6代目が描く新しい梨農家の形
日本有数の梨産地である千葉県船橋市。国道沿いにズラっと梨直売所が何軒も連なる一角に、明治時代から続く「芳蔵園(よしぞうえん)」があります。芳蔵園の6代目・加納慶太さんは、就農して7年目です。
「これからは、ただ果実をつくって売るだけの経営だと危ないと思っています。梨の収穫は8〜10月、台風やゲリラ豪雨など気候が不安定な時期とモロ被りします。これまでやってきて、100パーセント収穫できた年なんて1回だけです」。
せっかくつくった梨をロスなく届けられるように、ジャムやシードル、ドライフルーツやフルーツサンドなど、斬新な加工品を続々と開発。6代目として、新しい芳蔵園のあり方を模索しているところです。
そんな加納さんに、新ハイゼット ジャンボに試乗してもらいました。
「新ハイゼット ジャンボ」を試乗
「うわ、色がカッコイイー…」と、登場した新ハイゼット ジャンボを見るなり呟く加納さん。実は以前よりボディカラーを選べるのが気になっていたようです。
ジャンボは「ビッグキャビンとリクライニングシート」が最大の特徴で、一般的な軽トラックと比べると天井が高く、車内も広いつくりになっています。
また新ハイゼット ジャンボは、安全機能も充実しています。進化した13種類の予防安全機能「スマートアシスト」※1の搭載や「電子制御式4WD」「スーパーデフロック」などの機能に加えて、荷物満載時や視界不良時でも心強い「視界補助パック(スマートインナーミラー/バックカメラ)」※2がメーカーオプションでつけられます。
※1スマートアシストの機能はグレード別設定で、一部はメーカーオプションです。
※ 2ジャンボ エクストラ、ジャンボ スタンダード、ハイルーフにメーカーオプション
尚、加納さんも気になっていたボディカラーは、標準色のホワイトとブライトシルバーメタリックの他に、メーカーオプションの「選べるカラーパック」から5色が選べます。(今回試乗した車両のボディカラーは「選べるカラーパック」のファイアークォーツレッドメタリック)
「新ハイゼット トラック」「新ハイゼット ジャンボ」紹介記事はこちら
車内が広いぶん、通常の新ハイゼット トラックより荷台は少し狭くはなっていますが、「これ入るんじゃないですかね?」と、加納さんが試しに6尺(1,800mm)の脚立を載せてみると、見事にすっぽり収まりました(荷台フロア長1,990mm※)。
※社内測定値
よく軽トラックで運ぶという改植時に出てきた丸太も、1段積みでかなりの量を積むことができました。
車内の広さにも「めっちゃ広いですね。ハンドルと太腿のあいだの空間が広くて、すごいラク」と気に入ったところで、いざ出発!
「この辺りは、車1台しか通れないような狭い道だとか、雨が降るとぬかるみになってスリップしやすい未舗装道路がたくさんあるので少し心配です」と話していた加納さんですが、試乗では心配していた道も難なく突破。さて、加納さんの感想はどうだったのでしょうか?
乗ってみてどうでしたか?(試乗後インタビュー)
見た瞬間、「カッコいい」と言われていましたね
めちゃくちゃカッコいいです。ファイアークォーツレッドメタリックですか? 軽トラックで赤色は見たことがなかったので、欲しくなりました(笑)。軽トラックだって、カッコいいほうが良いに決まっています!
ずばり、乗り心地はどうだったでしょうか?
いやぁ、広いですね。軽トラックとは思えない。リクライニングシートだし、天井も高いですね。車内でゆっくり休憩できますし、遠出もできちゃいそうです。
シートの後ろの広い収納スペース、これもいいですねぇ。買い物をした後、食事とかで寄り道をした際に買った荷物を荷台に載せたままにするのが心配でした。でも、これなら車内にいっぱい荷物を置けますね。いつも荷台に載せている剪定バサミも安いモノじゃないですから。快適なのもそうですが、これだけ車内に荷物を積めるスペースがあれば防犯にもよいかと思います。
スマートインナーミラーやバックカメラはどうでしたか?
畑って忙しい時ほど色んな物が落ちているんですよ。バケツとか支柱とか脚立とかが死角になる部分に置いてあると、ときどき踏んでしまう。バックカメラで確認できればラクだし安心ですよね。
スマートインナーミラーは、ふつうのルームミラーとそんなに違和感がなかったです。それよりも鮮明に映りますね。レバーをカチッとするだけで鏡面モードからデジタルモードに切り替えられるし簡単。荷物を山盛りにした時でも安全に運転できるので、これなら軽トラックを使っている祖父や妻、従業員にも安心ですね。
ジャンボの荷台はどうでしょうか?
よく使う6尺の脚立やちょっとした丸太、作業用の道具が積める。これだけ積むことができたら十分ですよ。
途中、かなりぬかるんだ道もありましたが…
あの道は、雨が降ったあとは4WDにして通るんですけど、4WDを切り忘れて曲がりにくいっ!と、いつも慌てるんです(笑)。
電子制御式4WDだったら、必要に応じて2WD/4WDに自動で切り替わるんですよね※。スゴイなぁ。スタックした場合も、デフロック機能があるから安心ですね。
※路面状況に応じて自動的に2WD/4WDを切り替えるのは、「4WD AUTO」モード選択時となります。
加納さんが、試乗前から気になっていた安全機能はどうでした?
車の近くに物があると、ピッピッと鳴りました。もっと近づくと、音のテンポが変わりました。びっくりしたのが、車内にあるディスプレイですよ。大事な標識があったら認識して、映し出して知らせてくれるんですね。うちの家の前にある、少し見落としやすい場所にある標識もちゃんと認識して表示されてましたね(笑)
加納さんが体験した「ピッピッ」という音は、フロントに2個、リアに4個ある「コーナーセンサー」が反応したもの。障害物までの距離に応じて警告音が変わります。
運転に不慣れな人でも、狭い道での運転や車庫入れが安心してできる便利な機能です。
これらの他にも、衝突の危険性が高まった場合には緊急ブレーキで減速する「衝突回避支援ブレーキ機能」、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を抑制する「ブレーキ制御付誤発進抑制機能」など、合計13種の予防安全機能「スマートアシスト」が搭載されています。
■スマートアシストは、ドライバーの運転支援を目的としているため、機能には限界があり、路面や天候等の状況によっては作動しない場合があります。機能を過信せず、安全運転を行ってください。
スマートアシストの機能はグレード別設定で、一部はメーカーオプションです。
詳しくは販売会社におたずねいただくか、ホームページをご覧ください。
軽トラックも「安心」「快適」「カッコいい」!
「さすがにこれだけ色々な機能があれば、祖父や妻、従業員にも安心して乗ってもらえそうです」と、加納さんが笑います。
正直、軽トラックは『仕事の車だから』と割り切っていた部分がありました」と呟く加納さん。カッコよさも安全性も快適さも求めることなく、「軽トラックだからしょうがない」と諦めていたようです。
「でも新ハイゼット ジャンボなら、広いし、ふんだんに快適装備も付いていて言うことなしです。しかもこのボディカラーなんて、まるで高級スポーツカーみたいじゃないですか」。そんな加納さんの話に、熱心に耳を傾けるダイハツ担当者。加納さんが梨業界を発展させてきたように、ハイゼット トラックも大きな進化を遂げています。
■紹介した装備はグレードによって設定が異なり、一部はメーカーオプションです。詳しくは販売会社におたずねください。
【取材協力】
芳蔵園
千葉県船橋市二和東2丁目7-7
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新ハイゼット スペシャルサイト
ダイハツ工業株式会社 公式ホームページ