“課題解決のスペシャリスト”が農園を突撃! ワークから見えてきた課題と理想
生産者と消費者の生活を豊かにし、確実に次の世代につなぐことを目標に、日本や世界の農業を支える大手農薬メーカーの「コルテバ・アグリサイエンス日本株式会社」とマイナビ農業がタッグを組んだ企画『AGRe:make(アグリメイク)』シリーズ。待望の第二弾は“課題解決のスペシャリスト”こと佐川友彦氏が全国の農園を訪問し、抱える課題の分析や魅力発掘をお手伝いする出張型ワークショップです。
今回訪れたのは、群馬県高崎市の柴崎農園。トマトを中心に多品目を通年栽培し、地元のスーパーなどに出荷するほか、地域の小学生向けに食育活動にも取り組んでいます。直接販売の利点を生かした経営や、”情報通”な母・絹代さんとネットワークの広い長女・郁子さん、そして栽培技術向上に意欲を燃やす長男・州史さんの存在により、野菜にファンがつくほど地元では有名な農園です。
そんな柴崎農園の目標は、家族経営の良さを生かしながら法人化すること。他にも面積拡大や農家レストランの開業、地域貢献活動への取り組みなど、やってみたいことがたくさんある柴崎農園ですが、課題となるのは「役割分担」と「責任の所在」、そして「事業継承のタイミング」。
普段面と向かって話し合うことのない柴崎農園の親子が、課題と農園の未来を本気で議論しました。そして佐川さんが導き出す課題解決への道筋は…。