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コロナ禍での水田転作品目に。加工用トマト機械収穫栽培の可能性

コロナ禍での水田転作品目に。加工用トマト機械収穫栽培の可能性

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、米需要の減少に拍車がかかっています。
飲食店等の外食需要低迷は言うまでもありませんが、20年産米は供給過剰も相まって、米価が6年ぶりに下落となりました。こうした現状を踏まえ、多くの米農家の頭をよぎったであろう“転作”という選択肢。その中でも、加工用トマトの機械収穫栽培がおススメです。その理由を、成功者の話をもとにひも解いていきます。

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米価が6年ぶりに下落した2020年。同年は豊作となったこともあり、米の生産量が適正量を大きく超過。過剰供給に加え、人口減少や消費者の米離れも追い打ちをかけました。
2013年、こうした事態を想定したかのように加工用トマト栽培を始めたのが、岩手県八幡平市の岩崎さんです。加工用トマト栽培を始めた動機について、「水田転作が可能で、契約栽培による価格安定と全量買取り方式に魅力を感じたからです。初めは手収穫栽培でしたが、夏の収穫作業が大変だったので、2015年より機械収穫栽培へ切り替えました。おかげさまで収穫が楽になり、今では栽培面積も約2haまで増やすことができました」と話します。

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排水溝(左)、ブームスプレイヤーで防除している様子(右)

水田で加工用トマトを栽培するポイントは、排水対策と適期に防除することです。トマトは水に弱い作物であるため、水田転作圃場へ作付けするためには地下水位を低くするために(約1m)排水溝を設置しています。

適期防除についてはカゴメ株式会社が作成した栽培計画に基づき、定期的に防除を行い収量安定化に努めています。2020年は全国的に長梅雨でトマト栽培に適していない気象の中、岩崎さんは単収6.9t/10aと高収量を確保し、農業経営の安定化に貢献。栽培されたトマトは食品メーカーである同社へ納めています。

カゴメ株式会社は2025年のありたい姿として「食を通じて社会課題の解決に取り組み、持続的に成長できる強い企業」というテーマを掲げています。そんな中、同社では国内加工用トマト需要増に対応するために、加工用トマト栽培の面積拡大に取り組んでいます。
現在、加工用トマトの契約栽培農家を募集中。水田転作の品目として興味を持たれた生産者の方はぜひ、カゴメの話を聞いた上で検討してみてはいかがでしょうか。

▼契約栽培募集エリアは以下の通り
宮城県、福島県、埼玉県、栃木県、茨城県、千葉県、群馬県、長野県、新潟県、静岡県


【お問い合わせ】
カゴメ株式会社 野菜事業部 フィールドグループ 那須事務所
担当:室井、薄井、阿久津
☎ 080-2167-0762または080-2194-9099
8:30~16:30(土日・祝日除く、なお、月金は休みの場合があります)
ホームページはこちら

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