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緑肥の効果とは? 元田んぼに植えたセスバニア、その後

武井 敏信

ライター:

緑肥の効果とは? 元田んぼに植えたセスバニア、その後

農業を始めて一度の営業もせずに、現在は栽培した野菜の95%をレストランへ直接販売しているタケイファーム代表、武井敏信(たけい・としのぶ)です。
現在、姫路で田んぼを畑に変えるプロジェクトに携わっています。前回は土壌改良のために水はけ改善の対策をし、3つの畑のうち1つにセスバニアをまきました。あれから約2カ月。緑肥の効果を検証してみました。

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田んぼから畑への転換、梅雨時期は避けるべきと実感

前回は、兵庫県姫路市に本社のある企業の農業参入にあたって、私が畑のコンサルティングを依頼されたものの、借りられた畑は元田んぼだったため、まずは土壌改良に着手したところまでをお伝えしました。

前回の記事
田んぼから畑へ転換! 水はけはどうする? 土壌改良への挑戦
田んぼから畑へ転換! 水はけはどうする? 土壌改良への挑戦
農業を始めて一度の営業もせずに、現在は栽培した野菜の95%をレストランへ直接販売しているタケイファーム代表、武井敏信(たけい・としのぶ)です。 2020年12月、兵庫県姫路市の企業から、農業部門立ち上げのコンサルティングを依頼…

改めて畑の見取り図を見てみましょう。

畑の展開図

6月にアーティチョークを植えた東の畑。土壌改良材のココピートを投入する予定だったのですが、夏に続いた長雨の影響で、ココピートを投入する前にダメになってしまいました。比較的丈夫なアーティチョークですので、根が生きていることを願って植えていた場所にココピートを厚めにまいてみましたが、希望むなしく、今回は復活することはありませんでした。現在は草が伸びてしまっていますが、今後土が乾いたところでハンマーナイフモアを使ってすきこみ、改めてスタートします。

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