プンタレッラとは?
プンタレッラは、イタリア・ローマでは代表的な冬の野菜。キク科のチコリの仲間でカタローニャという野菜の一種です。英語では「アスパラガスチコリ」と呼ばれており、株の中心から出てくるアスパラに似た花茎をメインで食べます。中は空洞で、シャキシャキした食感、チコリ独特のほろ苦さがあり、これがプンタレッラの魅力でもあります。
プンタレッラには花茎が細くて長い品種と太くて短い品種があります。私はどちらも栽培しましたが、太い方が料理のバリエーションも広がりますので、最近ではこちらのみを栽培しています。

プンタレッラの太いタイプ
プンタレッラを栽培したきっかけ
私が初めてプンタレッラの種をまいたのは2010年の7月。今から10年前のことです。当時は、西洋野菜の栽培にはまっていた時期で、暇さえあればインターネットで調べていました。チコリの種を探していた時、偶然見つけたのがプンタレッラです。
種の説明には、その特徴についていろいろと書かれていたのですが、中でも印象に残った2つのポイントがありました。
「ローマっ子に人気」
「驚くような奇妙な外見」
これに私の栽培意欲がかき立てられ、栽培を始めることになったのです。
プンタレッラの食べ方
プンタレッラの最も有名な食べ方はサラダです。若芽(花茎)を縦に細く切り氷水にさらします。さらしておくとクルッとカールしてきます。水気を切って、アンチョビ、ニンニク、白ワインビネガー、オリーブオイルで作ったソースと和えます。生で食べるのであれば一番のおすすめ。

プンタレッラとトマトのサラダ
葉もサラダとして食べることができますが、苦いので少量加える程度で。
その他にもフリットやパスタの具にするなど加熱してもおいしく食べることができます。特にフリットとの相性は抜群です。フキノトウやタラの芽、ウドのように、苦みがある山菜を天ぷらにして食べてきた日本人であれば、苦みのあるプンタレッラが好きになると思います。

プンタレッラのフリット

プンタレッラのパスタ
プンタレッラの育て方
プンタレッラの種はオンラインショップで入手できます。
基本の栽培方法はフェンネルとほぼ同じ。チコリの仲間は虫が付きにくいのでそれほど気にしなくて大丈夫です。

プンタレッラの種
栽培の流れ
種まき
7月中旬~下旬。5×5のセルトレイに4~5粒ずつまいて1本に間引きます。
植え付け
9月中旬。株間50センチ、畝幅90センチ。
収穫
11月中旬。花茎を刈り取ります。

植え付けたプンタレッラの苗
根を残して2回収穫
フェンネルと同じく冬に収穫した後、根を残しておくと春に再び生育が始まります。春にまた花茎の収獲ができ、そのまま収穫せずに放置しておくとスクスクと伸びていき成長した穂先を楽しむことができます。
春の収穫を目的とする場合は、栽培期間が長くなりますので、他の作物の栽培とのバランスを考えて場所を選ぶ必要があります。

春に復活したプンタレッラ
柔らかそうな若い穂先を収穫します。苦みもそのままプンタレッラの味ですので、サラダやフリットで食べることができます。

プンタレッラの穂先
まとめ
まだまだお店で見かけることは少ないプンタレッラ。栽培は難しそうなイメージはありますが、実は意外と簡単です。虫の被害も少ないので家庭菜園でもおすすめ。水にさらしてカールしたプンタレッラとアンチョビのソースで食べるサラダは絶品です。ぜひ、栽培してみてください!


















