パークマンサーが「ガチ農家」に! “最高においしい野菜”を届ける方法考えた!|マイナビ農業

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パークマンサーが「ガチ農家」に! “最高においしい野菜”を届ける方法考えた!

パークマンサーが「ガチ農家」に! “最高においしい野菜”を届ける方法考えた!

今やアーティスト兼農家となったパークマンサーさん。故郷の富山で農業する様子をショート動画やSNSで配信して話題になっています。芸能人が農業を始めてネットニュースをざわつかせる昨今ですが、パークマンサーさんの農業は「作るだけ」ではないよう。農業のその先も見据えたサービスを考えているパークマンサーさんに取材しました。

あのパークマンサーが農家に!

かつて放送されていたバラエティ番組「学校へ行こう!」の名物コーナー、「B-RAP HIGH SCHOOL」で人気を博したパークマンサーさん。globeの代表曲「Love again」のパロディで、無表情に「アホだな~」と歌う相方のKOIKEさんとは対照的に、踊りまくりながら「そうだよアホだよ~!」と白目をむくパークマンサーさんの姿はインパクト大でした!

そんなパークマンサーさんが今、ショート動画でまた人気を集めています。動画の背景には、なんと、畑。
「え? パークマンサーって農家になったの?」というつぶやきがSNSを駆け巡ったこともありました。
今、富山県で農家としても大活躍中のパークマンサーさんに、農業を始めたきっかけから現在までを聞きました。

■パークマンサーさん プロフィール
TBS系列の人気番組「学校へ行こう!」で一躍人気となった軟式globeのメンバー。ロッキンジャパン・ニコニコ超会議・プロ野球公式戦での国歌斉唱など多数のイベントに出演。SNSの総フォロワー数は50万人を超える。2020年1月、富山で農業を開始。

東京に負けて、農業開始!

――パークさんと農業って、意外な取り合わせなんですが、いつから始めたんですか?

パークマンサー

東京に負けて関東近郊に引っ越した2018年ですね。東京を離れようと友達に相談したら、東京近郊の家を貸してくれたんです。そしたら「親父が畑をやめることになったから、一緒に貸すよ」と言われて、その流れで。

――じゃあそこからすぐに本格的に農業を始めたんですか?

パークマンサー

当時は農業じゃなくて、家庭菜園みたいな感じでしたね。最初にニンジンを植えて、動画配信も始めて……。でも、家と一緒に借りた畑なのに、家からチャリ(自転車)で30分かかるんすよ! 2年続けたんですけど、だんだん畑から足が遠のいて、グダグダになっちゃって。ちゃんとオイラにプレッシャーをかけてくれる人がいないと3年目もグダグダになるなと。

――それでどうして富山に?

パークマンサー

富山は地元なんです。2019年に音楽フェスの仕事があって帰ってみたら、意外と自分のことを応援してくれる人がたくさんいるって気づいて。
親も年取ってきたし、オイラ一人っ子なんで、そろそろ富山と東京半々ぐらいで生活したいなと思い始めてたのもあって。それで「富山で農業しようかな」ってTwitterでつぶやいたら、知り合いが今の師匠とつないでくれて、畑を貸してもらえることになりました。

――畑で撮影したショート動画も大人気ですよね。

パークマンサー

ちょうど富山で農業を始めたころにコロナが広がり始めて、富山から出られない感じになっちゃったんすよね。それで、畑から新しい「アホだな♪」の動画をアップするようになったら「パークマンサーが農業やってる」ってマスコミとかにも取り上げられるようになって、芸能生活も好転し始めましたね。

――あのカメラを見上げるアングルで動画を撮るのは難しそうですが、もしかして一人で撮影してるんですか?

パークマンサー

一人でやってますね。三脚を一番高くしても高さが足りないから、畝の上に三脚を立てて撮影してます。イヤホンで音を聞きながら一人で踊ったりしてるから、シュールっちゃシュールですよね~。はたから見た人には「あの人何やってんだろう」って思われてますよね、絶対!

――周りの農家さんたちの反応は?

パークマンサー

うちの師匠がすごく理解のある人で、「あの人はそういう人だから」って周りに説明してくれてるんですよ。撮影してたら、近所の人に軽トラから「頑張って~」って声かけてもらえますよ。

――いい師匠に恵まれましたね。

パークマンサー

そうなんですよ。多分、オイラがどんなことをしているのかちゃんとはわかってないと思うんですけど、何でも「いいよ」って感じで受け入れてくれる。新しい作業をするときとか「これ、撮るよね」って言ってくれたりして。自分自身は映りたくないみたいなんですけど。

――今、どれくらいの規模で農業をやっているんですか?

パークマンサー

今はコメが9反ぐらい、スイカが3反半、ニンニクは1250本植えて半反で、あとエゴマ2畝ぐらいかな。エゴマは師匠が「今富山市がエゴマを特産物として打ち出してるから育ててみれば」って教えてくれたので育ててたら、富山市から声がかかって「富山えごま伝道師」になっちゃいました!

――スゴイ! またまた師匠のおかげ!

パークマンサー

2020年に初めて富山えごま伝道師に任命されて今年で3年目なんですけど、ここまでくると4年目任命されるかどうか不安になっちゃうんすよね~。だから早く殿堂入りしたい(笑)!

農作業中のパークマンサーさん

「野菜を野菜として売ること」の限界

――栽培品目を選ぶポイントがあるとか?

パークマンサー

基本的に、ダジャレになるものか、ストーリーがある野菜しか育ててないんですよ。スイカは「パークスイカー」、コメは「パークマイ(米)サー」、あと「アホ」……。あ! スペイン語でニンニクのことを「アホ」って言うんです。日本で一番オイラが育てるべき野菜です(笑)。
前はもっと多品目でやってたんですけど、うちの場合はキャッチーなものが売れるって、だんだんとわかってきましたね。

――農業って作るだけじゃなくて、売るほうも大事ですもんね。去年、八百屋も始められたそうですね。

パークマンサー

そうそう。2021年のパークの日(8月9日)に、「やおや八〇九(はちまるく)」をオンラインとリヤカーで始めました。
「八◯九」で「ぱぁぁぁく」ってことです(笑)。ちなみにロゴの漢字はglobeのマーク・パンサーさんに書いてもらいました!

――パークスイカ―、Twitterで「おいしい」ってコメントしている人たくさん見ました!

パークマンサー

本当にうれしいです! 初年度、梅雨の長雨でスイカを全滅させたんで、ちゃんと育ってくれるだけでもありがたいのに(笑)。
あと失敗でいうと、初年度は植える時期を間違えて全然大きくならなかったアホ(ニンニク)が今年はめちゃめちゃ成功したので、木箱入りの「最高級アホ」として販売しました! 若干売れ残りましたが……(笑)。
そんな経験をしていく中で、「野菜を野菜として売ること」よりも、もっと「自分たちの思いがこもった本当においしい野菜を育てて売ること」をしたいと思って、新しいサービスを考えました。
ということで、唐突ですいませんが、ここからはPRです(笑)。

――おお! パークさん、潔い(笑)! では、この後は新しいサービスについて聞いていきますね。

本当においしい野菜をどう売るか

――今回新しく始める新サービス「あぐりde(で)ぱくり」は、「本当においしい野菜を育てて売りたい」というパークさんの思いを反映させたものなんですか?

パークマンサー

そうですね。オイラにとっての「おいしい」は、糖度が高いとか、栄養価が高いとかではなく、作る人の顔や人となりがわかって、栽培の過程がちゃんと見えて、作り手の思いが食べる人に届くことで伝わるものなんです。料理も好きな人と食べたら「めっちゃおいしい!」って思うじゃないですか。

――パークさんの思いが伝わるサービスってどんなものなんでしょうか。

パークマンサー

「あぐりdeぱくり」は、お客さんに畑のオーナーになってもらって、そこでオイラと仲間で育てた野菜を直送します。一生懸命作る様子を見てもらって、その野菜を楽しみに待って、「やっと届いた、おいしい~!」っていう、本当のおいしさを届けるサービスです。

――パークさんと一緒に農作業をするというものではない?

パークマンサー

一緒に農作業はしないです。育てる野菜は会員になった人の好みなどをオイラが聞いて植えますけど、あとはオイラが育てる様子を応援してもらう感じです。育てる様子は、会員限定アカウントで配信したり、チャットで交流したりします。
もちろん、直接交流するイベントも予定していて、みんなで収穫した野菜を料理して食べたりできたらなと。

――では、このサービスのおすすめポイントはどんなところですか?

パークマンサー

今、東京では月1万円以上もするような小さな区画のレンタル農園のサービスとかもありますよね。でも、経験のない人が農業をやるって、結構ハードル高いと思うんですよ。だから最初はオイラがやる様子を見てもらって、こんな風にできるんだってワクワクしてもらいたいなと。
オイラも畑が遠くて農業がグダグダになった経験があるから、畑を借りても面倒になるんじゃないかと二の足を踏む人の気持ちもわかるんで、レンタル農園に挑戦する前段階としてもいいと思うんですよね。

――そして、パークさんが育てた野菜が食べられると!

パークマンサー

そう! もちろん味そのものがおいしいことは大前提なんですけど、「育てる人や生産過程がわかる野菜がおいしい!」というのがおいしさの基準になってほしいなと。自分が好きな人、信頼する人が汗水たらして作った野菜を「ぱくり」と食べておいしい。それが「あぐりdeぱくり」なんです。

――そういうおいしいの基準、素敵ですね! 「あぐりdeぱくり」の展開、とっても楽しみ!
っていうか、パークさんって実はマジメ……?

パークマンサー

それがっどうしたアホだよ♪

【画像提供】あぐりdeぱくり

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