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リスク回避、作業効率アップ! 「稼げる農業」を実現する農場の共同経営のメリット

吉田 忠則

ライター:

連載企画:農業経営のヒント

リスク回避、作業効率アップ! 「稼げる農業」を実現する農場の共同経営のメリット

農業を始める人の多くは、「経営者になりたい」と思って就農する。脱サラ組には「組織に縛られたくない」と考える人も少なくない。だがそれだけが営農を発展させる道だろうか。東京都八王子市で共同で農場を開いた飯田祐己(いいだ・ゆうき)さんと株竹裕矢(かぶたけ・ゆうや)さんを取材した。

対等な農業経営者として、2人で就農

2人は2021年11月に農場を開いた。名前は「Y-FARM(ワイファーム)」。形式的には飯田さんが代表で、株竹さんが副代表だが、2人の立場は対等だ。栽培面積は約1ヘクタールで、ネギを中心に栽培している。2022年8月下旬から出荷を始めた。主な売り先は地元の飲食店やスーパーだ。

なぜ2人は就農したのか。それぞれの歩みをたどってみよう。

稼げる農業を目指して独立

飯田祐己さん

飯田さんは現在、34歳。父親は福島県の職員で新規就農の支援などの仕事をし、母方の実家は農家だった。そんな縁でもともと農業に興味を持っていたが、祖父母から「現実は厳しい」と言われていったん就職。だが農業への思いを断ち切れず、27歳のときに会社をやめて農業の世界に飛び込んだ。

独立して就農するまでの間に、八王子市内にある2つの農場で働いてみた。どちらも少量多品目で野菜を栽培するスタイル。飯田さんは「農場を自分の力で大きくしたい」と意気込み、生産と販売の両面で奮闘した。

いずれ独立することを前提に、2つの農場で働いたわけではない。どちらの農場も栽培に真摯(しんし)に向き合っており、その姿勢には共感できた。それでも自分でやってみることにしたのは、少量多品目の営農スタイルは手間がかかりすぎて、経営を大きくするのは難しいと思うようになったからだ。

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