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低濃度でアブラムシを即撃退! リンゴ生産量日本一の産地が採用する防除の切り札

低濃度でアブラムシを即撃退! リンゴ生産量日本一の産地が採用する防除の切り札

リンゴの不快害虫として知られるアブラムシ。夏の気温上昇とともに発生し、時には生育を阻害するほど影響を与えることがあります。快適な作業環境を整え、質の高いリンゴを収穫するために、生産量全国1位の青森県の農家が採用するアブラムシ防除の「切り札」とは?

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家業のリンゴ農家を継ぎ、経営拡大を目指す

リンゴ農家に生まれた阿部善将さんが会社勤めを辞して就農したのは、10年ほど前のことでした。現在は全体の6割を占める「ふじ」を中心に、世界一、ジョナゴールド、トキなどのリンゴを、3.3haの農園で栽培しています。

徐々に色づきはじめたリンゴ

「実は、結婚した当時は農家を継ぐつもりはなかったんです」
と阿部さん。奥様に就農の話をした時は少し難色を示されましたが、いずれ家業を継ぐかもしれないことはある程度予想していたようで、反対されることはありませんでした。現在も奥様は看護師として仕事を続けていますが、休日には阿部さんの畑仕事を手伝うこともあります。

阿部善将さん

「リンゴ農家も後継者不足の問題は抱えており、農地面積は減少傾向にあります。でも、みんな色々工夫しているので、収量はそれほど下がっていないんです。法人化して大規模経営を行うリンゴ農家も出始めているので、私も頑張っていきたいと思います」

年々難しくなるアブラムシ防除

青森県の中でも特にリンゴ栽培が盛んな平川市で、この10年間にあった大事件といえば、5年ほど前の黒星病の大発生です。青森県内では収量3〜4割減という農家もあったほどで、阿部さんの農園でも1〜2割ほど収量が落ちてしまいました。

「農薬に耐性のある菌が出始めていたのに気づくのが遅れてしまったため、大爆発してしまったのです。その時は県全体で防除体系を見直し、徹底的に対策することでなんとか乗り越えました」

こうした経験も踏まえて注力したのが、アブラムシの防除です。主に葉の部分に寄生するアブラムシは、直接被害をもたらすことは少ないものの、排泄物で果実や葉を汚す厄介な存在。作業中に虫が顔や身体につくことで不快感をもたらします。大量発生すると葉の生育を阻害し、リンゴの生育不良に発展する恐れもあります。

葉に寄生するアブラムシ

気持ちよく作業できる環境が整い、良い品質の果実を収穫できること。そのためにはアブラムシ防除が欠かせませんが、これまでの薬剤では十分に防除できなくなっている点が気になり始めていたのです。

1回の散布でその日のうちに効果を実感。『トランスフォーム™ フロアブル』

そんな時、阿部さんが出会ったのが『トランスフォーム™ フロアブル』です。
最大の特徴は速効性にあり、散布から数時間後にはアブラムシが落下している状況が確認できるほどです。

「試しに使ってみたところ、1回散布しただけで目に見える効果があったので驚きました。朝の涼しいうちに散布したら、夕方にはアブラムシが落ちていたのです。これまでの剤だと効果が出るまでに1週間かかるものもあったので、これだけ早く効くのは初めてです」

『トランスフォーム™ フロアブル』

アブラムシは夏の気温上昇とともに発生します。近年は温暖化の影響もあってか、冷涼な青森県でも7月上旬に25度を越えることが出てきました。30度を越えるとリンゴの木に近づくのも嫌になるほど大発生してしまうこともあるようです。

「7月上旬まではこれまで使ってきた薬剤で抑えて、多発した時に『トランスフォーム™ フロアブル』を撒いて一気に叩くという、いわば『切り札』的に使用しています。周りの農家にもお勧めしていますが、良い評判はすぐに広がるのでみんな使っているんじゃないでしょうか」

少ない労力で大きな効果

『トランスフォーム™ フロアブル』の使用方法

阿部さんの農園で散布にかかる時間は約1時間。リンゴの場合は4000倍に希釈して使用します。

散布すると有効成分が茎葉内に浸透。さらに上位の茎葉に移行する浸透移行性と浸達性があるため、薬剤がかかりにくい葉の裏や、散布後に展開する葉にも一定期間防除効果が期待できます。低濃度で効くだけでなく、残効性も優れており、薬液が乾燥した後は雨が降っても効果が持続するのも安心です。

「新規系統で、他の薬剤との交差抵抗性がないのも安心です。また、複数の薬剤を混ぜて1回で散布できるのも有り難いですね(※)。もちろん、あまり多種類を混ぜると効きが悪くなるので、5〜6種類必要な場合はちょっと面倒でも2回に分けて散布しています」

※本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。

わい化栽培は大きな初期投資が必要なものの、植え付けから4年ほどで収穫でき、単位面積あたりの収穫量も多いというメリットがあります

阿部さんは、地元で開講される「りんご剪定士養成事業」などで新しい技術を学び、積極的に取り入れています。現在採用している栽培方法は2つ。マルバカイドウを台木とする旧来の方法に加え、早期多収で省力化が図れるわい化栽培も取り入れました。

「リンゴ栽培には技術が必要です。新しい情報がないと取り残されてしまうので、勉強が欠かせませんね。でも、リンゴは手をかければかけただけ良い実を付けてくれ、良い実が採れれば収入も上がるので、やりがいのある仕事だと思っています」

近年は個人でネット販売を始めてみたところ、評判は上々。お客様から「おいしかった」という声が直接届くため、モチベーションアップにもなっているようです。

真っ赤に色づいたリンゴ

常に新しいことに挑戦してきた阿部さんは、現在では会社員時代を大きく上回る収入を得られるまでに経営を拡大しました。さらに今後は農園の面積拡大にも挑戦し、更なる収量アップを目指します。

【取材協力】
青森県平川市
阿部 善将さん

【お問い合わせ】
コルテバ・アグリサイエンス日本株式会社
〒100-6110 東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー
『トランスフォーム™フロアブル』の商品詳細はこちら

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