【インターンシップ募集】口コミから世界進出! 一貫体制の牧場でオリジナルにこだわる。様々なステージでの活躍ができる牧場へ潜入

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【インターンシップ募集】口コミから世界進出! 一貫体制の牧場でオリジナルにこだわる。様々なステージでの活躍ができる牧場へ潜入

【インターンシップ募集】口コミから世界進出! 一貫体制の牧場でオリジナルにこだわる。様々なステージでの活躍ができる牧場へ潜入
最終更新日:2020年10月21日

宮崎県の南西部に位置する小林市。霧島連山を間近に望む環境がもたらす自然と湧水、そして耳慣れない人にはフランス語に聞こえる方言も魅力の一つになっている町です。土地の恵みは農業や畜産に活かされ、特に和牛の育成や肥育が盛ん。日本一の宮崎牛を送り出すほどの高い技術を持つ、畜産レベルの高い地域でもあります。そんな地域に西ノ原牧場が産声をあげたのは1982年。社長の中西さんが小林市で畜産を学び始めて7年後のことでした。試行錯誤を経てたどり着いた一貫体制や自社ブランドの確立、時代とともに変化する働き方など、興味深い話をうかがってきました。

飼料やブランドまですべてオリジナル!
世界からも認められた和牛の魅力とは

西ノ原牧場・代表取締役の中西徳人さん。行動力と粘り強い研究で自社ブランドを確立させました

社長の中西さんはもともと兵庫県出身。言わずと知れた人気銘柄である神戸ビーフの肥育農家に生まれ、幼い頃から当たり前のように牛の世話をしていた経緯もあり、迷いなく畜産の道に進んだそうです。家業は弟さんが引き継ぎ、中西さんはサポートのためにこれまで経験のない繁殖・育成を学ぶため親族がいる小林市へ。「神戸ビーフ作りに欠かせないのが、いろんなブランド牛のルーツとして使われる但馬牛。実は私、この但馬牛の味わいがとても好きで。最初は知識や技術の習得が大きな目的でしたが、しだいに自分の手で、但馬牛に並ぶような牛を育てたいとの思いが強くなっていったんです」。

「コクがあるのにしつこくない」。溢れる旨みとさっぱりした後味で海外でも喜ばれています

今では、繁殖から肥育まで一貫した体制で、常に2000頭ほどを肥育している西ノ原牧場。厳しい基準をクリアしなければならない宮崎牛の生産をはじめ、『なかにし和牛』や『なかにしプレミアスペシャル和牛』といった自社ブランドも確立しています。特に自社ブランドは中西さんが求める「しつこくなく、あっさりしているのにコクがある味わい」を実現。口コミをきっかけに宮崎市のシェラトンホテルで提供されたり、独自で開拓したルートでマレーシアやフィリピンへ提供したりと、国内外で認知を広げてきています。ただし、現在に至るまでは決して順風満帆ではありませんでした。最初は肥育農家として独立し、目指す味わいを追求していた中西さん。ところが肥育は、仔牛の質や相場に左右される点もあり、味も利益もなかなか結果が出ません。そこで「繁殖からやってみよう」と方針を転換。一貫体制へと舵を切ったのです。

こだわりの餌で目指す味に仕上げる

よく食べ、よく眠る。牛がいつもリラックスできるよう管理するのが重要かつ難しいポイント

世界中から高い評価を獲得している日本の和牛。各地にブランド牛が存在し、全国和牛能力共進会という大規模な品評会が催されるなど、業界全体で牛肉の味や質の向上に取り組んでいます。そんな中、中西さんは「他ではマネできない肉を作りたい」と試行錯誤。自身が目指す「しつこくなく、あっさりしているのにコクがある味わい」の追求に乗り出しました。
肉の味は種牛(血統)によって変わります。しかしその後の育成・肥育によって、全体のバラつきを少なくすることも可能です。中西さんが着目したのは牛が食べる餌でした。理想としている但馬牛の肥育で与えている餌を研究し、さまざまな組み合わせを試します。牛はとても繊細な生き物。餌が合わなければ病気をしやすくなったり、最悪の場合は死んでしまったりと、畜産農家として大きなリクスを伴うチャレンジでもありました。「失敗も苦労もありました」と話すのは、中西さんが目利きに全幅の信頼を寄せている篠原さんです。篠原さんが西ノ原牧場に入社したのは2005年。畜産農家に生まれたものの、牛には興味がなく、入社前は水泳やプールエクササイズのインストラクターとして働いていたそう。よって、入社時に畜産の知識や経験はほとんど無し。現在は肥育の中でも出荷前の大事な後期を担当しながら、管理職として後進の育成にも携わっています。

月齢に応じて餌を配合。いつ、どんな餌を食べさせればいいかを見極めるまで10年ほどかかったそう

「月齢によって餌の内容を分けています。例えば、肥育の前期・中期は体づくりのための餌、後期はサシを入れて味を仕上げるための餌など。飼料以外にビール粕やみりん粕、菌床の他、牧草も数種類を使い分けていますね」。大事なのは、しっかりと餌を食べる牛をつくること。繁殖から肥育まで一貫体制なら、管理しやすいメリットがあります。驚いたのは生後3ヶ月からの育成時期の餌。この時期に胃を鍛えると後々の食べっぷりがよくなるため、与える餌がとても重要になるとか。餌の配合は細かくマニュアル化され、作り方になるべく差が出ないよう専任スタッフのみが関わるという徹底ぶり。トライアンドエラーを繰り返して得たデータの蓄積が、今の品質の高さや安定した出荷量につながっているのです。

畜産に関わる働き方は一つじゃない!

牛を育てる現場だけでなく、販売接客、加工、調理などで活躍できるステージがあるのも魅力です

西ノ原牧場のスタッフの年齢は、平均すると30代。ベテランはもちろん、若い世代が定着して現場を盛り上げています。筆頭が前述の篠原さん。「父親に頼まれて勉強をするために入った」という世界でしたが、繁殖から肥育までのあらゆるステージで牛の世話を行い、牧場の運命を左右する餌づくりにも携わったことで牛をつくり上げる面白さを実感。餌はもちろん、牛のストレスを減らす環境整備に着目し、牛舎の修理や改良といった大工仕事も自らこなす毎日です。
入社当時は年齢も知識も一番下で理不尽な思いも経験。「後輩に同じ思いはさせたくない」と、昔気質だった現場の仕組みを少しずつ変える努力をしていきます。以前との変化を尋ねると、一番に出た回答が「トップダウンがなくなったこと」でした。「中西社長の現場に対する意見や要望は、いったん管理職である私たちが受け止めるんです。そこでよーく議論して、方針ややり方を決めた上で現場に下ろす。部署間での情報共有もできるので現場も迷いなく動けます」と篠原さん。このスタイルを構築してから、ボトムアップもスムーズになったと言います。他に、経験の浅いスタッフを年代の近い先輩がケアする体制を整えるなど、働きやすい職場づくりに尽力。そうした取り組みが離職率の低さにも表れています。

小林市内にレストランと直売店を展開。生産・直売のスタイルで自社ブランドの認知も高まっています

また、西ノ原牧場は出荷後の牛肉を自社で提供する直売店とレストランを展開。自社製品のファンを生み出す精肉や販売接客、調理といった働き方の幅が広がりました。さらに、直売店とレストランによって肥育まででは叶わなかった消費者からのダイレクトな反応を受け取れることに。「お客様の求める味を知るのは大切です。何より、喜んでくれる顔や声がすぐに届くのは現場の励みになります」と中西さん。同様に、顧客やふるさと納税に関する対応を行う部署もあります。それぞれに専門的な知識や技術に長けたスペシャリストが在籍。それらを学びながら、丹精込めてつくった牛肉の美味しさを伝える仕事にチャレンジできる点もチェックしたいところです。

求めるのは「向上心を持っている、牛好きな人」

スタッフの育成にも注力。生き物相手の仕事ながら、休日も確保できるよう制度改革が進んでいます

牛づくりでは順調な歩みが続く西ノ原牧場。「より良い品質をつくり続けていくのは当たり前。でも生き物相手の仕事は緊張と責任がともないます。だからこそ、牛のことを忘れて楽しめる日を設けたい。しっかり休んでのびのび働ける環境が理想。スタッフあっての企業ですから」と、未来を見据える中西さん。
福利厚生の充実とともに、牧場に対する安全性・品質などを確保する『農場HACCP』の2020年度内取得に動いており、将来的にはより基準の厳しい制度『JGAP』の認証を目指しています。また、すでに加工場がハラールフードの認定を受けるなど、安心・安全に対するこだわりは世界のニーズに応えることにつながるはずです。
現状に甘んじることなく、広い視野と意欲的な取り組みを行う西ノ原牧場が求めるのはどんな人材? 現場で人材を育ててきた篠原さんは、「向上心を持っている人。即戦力じゃなくても、コツコツと努力できる人なら大丈夫。それと大前提に“牛が好き”であってほしい」と話します。牛づくりにはたっぷりの手間と愛情が必要ですが、その分だけ返しもらえるのがこの仕事の醍醐味。インターンシップでは、牛も人も大切に考える一貫体制の畜産を体感することが可能。興味を引かれた方は現場で働くナマの声を聞いてみてはいかがでしょうか。

これからの畜産を俯瞰で見て、自社の取り組みに生かす西ノ原牧場。ともに成長できる職場です


【お問い合わせ】
株式会社西ノ原牧場

〒886-0006 宮崎県小林市北西方2324
TEL:0984-27-1135
FAX:0984-27-0382
ホームページはこちら

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