなく、臭いの漏れない設計になっているため、外見だけでは鶏舎とは分かりません。さらに、驚くほど静かです。

日本国歌「君が代」の歌詞で出てくる、さざれ石のモデルにもなったパワースポットの不動岩

「温度や湿度はすべて自動管理で、飼育日数によって調節します。餌も少なくなるとセンサーが感知し、自動的に追加されます。それでも1日数回の確認は欠かせませんね」。35日齢の鶏舎では、広々とした空間で平飼いされた子どもの鶏がピヨピヨ、ピヨピヨと動き回っています。「『コケコッコーと泣かないんですか?』とよく聞かれるんですが、出荷の時期にほんの数羽が鳴く程度です」。落ち着いた環境で、70日間しっかり食べて動くことが、おいしいお肉になる秘訣なのだそうです。
「赤鶏という飼育の難しい鶏だけに、ここまで来るには苦労もありました。やっと今、飼育方法がつかめてきましたので、みなさんに自信を持っておすすめしたいです」。鶏に感謝し、深い愛情を持って育てる重松さんの、赤鶏『The CHICKEN AKA』に賭ける強い思いが伝わってきます。

室内もほとんど臭いがせず、非常に清潔な環境で大切に育てられている

自社ECサイトに続き直売店・研究所もオープン予定

今年2月29日、同社のE-コマースサイト『The CHICKEN online shop』がオープン。自社ブランド鶏『The CHICKEN HERB』と『The CHICKEN AKA』の直販が始まりました。ロゴデザインやパッケージにもこだわるなど、これまでの鶏肉のイメージをくつがえすような試みに、関東を中心に徐々にファンが増えつつあります。女性だけでなく、SNSを通じて50代以上の男性のお客様も増えるなど、食にこだわりのある方が多いようです。今後は、お客様との接点を増やす取り組みと共に、加工品やギフト、ペットフードなどの商品ラインナップを揃えたいと考えています。
さらに現在、敷地内に直販店、すぐ近くには『CHICKENラボ』と呼ばれる研究所も建設中。ここでは、食育イベントや新しいブランド鶏の研究なども行っていく予定だそう。「お米や紅茶の茶葉など山鹿の名産を飼料に混ぜて食べさせる予定です。地元の農家のみなさんと一体となって取り組むことで地域を盛り上げると共に、いのちの大切さを子どもたちにも知ってもらいたいと思っています。そしてゆくゆくは、『熊本にはおいしい赤鶏がある』と言ってもらえるようになりたいですね」と笑顔で今後の目標を語ってくれました。

今回ご紹介した『The CHICKEN AKA』や『The CHICKEN HERB』は下記ECサイトで購入が可能です。洗練されたおしゃれなデザインとこだわり抜かれた味は納得の“日本一”と感じるはず。お取り寄せが注目されているこの機会に、安全・安心・美味しいが詰まった熊本の新ブランドの赤鶏をぜひ一度、味わってみてはいかがでしょうか。


【企業情報】
日本一鶏肉研究所株式会社

〒861-0031
熊本県山鹿市鹿本町石渕1103-2
TEL:0968-46-3196
ホームページはこちら

★ 鶏肉通販「The CHICKEN Online Shop」★
ECサイトはこちら

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