ハーブは食べるだけじゃない! お風呂に使えると聞いて。
窓際菜園では、数種類のハーブも育てています。
部屋に緑があることで癒やされるのはもちろん、ハーブティーにしたり、炭酸水に入れたりと毎日の飲み物を少しアレンジするのにぴったりなんです。
そんな見ても育てても食べてもイイ!ハーブですが、他にも(手軽な!!)活用方法はないものかしら?とネット検索してみると
あるじゃないですか
ハーブ風呂
そういえば、日本にも昔から菖蒲(しょうぶ)湯やゆず湯ってものがあるじゃないですか。
それのハーブ版、
いいじゃないですか!
仕事に家事に疲れた、アラフォー男子の体を癒やすハーブ風呂。
いいじゃないですか!!
実際に作って入ってみました。
ハーブ風呂のいれ方をいくつか確認
まずは、いくつか種類があるハーブ風呂のいれ方を比較します。
主流は3つ
- ドライハーブを使う
- アロマオイルを使う
- 生のハーブを使う
結論を言うと、どれもお風呂に入れるだけです。簡単です。
ハーブ風呂のいれ方:ドライハーブを使う
市販のドライハーブをお風呂へ入れます。
ただ、ドライハーブをそのままお風呂に入れると葉っぱが散らばって掃除が大変とのことなので洗濯ネットやお茶パックに入れた方が良さそうです。
ハーブ風呂の入れ方:アロマオイルを使う
アロマオイルは香りの調節(=オイルの量の調節)がしやすく、自分好みのハーブ風呂にしやすそうです。
ハーブ風呂の入れ方:生のハーブを使う
こちらがもっとも簡単な方法です。
収穫したばかりのハーブを、お風呂へ入れます。
ただ、これもドライハーブと同様に洗濯ネット等に入れると後処理が楽そう。
とにかくラク!手間なし!!が信条の僕は、当然生ハーブを使うに決定。
あぁ、早く癒やされたい。
ハーブ風呂の準備。気をつけることは?
続いて準備に入ります。
部屋にあるハーブの量だけでは心もとなかったので、数鉢ハーブを買い足しました。
どんな種類を買っても、食べたり香りを嗅いだりで楽しめるのがハーブのいいところですよね。
あとは洗濯用ネットを用意します。
次に、ハーブを集めます。
庭などでハーブを育てていて「増えすぎちゃった」という人は、株ごと抜いて根を切ってそのまま束ねちゃうでもいいでしょう。
窓際菜園だとそうはいかないので、剪定(せんてい)も兼ねてチョキチョキ切っていきます。
大きくなりすぎないように剪定したハーブをお風呂に使うのは、無駄がなくていいですね!
切る時は節の上を切るとわき目が伸びるのでご安心を。
こうして、数種類のミントを中心にローズマリー、ラベンダー、レモングラスなどをミックスしたものができあがりました。
量は、おおよそ40×32センチの洗濯ネット1つ分です。
(後からお風呂に入れるハーブの量を調整できるよう、1/3ずつを3つのネットに分けて使いました)
準備万端!
さて、どうなるのか!!
ハーブ風呂に入ってみたよ!
まずは、お風呂にネットを1つ入れて様子を見ます。
特にハーブ的な香りはしません。
気にせずザブン
※ 撮影のため、水着を着て入っています。ご安心?ください。
…
全く香らないな
2袋目を投入します。
お湯でもむと香りが出やすいそうなので、もみます。
…
……
まだ香らないです。
3袋目を投入します。
…
……
………
ほ、ほのかに香る、かな!?
後から調べたところ、お風呂の温度(今回は40度)くらいだとハーブの香りが抽出されにくいそう。
鍋などでハーブを煮出してエキスを抽出し、それをお風呂に入れる、というやり方もあるそうです。
さて、これはやばいですね。
僕のミスで香りは少しな上に、写真が映えない!
これでは、ビジュアルがただの温泉の薬草風呂ではないか!!(イメージ)
「もうネットから出せばいいじゃん」
撮影係をしていた妻の一言で我に返り、ハーブを全てぶちまけます。
映えてきました。
そして、ぶちまけたことによって感じた意外な効果は非日常感!
いつものお風呂が、いつもの毎日が、お手軽に家で育てられるハーブを入れるだけでちょっと変わるんです。
個人的には、オシャレな映画の主人公になった気分でした。
お風呂に入ったまま、クラッカーにクリームチーズとサーモンを乗せて食べて、シャンパンを飲む、みたいなことをしたくなりました。
全てのハーブを入れたお風呂の様子がこちらです。
ハーブ風呂、家庭で入るときの注意は?
今回使ったハーブの量ですが
- 高さ30センチから50センチほどに育った各種ハーブ8鉢を使用
- ハーブそれぞれ全体の1/3〜1/4を収穫
したものでした。
これで、前述した通りおおよそ40×32センチの洗濯ネット1つ分です。
もし洗濯ネット3つにパンパンに入れようとすると、我が家の8鉢分のハーブはほぼ丸刈りになっちゃいそうですね。
また、ネット1つ分の香りは「フワッと」する程度で、数時間後に入った妻からも同様の感想が得られました。
以上から、生のハーブを高温で抽出せずにハーブ風呂に使い、かつ誰でも「いい香りがする」と感じられるくらいにするためには相当な量を使う必要があるということがわかりました。
一方、「ハーブの葉っぱをお風呂に浮かべる」ことで感じられる非日常感は非常に手軽でコスパもいいので、例えばハーブを浮かべつつ香りはアロマオイルで補うという方法もいいかもしれません。
最後に、ハーブ風呂の注意点を。
皮膚に異常を感じたら、すぐにハーブ風呂をやめ、よく洗い流しましょう。アレルギーを起こす可能性があります。
また、妊娠中のハーブの使用には注意しましょう。ハーブの中には妊娠中に使わない方がいいとされているものもあるため、ハーブ風呂に限らず、よく調べて慎重に使用する必要があります。
あとは、今回僕が実感した注意点。
レモングラスをそのままお風呂に入れると、刺さって痛いですよ!!
思いがけずいい経験ができたハーブ風呂でした!
アラフォー男子の窓際菜園、次回をお楽しみに!!