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吹きすさぶ寒風をシャットアウト。蒸れずに体感プラス5℃、防風インナーで作業してみた

吹きすさぶ寒風をシャットアウト。蒸れずに体感プラス5℃、防風インナーで作業してみた

凍てつく寒さが肌身にこたえる真冬の農作業。寒風吹きすさぶ日も畑に立つ生産者を暖かく支えたいと、ニチモウが厳冬に生きる人専用の「防風インナー」を作りました。1世紀にわたり一次産業をバックアップしてきた同社だからこその機能性を徹底追求。透湿防水フィルムで冷気をシャットアウトし、蒸れない快適さを実現しました。このインナーを寒さが厳しい長野県塩尻市のワイン用ブドウを栽培する農業生産法人「メルシャンヴィティコール塩尻株式会社」で1年かけて着用いただき、使用感を率直に聞いてみました。

日本ワインの銘醸地、塩尻・桔梗ヶ原で畑からのワイン造り

長野県塩尻市は日本ワインの先駆的な産地。
「シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー」の1985年ヴィンテージが権威ある国際コンクールで大金賞を受賞したことをきっかけに、塩尻・桔梗ヶ原は一躍国内外に知られるようになりました。
標高700mの盆地に広がり、昼夜の寒暖差が大きく、土壌の水はけがよいブドウ栽培の適地。

この土地で伝統ある「畑からのワイン造り」を継承したのがシャトー・メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリーであり、その活動の中でブドウ栽培を担っているのが農業生産法人「メルシャンヴィティコール塩尻株式会社」です。

1999年から現在の桔梗ヶ原ワイナリー内にある箱庭ヴィンヤードで試験的に垣根式栽培を導入、2000年には塩尻市桔梗ヶ原地区にて垣根式栽培を本格的に開始、2016年には塩尻片丘地区に自社管理畑を広げています。桔梗ヶ原地区では赤ワイン品種のメルローを主体に約3ha、片丘地区の斜面ではメルローに加えてカベルネ・フラン、2021年に初収穫を迎えた白ワイン品種ピノ・グリなどの栽培を試みながら約14haの畑で植栽を進めています。

現在は、代表取締役の高瀬秀樹さんをはじめ6人の社員によって新しい畑造りが進められています。2025年にすべてのブドウの苗木の植え付けを完了させ、2031年の成園化を計画しているそうです。

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「ことしは9月10月の雨が少なく、ブドウの出来はすごくいいです」と代表取締役の高瀬秀樹さん

2021年産のブドウは11月初旬に仕込みを終えたところ。白ワインは翌年から出荷できますが、赤ワインは約1年半は樽の中で熟成させ、さらに瓶で熟成。一番遅いものは2026年に出荷されるそうです。そして、冬場の12月から3月末にかけて、約3万本の剪定作業が待っています。

厳冬の剪定作業、藁にもすがる思いで「防風インナー」を着用

周囲の山から吹き下ろす風の通り道。冬の寒さが厳しい塩尻では、ブドウを凍害から守る藁巻きが風物詩です。

2019年にメルシャン株式会社の藤沢工場から転勤した岩谷拓郎さんは、「空気が乾燥しているから余計に寒さを感じます」と冬の厳しさを語ります。凍えるような寒さの中でも、剪定作業は朝から夕方まで行われます。

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温暖な静岡県出身の岩谷拓郎さん。塩尻の寒さに衝撃を受けたそうです

これまでは、一般的な吸湿発熱素材の肌着やスポーツ用ウインドブレーカー、さらにジャンパーなど3~4枚を重ねて寒さをしのいでいた岩谷さん。しかし作業開始から1~2時間を過ぎると熱がこもって暑くなり、上着を脱ぐと汗ばんだ体に吹きすさぶ風で冷える感覚が不快だったと言います。
「冬の作業中着るものは悩みます」と他の社員の皆さんも口をそろえます。

そこで2020年の冬、ニチモウが一次産業のために商品開発した「防風インナー」を試しに着てもらいました。

1年近くにわたって試着を続けた岩谷さんは、「トップスは作業中でも蒸れにくく、パンツはお尻と膝にクッションがあるので、地面に膝を付く作業で擦れたり小石の痛みに怯えたりすることがなくなりました」とコメント。夜に洗って翌朝には乾き、またしっかりした作りなので長く使え、ヘビーローテーションで着まわしていたそうです。「重ね着をすればするほど動きにくく作業効率が落ちるので、厚着をしなくて済むこともメリットです」と太鼓判を押してくれました。

この日、初めて着てもらった高瀬社長と社員の相馬博通さん、遠山翠さんにも印象を聞いてみました。「生地がしっかりしていますね。デザイン性も高く使いやすいですし、半地下のワイナリーもこの一枚で過ごせそうです」(高瀬社長)。「体にフィットして肌への感触も心地いいです」(相馬さん)。「腕まわりがモコモコしないので動きやすく暖かいですね」(遠山さん)。皆さん、気に入っていただいたようです。

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社員の相馬博通さんと遠山翠さん。2人とも異なる襟のタイプのものを着用していますが、どちらもおしゃれ。インナーに見えないところもおすすめポイント

 
 

一次産業の生産者に特化、防風インナー開発にかける熱い思い

「防風インナー」の暖かさの秘密は、透湿防水フィルム「ブリーズテックスハイパー」にあります。
この特殊フィルムをポリエステルで挟んだ生地を使用することで、外からの風雨をブロックして肌からの湿気は膨潤機能で蒸散されます。さらに輻射熱で体を温めるというメカニズムです。
動きやすいように背中にストレッチ素材、脇部は蒸れを防ぐメッシュ素材を使用。薄い肌着を着た上にミドルインナーとして使用するといいでしょう。

漁網製造会社としてスタートしたニチモウは、一次産業の労働環境の厳しさをよく知っています。

商品担当の小泉徳晃さんが開発の思いを語ってくれました。「一次産業のために我々は何ができるかを考え、ウェアに注目しました。数十年前と比べて重機などは発展しているのに、衣料はほとんど改善されていないと感じたからです」。

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ニチモウ株式会社 化成品営業部 小泉徳晃さん

コストは一旦放念し、ウェアの性能の開発を最優先。厳しい労働環境で求められる機能をとことん追求しました。
特殊フィルムを全面に使い、普段着ではむしろ不要な膝と尻のパットも、膝を付いて作業し冷たい場所に座る人のために付けました。体感温度はプラス5℃、非フィルム品と比べて防風性能450倍のハイスペックです。
厳冬の海で操業する漁師、北海道の大地でスノーモービルを駆る作業者も愛用しているそうです。

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透湿防水フィルム「ブリーズテックスハイパー」。薄くて軽い特殊なフィルムです

小泉さんは開発の背景に、一次産業への危機感と思いがあると言います。
「自然の厳しさと向き合う一次産業は担い手不足が深刻です。弊社以外にも幅広い分野でいろいろな企業が業界に参入して、一次産業を活性化させる一助になることができたら」。

一次産業のための防風インナーで、冬の寒さも越えて行こう

剪定を前に高瀬社長に抱負を聞くと、「ブドウ栽培は今年の成果を翌年に活かすことの繰り返しです。最終計画の約5万本になったときに効率よく品質の高い剪定ができるようにお互いの能力を高め合っていきたいです」。
この言葉に「自分の技術を磨いて創意工夫を追求し、チームの成熟度を高めたいです」と岩谷さんが応えます。

「冬の畑は葉も実もなく静かに見えますが、来年のブドウを作るために非常に大事な時期。健康が第一なので防風インナーを着てコンディションを整えたいですね」と相馬さんが語ると、「ブドウをじっくり見ることができる冬の作業が好きです。暖かく快適により充実した冬を過ごせることが楽しみです」と遠山さん。
ワイン生産に畑から携わることは造り手の喜びでもあります。

 
厳寒の冬が訪れます。一次産業への思いを込めた「防風インナー」で大事な冬の作業を暖かく快適にしませんか。

お問い合わせ先

ニチモウ株式会社 化成品営業部 第二チーム
住所:東京都品川区東品川2-2-20 天王洲オーシャンスクエア
電話:03-3458-3675
Mail:kaseihin2t@nichimo.co.jp

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