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オオアレチノギクの侵略を鉄壁ガード! 雑草から作物と景観を守り抜く方法とは

オオアレチノギクの侵略を鉄壁ガード! 雑草から作物と景観を守り抜く方法とは

農家にとって雑草の防除は、ほぼすべての期間で頭を悩ませる大きな問題。管理を怠れば、作物の生育や品質に悪影響を及ぼすだけでなく、周辺環境や地域の景観の悪化も招いてしまいます。近年では、退治することが難しい難防除雑草に悩まされる事例もあり、農地を侵略する厄介な雑草から大切な作物を守る苦労は、並大抵ではありません。今、日本各地で自生し、農地を脅かしている「オオアレチノギク」も、こうした難防除雑草の一つ。対策について、石川県川北町での事例を交えて解説していきます。

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いつも使っている除草剤が効かないケースが

緑豊かな情景が目を引く、石川県川北町の田園風景

石川県南西部に位置する川北町は、霊峰白山から流れ出る手取川の扇状地にあり、水稲栽培が盛んな地域。ここでは近年、オオアレチノギクが農家を悩ませてきました。オオアレチノギクは、放置すると草丈が大人の身長以上にまで生長するキク科の植物。茎の上部にはタンポポのような花が咲き、無数の綿毛を飛ばして繁殖することから、日本生態学会の『日本の侵略的外来種ワースト100』にも制定されています。生産者にとってはスギナなどと同様に、農作業の効率を著しく低下させる悩ましい存在です。

JA能美の営農指導担当に話を聞くと、防除の困難さが見えてきました。
「オオアレチノギクが目立ち始めたのは、10年ほど前。当初は背が高くて花が咲く見たことのない草が出てきたと、組合員より相次いで相談が持ちかけられました。手持ちの除草剤をかけても効果がない場面が多く、生産者は畑に生えてきたオオアレチノギクを引っこ抜いて駆除していました」。

当時、この地域の生産者さんで多く使われていた除草剤では、オオアレチノギクを完全に枯らすことができなかったのです。そこで、まったく異なるアプローチで雑草に働きかける非選択性茎葉除草剤『ザクサ液剤』(販売:Meiji Seikaファルマ株式会社/北興化学工業株式会社)に望みをかけて導入したところ、効果がみるみる現れ始めました。

『ザクサ液剤』は、土壌処理剤と一緒に散布して同時防除を行うことも可能

『ザクサ液剤』の詳細はこちら

「事前にほ場試験結果も見せてもらっていたので、期待を込めて導入しました。多くの生産者さんにすすめたところ、使用後のクレームがまったく出なかったんです。除草剤はクレームがないことが満点。一度注文してくれた生産者さんが、翌年もまた注文してくれるようになり、このあたりでは“オオアレチノギクならザクサ”という意識が定着してきています」(前出の営農指導担当)。

大規模経営の農業法人もリピート購入する『ザクサ液剤』の特徴

同町で130haもの大規模経営を行う北次農場は、ザクサ使用歴約5年。商品ラインナップの中では最も大容量の50ℓボトルを年間4本購入し、年に1〜2回の散布を行っています。

「うちでは他の系統の除草剤も使っていますが、ザクサは効果が早く感じられるのが魅力。根っこまで枯らさない液剤なので、畔が崩れる心配がないことも気に入っています」。ザクサの使用感についてこのように語るのは、代表取締役の北次聖さんです。

速攻性とコストパフォーマンスの面でメリットを感じているという北次さん

北次農場は、聖さんが継いで二代目。もともと40haほどの規模からでしたが、聖さんが就農して以来3倍以上の規模にまで拡大しています。これほどの面積を作付するとなると機械や人力での除草作業では全く追いつきません。

「ハンマーナイフモアや歩行型草刈り機、刈払い機を使っての草刈りもしています。しかし、作業を省力化するためには除草剤の使用が不可欠。当然、コスト面も気になります。うちにとっては、ザクサはコストパフォーマンスの良さが最大のメリット。早ければ、使った翌日には草の色が変わっているため、二重にかけてしまう心配もなく、進捗状況もひと目でわかります」(北次さん)。

田んぼも畦もしっかり管理し、信頼される農家でありたい

北次農場は水稲を中心に大豆、大麦を栽培するほか、昨年からは同町の特産品であるイチジクの栽培も試験的に始めています。「田んぼの管理はもちろんですが、生産者にとっては畔の管理もそれと同じくらい大事なこと。おかげさまで田んぼを預けてくださる地主さんが増えて、規模が大きくなっていますが、離農される方がそれまで守ってこられた農地を手放すのは相当な想いがあるはずです。田んぼはもちろん、畔の管理もしっかりして、地主さんの気持ちを胸に、任されることに感謝し、川北町の緑を守っていきたい」と話します。

雑草の侵食から作物を守ることは、広い目で見れば地域の自然環境や景観保持にもつながります。地域の農業に携わるさまざまな人が連携して、オオアレチノギクという難題の解決に挑むこの町のチームワークもまた、安心安全な農業を支えているのです。

非選択性茎葉処理除草剤『ザクサ液剤』とは?

2011 年の発売から来年で10年を迎える『ザクサ液剤』は、従来の除草剤では効き目が感じられなかったオヒシバやオオアレチノギクなどにも効果を発揮することから、年々出荷量が増加している注目の商品です。使用時期は地域によっても異なりますが、100〜200倍に希釈して雑草に散布すると、1〜3日程度で効果が現れ始め、7〜14日程度で枯れてしまいます。

根まで枯らさないタイプの液剤のため、水田畦畔や傾斜地が崩れる心配は無用。環境負荷が低く安全性の高い成分のため、農業用途はもちろん、家庭菜園や庭のお手入れなどにもおすすめの液剤です。

JAグリーン能美の店頭に並ぶ『ザクサ液剤』。この地域では、すっかりおなじみの定番商品に

オオアレチノギクをはじめ、雑草の被害にお悩みの方はぜひ、『ザクサ液剤』を試してみてはいかがでしょうか。

『ザクサ液剤』の詳細はこちら

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【取材協力】

北次農場
石川県能美郡川北町字朝日イ24
TEL:076-278-2743
FAX:076-278-4715

【問い合わせ先】
ザクサ普及会
北興化学工業株式会社 [事務局]Meiji Seika ファルマ株式会社
東京都中央区京橋2-4-16
TEL:03-3273-0177

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