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農地のリメイクをプロデュース 地下かんがいシステム『RaRaSui』

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農地のリメイクをプロデュース  地下かんがいシステム『RaRaSui』

農業の持続的発展と農村の振興を目指して、政府は令和3年度から5年間の新たな土地改良長期計画を策定しました。デンカ株式会社では、国内シェア50%を有する農業用暗渠水管(トヨドレン)を活用した地下かんがいシステム『RaRaSui(ララスイ)』を全国展開し、“水田の汎用化”と“農地の大区画化”などに寄与しています。

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  1. パイプメーカーとして唯一、地下かんがいシステムを販売
  2. 国内3工場で生産、全国販売でシステム導入をサポート
  3. システム各製品は現地に合わせて単独設置可能

地下かんがいシステムで農業と農村の課題を解決へ

土地改良長期計画(令和3~7年度)の政策課題として掲げられるのが、生産基盤の強化による農業の成長産業化です。水田の汎用化や農地の大区画化が具体的な方策。これら生産基盤の整備によって、高収益作物への転換による産地収益力の強化と生産コストの削減を目指すとしています。同計画には初めてSDGs(持続的な開発目標)への貢献が盛り込まれ、農業生産性の向上や湿害・干ばつへの適応力も求められています。

「これらの政策課題に貢献できるのが『地下かんがいシステム』です」と、デンカ株式会社環境資材部長の渡辺充さんは話します。
地下かんがいシステムとは、ほ場の地下に埋設された暗渠排水管をかんがいに利用することで、水田の汎用化、湿害・干ばつ対策、適期作業の実現、水管理の適正化・省力化などを実現する仕組みです。同社は農業用暗渠排水管を全国販売する唯一のメーカー。国内約50%のシェアを持ち農地の排水改良に貢献してきたノウハウと技術力で『RaRaSui(ララスイ)』を開発しました。

ほ場の水管理をラクに簡単に

■「RaRa水閘」水田を汎用化
水田の汎用化には、地下水位・土壌水分のコントロールが欠かせません。同製品は暗渠排水管に接続し中筒の伸縮によって田面プラス20cmからマイナス40cmまで(※)無段階に水位調節を行える製品です。水稲栽培時の深水かんがいや畑作時の地下水位調節の機能を合わせ持ち、水稲の乾田直播栽培や作物の高品質・安定多収に寄与します。近年の異常気象による干ばつ・湿害対策にも有効です。製品は20cmの伸縮機能を有し畦畔と同じ高さに設置が可能なため農業機械や草刈り機の接触による破損の心配もありません。
(※)製品タイプにより異なります

■「RaRa排水口」排水を迅速化
軽量で施工しやすいポリエチレン製の排水口。二重シャッターで田面プラス20cmから0cmまで、無段階で水位調整ができ、豪雨などで設定水位を超えた際の迅速な排水、水稲の生育ステージに合わせた水管理を実現できます。また、畑作時は土留め板、二重シャッターを外すことによって田面マイナス20cmの明渠排水に対応可能です。

汎用田化、大区画化がもたらす農業の可能性

「デンカ株式会社では、『RaRaSui』で排水路管路化についてもサポートしています。排水路を管路化することで落下事故を防ぎ、草刈り作業の軽減などのメリットもあります。また、排水路の地中化に伴い、大型農機が排水路上を通行でるようになれば、作業効率や生産性はさらに向上し、農地の大区画化の推進につながります」(渡辺さん)

『RaRaSui』を導入した地域では、水田の汎用化に伴って高収益作物の導入や稲作の直播栽培、ほ場の大区画化などが期待されます。また、大豆や麦などの高品位安定多収栽培を実現することで、食料自給率の向上にも寄与する可能性を秘めています。

「収益性と自給率の向上を支え、魅力ある農業をつくる一助になりたいと思います」と渡辺さん。「できるをつくる」をコーポレートスローガンに、新時代へ向けて『RaRaSui』が強い農業の基盤を構築します。

農業法人への導入事例

株式会社サンフレッシュ海津
代表取締役 髙木健一さま

2018年から、キャベツ、ジャガイモのほ場の一部で『RaRaSui』を導入しています。
導入区で収穫したジャガイモは、『RaRaSui』を導入していない対照区と比較して約20%多く、キャベツでも対照区10a当たりの収量5010tに対し、導入区では5519tと、約10%高い結果となりました。


デンカ株式会社 エラストマー・インフラソリューション部門 
環境資材部長
渡辺 充(わたなべ みつる)さん
1964年新潟県生まれ。入社35年目。アグリ・肥料部門で課長、札幌支店長を務め、東北支店長として震災復興に携わる。2016年より現職。

【問い合わせ先】

株式会社デンカ

環境資材部環境資材課
TEL 03-5290-5545  FAX 03-5290-5709
札幌支店
TEL 011-205-6868 FAX 011-205-6978
東北支店
TEL 022-223-9214 FAX 022-713-6780
名古屋支店
TEL 052-561-1570 FAX 052-571-7843
福岡支店
TEL 092-263-0837 FAX 092-263-0845
『RaRaSui』の詳細はこちら

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