乳牛の改良のすごさを実感⁉
「繁殖農家」は雌牛を飼養して子牛を生ませ、約10ヶ月齢まで育てて家畜市場に出荷するんだ。
「肥育農家」は家畜市場で子牛を購入し約20ヶ月ほど肥育してお肉として出荷する。
繁殖と肥育を一貫して行う農家もいるが、ウチのように和牛の繁殖もする酪農家は最近では全然珍しくないな。
受精卵移植は優良な家畜を増やす家畜改良の有効な手段とは聞いてましたが、市場価格の高い優れた和牛の増産と乳牛の生乳生産を同時に行うのは経営上非常に合理的ではありますね。
一方で、牧場で搾乳をする乳牛の後継牛が不足してしまわないよう乳牛の雌の子牛も確保したい。牧場の牛たちにどんな子牛を生ませるかはよく考えておかないとな。
※※※次回予告(毎月第3水曜日更新予定)※※※
お楽しみに!