マイナビ農業TOP > 農業経営 > 外国人が銀行口座を開設するには?意外と難しい開設の注意点や手順を詳しく教えます!【外国人雇用について考える第48回】

外国人が銀行口座を開設するには?意外と難しい開設の注意点や手順を詳しく教えます!【外国人雇用について考える第48回】

連載企画:外国人雇用について考える

外国人が銀行口座を開設するには?意外と難しい開設の注意点や手順を詳しく教えます!【外国人雇用について考える第48回】

執筆者:外国人採用サポネット編集部

社員やアルバイトとして外国人を雇うにあたって、銀行口座を新規開設してもらうケースがあります。特に地方では地方銀行を利用している企業も多いので、採用された外国人労働者が、その銀行の口座を有していない場合も多いのではないでしょうか。
採用された外国人労働者が困ることのないよう、企業はしっかりとサポートしてあげることが大切です。

そこで今回は、外国人の銀行口座開設について詳しく解説していきます。

twitter twitter twitter

外国人が銀行口座を開設するための条件

外国人が銀行口座を開設するためには、2つの条件を満たしている必要があります。

条件1. 仕事や留学で日本に6か月以上滞在している

ひとつめは、「仕事や留学で日本に6か月以上滞在していること」です。

在留期間が6か月未満の場合“非居住者”とみなされ、「非居住者円預金」の口座しか開設できません。外国に送金可能である一般的な普通口座は作ることができないため、自国に暮らす家族に仕送りを行いたい場合は注意が必要です。

ただし、ゆうちょ銀行などの一部の銀行では、在留期間が3か月以上であれば普通口座を作ることができるので、在留期間が3か月以上6か月未満の外国人を採用したい場合の問題解決方法として覚えておくといいでしょう。

また、銀行からの送金ではなく、「資金移動業者」を使って自国に送金するという手段もあります。ただし、銀行からであればほとんどの国や地域に送金が可能ですが、資金移動業者が送金できるのは一部の国と地域に限られているので、事前に外国人労働者の家族が暮らす国や地域への送金が可能かどうかを調べておくと良いでしょう。

▶出典:金融庁「外国人の方の預貯金口座・送金利用について」|PDF

条件2. 住民票を取得している

もうひとつは、「住民票を取得していること」です。

日本滞在期間が6か月を超えていても、住民票を取得していなければ銀行口座を開設することはできません。

外国人が銀行口座開設時に必要なもの

続いては、外国人が銀行口座を開設する際に必要なものを紹介します。

  続きを読む  

外国人採用に関するご相談はこちら

外国人採用お役立ち資料

特定技能はよくわからないと感じている方、特定技能外国人の採用を検討中の方向けに 特定技能の徹底解説資料を作成しました。基礎知識だけでなく多数の紹介実績の中で得たノウハウも紹介しています。

無料の資料ダウンロードはこちら

あわせて読みたい記事5選

関連記事

タイアップ企画

公式SNS

「個人情報の取り扱いについて」の同意

2023年4月3日に「個人情報の取り扱いについて」が改訂されました。
マイナビ農業をご利用いただくには「個人情報の取り扱いについて」の内容をご確認いただき、同意いただく必要がございます。

■変更内容
個人情報の利用目的の以下の項目を追加
(7)行動履歴を会員情報と紐づけて分析した上で以下に活用。

内容に同意してサービスを利用する