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農業IoT「てるちゃん」がもたらしたイチゴ農家の躍進。シンプル機能のスマート農業で温度管理の手間を軽減!

農業IoT「てるちゃん」がもたらしたイチゴ農家の躍進。シンプル機能のスマート農業で温度管理の手間を軽減!

農業における担い手不足や経験不足などの問題解決に効果を発揮する「スマート農業」。ICT(情報通信技術)やロボットなどを用いた技術が進化するなか、「難しくて理解できない」「使いこなせる自信がない」など、興味はあるものの、導入に抵抗がある生産者が多いのも現状です。 “農業IoTはもっと生産者に寄り添うものでなければならないー”。そこで開発されたのがKDDIウェブコミュニケーションズが提供する農業IoT「てるちゃん」です。山形県河北町のイチゴ農家の導入事例から、シンプルながらも頼もしいその実力をひも解いてみましょう!

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料理人から生産者へ。山形県河北町に移住・就農した若きファーマーの挑戦

日本で最も四季がはっきりしていると言われる山形県。その内陸に位置する河北町(かほくちょう)は、サクランボや洋ナシ、リンゴ、モモなどの果樹をはじめ、水稲、大根、キュウリ、トマト、イチゴと寒暖差を利用した多種多様な農作物が栽培されています。その恵まれた土地に魅せられ、神奈川県横浜市から移住・就農した生稲 洋平(いくいね・ようへい)さんの前職は料理人。山形で農業を営む奥さまの実家を訪れるたびに食材の豊さに感動し、就農を決意したのが2007年のことです。

「料理人として大切にしていたのは、おいしい料理を作って喜んでもらうこと。フィールドが厨房から畑に変わっただけでその思いは生産者になった今も変わりません」(生稲さん)

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現在、イチゴ、サクランボ、モモ、洋ナシの他、ヘーゼルナッツ、ハーブ、イタリア野菜と多品目を手がける生稲さんは「かほくイタリア野菜研究会」に所属、副理事長を務めています。料理人の知識や経験を活かしたその活動は、会員からも頼りにされる存在です。

「研究会発足のきっかけは、イタリア料理のシェフから国産のイタリア野菜を河北町で作ることはできないか、という相談でした。しかし、生産技術の腕は確かでも専門分野が異なるイタリア野菜となれば、食べたこともなければ見たこともない生産者がほとんど。ゼロからの挑戦でした。栽培技術の研究を重ねながら情報を共有し、料理人が求める高品質なイタリア野菜の生産を目指し法人化したのが2011年のことです」と、当時を振り返るのは河北町商工会の芦埜 貴之(あしの・たかゆき)さん。

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研究会の統括マネージャーも務める芦埜さんは料理人だった生稲さんに協力を仰ぎ、生産者にイタリア野菜を使った料理を提供。そのおいしさにイタリア野菜の可能性を見いだした生産者は栽培への意欲を高めていきます。

シェフと話し合いを重ね、300種類以上あるとされるイタリア野菜からメインとする栽培品目に選んだのは高級冬野菜「トレヴィーゾ」。イタリア野菜の王様とも呼ばれるトレヴィーゾは芯から葉先の中心部は白く、それと対比するかのような鮮やかな真紅色の長い葉が特徴的な野菜です。

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この独特の容姿を作るのが露地と水耕による2段階の栽培方法です。2月上旬、畑で育ったトレヴィーゾを収穫した後、日光を遮断したハウス内に設置した水を張ったプールに2週間から20日間ほど浸します。こうすることで葉の白い部分はより白く、鮮やかな真紅はより深くなり、しっかりと水を吸い上げることによって独特の食感が生まれます。

「この時、ハウス内の温度、湿度、照度を監視するシステムとして試験的に導入したのが『てるちゃん』です。異常を検知すると電話とメールで知らせてくれるシンプルな機能はイチゴ栽培にも活用できると思いました」(生稲さん)

イチゴの品質のカギを握る「温度管理」。過去には花を枯らせた苦い経験も

生稲さんが丹精込めて育てるイチゴ「おとめ心」は、山形県が14年間かけて交配育成した甘味酸味のバランスの良い品種です。10月に定植をし、3月下旬から6月上旬まで収穫が続きます。品質を高めるうえで最も重要なのが「温度管理」と生稲さんは話します。

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山形県の品種「おとめ心」。イチゴミルクのような甘い香りと、甘味と酸味のバランスのとれた味が特徴です

「イチゴは生育時に5度以下の低温を累計600時間あててから加温を開始すると花芽のつきが良くなります。また保温時の温度が40度を超えるとイチゴが暑さに負けてしまいます。イチゴ栽培において温度管理は本当にセンシティブな作業です」

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ハウス内の温度は天候によってはわずか数十分で急激に変わるため、あっという間に40〜60度になってしまうことも。実は、イチゴ栽培に乗り出した初年度、予想以上にハウス内の温度が上昇したことで収穫を間近に控えた2月にイチゴの花が枯れてしまった苦い経験を持つ生稲さん。以来、その日の気温や空の色などを見ながら圃場(ほじょう)に設置した温度計をチェックし、ハウスを頻繁に開閉しながら温度調整を行ってきました。多品目を栽培する生稲さんにとって、とても大きな負担になっていたことが容易に想像できます。

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「ハウス内の温度が気になって、夜中に圃場に行ったり他の作物の作業の途中、1時間おきに温度をチェックしたりと、労力以上に精神的負担がかなり大きくなっていました。そんな時に『てるちゃん』を知り、こんなにシンプルであれば自分でも使いこなすことができるとすぐに導入を決めました」(生稲さん)

「てるちゃん」で温度管理の負担と精神的不安が軽減

「てるちゃん」は、圃場に設置したセンサーがハウス内の温度、湿度、照度を監視し、異常を検知すると電話またはメールで知らせるシステムです。監視する時間帯や間隔、通知の条件を設定することで温度管理の精神的負担や圃場移動のロスを軽減することができます。

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その仕組みは至ってシンプル。子機(センサー)を圃場に設置し、親機(ルーター)を電源に接続するだけで設置完了。生稲さんはハウス内の温度が42度になった際は緊急性を要するため電話での通知を、それ以外は1時間ごとにメールで通知する設定にしているそうです。

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「『てるちゃん』自体にハウス内の温度を調整する機能はありませんが、ハウスに向かう迷いを解消してくれます。導入費用も1組約25,000円、ランニング費用は月あたり約2,500円と、リーズナブルなのも魅力です」(生稲さん)

温度管理の負担が大幅に軽減されたことが後押しとなり、生稲さんはハウスを現在の2棟から4棟に増設予定とのこと。また、「てるちゃん」からのお知らせにより、離れた場所にいてもハウスの状態を常に把握できるようになったことで品質向上が期待できると言葉を続けます。

「温度チェックのためにハウスに行く回数は減ったのに、『てるちゃん』導入前より温度を丁寧に管理できるようになりました。そのおかげか、今年は例年に比べて花つきが良く、大きく咲きました。収穫がとても楽しみです」

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収穫時期にもなるとハウス全体がイチゴミルクのような甘い香りに包まれる「おとめ心」。今年は昨年にも増して芳醇な香りがハウスを満たすことでしょう。

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「てるちゃん」がスマート農業の導入ハードルを下げる

作業負担や経験値を補う農業機器の自動化やロボット化、センシング技術によるデータの蓄積など、農業界に新風を吹きこむスマート農業。しかし、その裏には機器を使いこなせなかったり、高額な導入費用に尻込みをする生産者がいるのは否めません。生産者のリアルな声に耳を傾け、寄り添うことで開発された『てるちゃん』は、スマート農業の入口として、生産者の意識の変化を促し、導入のハードルを下げることにも期待が寄せられます。

国産イタリア野菜を町の新たな特産品に昇華させた河北町では、高付加価値農業の確立への取り組みが若手生産者を中心に実践されています。生産者が本当に欲しい機能に特化した「てるちゃん」は、今後も頼れる“相棒”として河北町のファーマーたちを支えていくことでしょう。

【問い合わせ】
株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズ 農業IoT『てるちゃん』
〒107-0062 東京都港区南青山 2-26-1 D-LIFEPLACE 南青山 10F
◆『てるちゃん』の詳細はこちら
https://www.tel-chan.com/

◆ご利用のお申込み、事前のご相談はこちら
https://support.tel-chan.com/hc/ja/requests/new

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