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【福島県柳津町】豊かさを実感できる農業が根付くまち。歴史と文化が息づく“やないづ”で見つける、自分らしい生き方

【福島県柳津町】豊かさを実感できる農業が根付くまち。歴史と文化が息づく“やないづ”で見つける、自分らしい生き方

新しい土地で農業を始めたいー。でも、知り合いもいない、土地勘もない見知らぬ土地での就農に不安はつきもの。そんな新規就農者をあたたかく迎え入れてくれるのが福島県柳津町です。日本三虚空藏の一つとされる名刹・福満虚空藏菩薩圓藏寺を中心に「信仰の里」として栄えてきた歴史ある町には、豊かな生き方のヒントが町の至るところに散りばめられています。先輩ファーマーの声と共に、その魅力をたっぷり紹介します。

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奥会津の玄関口「福島県柳津町」ってこんなところ

東北地方の玄関口、福島県の会津地方西部に位置する柳津町(やないづまち)は、会津若松市から25キロメートルの地点にある人口約3000人の自然豊かなまちです。町を縦断する只見川(ただみがわ)のゆるやかな流れと雄大な山々のコントラストは目を見張る美しさ。行き交う人々の朗らかな笑顔は、町の暮らしやすさを物語っているようです。

古き良き日常が息づく柳津町にはここにしかない唯一無二の歴史と文化があり、それは町の人々の誇りそのもの。歴史、文化、温泉と、魅力満載の柳津町のおすすめスポットを厳選してご紹介しましょう!

福満虚空藏菩薩圓藏寺(ふくまんこくぞうぼさつえんぞうじ)


大同2年(807)に徳一大師によって開創。御本尊の福満虚空藏菩薩は弘法大師の作と伝えられます。日本三大虚空藏菩薩の一つに数えられ、丑寅年生まれの守り本尊として知られています。1月7日に行われる「七日堂裸詣り」は、一年の幸福と無病息災を祈る奇祭として知られています。春には対岸にある瑞光寺公園からの景色や周辺にある桜並木が。秋には紅葉が圓藏寺周辺を彩り、柳津屈指の名所となっています。

赤べこ伝説


ゆらゆらと頭(こうべ)を揺らす姿がなんとも愛らしい会津の民芸品「赤べこ」は、柳津町が発祥の地。福満虚空藏菩薩圓蔵寺の難工事を手伝った赤牛の話としても有名で、苦しい状況でも最後まで耐えた赤べこをモチーフにしています。また、疫病が流行った時にも赤べこを飾る家には疫病がなかったとされ、厄除けのお守りとしても重宝されています。

柳津温泉


只見川を見下ろす位置にあり、1200年の歴史を持つ柳津温泉。その昔、福満虚空藏菩薩圓蔵寺の参拝客がわらじを脱いだ宿坊もいくつか残っているそう。透明なナトリウム塩化物泉の湯は体を芯からあたため、名湯を求め県内外から浴客が訪れています。

古い歴史と文化を育んできた柳津町は「健康で幸せを実感できる町」を目指し、健康づくりの推進、子育て支援、農業、観光業を軸とする経済の活性化、生活環境の整備などに取り組んでいます。日本の原風景を残しつつ、生活インフラも整う柳津町はまさに、豊かさを実感できる町と言えるでしょう。

町の概要

【面積】175.82平方キロメートル
【人口】3,045人(令和4年11月1日現在)
【教育】・柳津町立会津柳津学園中学校
    ・柳津町立柳津小学校
    ・柳津町立西山小学校
【交通】JR只見線(会津柳津駅、郷戸駅、滝谷駅)
【医療機関】柳津町国民健康保険診療所ほか

柳津ファーマーに聞く「農業に生きる」理由とは

只見川の豊かな水源をはじめ、盆地特有の寒暖の差が大きい気候など、農業に適した条件がそろう柳津町。米を中心にキュウリやトマト、アスパラガス、花きなど多くの高品質な農作物が生産されています。
町の基幹産業でもある農業を生業(なりわい)とする3人のファーマーに、町の魅力や農業に生きる理由をお聞きしました。

米農家 齋藤 淳(さいとう・じゅん)さん ――――――

    

―Q1.就農までの経緯

齋藤さん

介護職に長年従事。家業である農業は休日に手伝う程度でしたが、父親の高齢を機に2020年、事業継承を決意。現在、委託分も含め、約10町歩の田んぼを担っています。

―Q2.栽培へのこだわり

齋藤さん

地形的に集積が難しい地域なので細かい水管理が重要。生育状況に応じた管理を行っています。

―Q3.農業の面白さ、やりがい

齋藤さん

手をかけた分だけ結果が返ってくる明確さです。時間も自分で管理できるため、会社員時代とは異なり、精神的負担がありません。

―Q4.農業の大変さ、苦労したこと

齋藤さん

自然相手の仕事なので、天候に左右される厳しさはあります。高齢化が進む中、一つの農家に耕作面積が集中しがちなので、若い担い手育成が今後の課題になるでしょう。

Q5. 就農希望者に一言

齋藤さん

1人でやるか、生産法人でやるかによって、目指す営農スタイルは異なります。まずは自分自身がどんな農家になりたいか、ビジョンを持つことが大切だと思います。

―Q6.柳津町の魅力とは

齋藤さん

自然、温泉、あたたかい人柄、たくさんありますがなんと言っても虚空藏さまでしょう。観光客も多く訪れ、小さい町でありながらいつも活気にあふれているように感じます。都会のような華やかさはありませんが、美味しい空気と食べ物、豊かな自然のなかで農業を営むことは、とても幸せだと感じています。

    

キュウリ農家 齋藤 健太(さいとう・けんた)さん ――――――

    

―Q1.就農までの経緯

齋藤さん

愛知県で生まれ、小学6年生の時に母の実家がある柳津町に移住。祖父母が営む野菜栽培を小さい頃から手伝っているうちに、自然と農業を志すように。専門学校を卒業した約10年前に就農をしました。

―Q2.栽培へのこだわり

齋藤さん

土壌作りです。もみがらなど有機物をまぜ、微生物を活性化する土づくりを行っています。ふかふかの土は団粒構造をもたらし、病害虫にも強い作物を育てます。

―Q3.農業の面白さ、やりがい

齋藤さん

柳津町に移住するまで、野菜はスーパーで買うものでしかありませんでした。祖父母が丹精込めて野菜を育てる姿に衝撃を受け、なんて尊い仕事なんだろうと感銘を受けたことを今でも覚えています。土にさわり、自然と共に生きる喜び。これこそが農業の面白さだと思います。

―Q4.農業の大変さ、苦労したこと

齋藤さん

栽培管理です。天候に関係なく生育状況に応じた作業があり、体が慣れるまでは大変でした。夏場はハウス内が40度を超えることもあるので、体調管理は大切です。

―Q5. 就農希望者に一言

齋藤さん

燃料費や資材の高騰により、農業も厳しい状況が続いています。でも、農業は職業としてなくてはならない存在です。柳津町のファーマーはとても優しく、協力を惜しみません。農業は1人でどうにかなるほど甘いものではないと思います。周りの力を借りながら、目指す農業を見つけてくださいね。

―Q6.柳津町の魅力とは

齋藤さん

人のあたたかさです。私自身、祖父母の手伝いをしていたとはいえ、いざ、就農してみるとわからないことだらけでした。そんな時、周囲の先輩農家が親切に教えてくれたり、農機を貸してくれたり、とにかく良い意味でみなさん世話好きなんです(笑)。ここで生きる人々こそが、柳津町の財産だと思います。

    

カスミソウ農家 井関 健一郎(いせき・けんいちろう)さん ――――――

    

―Q1.就農までの経緯

井関さん

農業短大卒業後、就農を志したのですが、一度社会を経験してみようという考えから一般企業に就職をしました。両親が葉タバコ農家を引退することを機に就農を決意。作付け品目にはトマトを検討していましたが、町の特産品であるカスミソウに魅力を感じ、花き農家になりました。

―Q2.栽培へのこだわり

井関さん

収益ももちろん大切ですが、それ以上に重視しているのが品質です。花は米や野菜のように口にするものではありませんが、心を豊かにする力があります。手にした方が「きれい」と感じてもらえるようなカスミソウ作りを心がけています。少しの変化にも気付けるよう、ハウスを巡回し、花の気持ちになって生育環境を整えています。

―Q3.農業の面白さ、やりがい

井関さん

花はとても正直です。手をかければ美しく咲いてくれます。目に見える成果が得られるのが農業の最大の魅力ではないでしょうか。コロナ禍になって自宅で過ごす方が増え、花の需要が増えつつあると感じています。花には心を癒す力があることを再認識すると同時に、花き農家であることに誇りを感じます。

―Q4.農業の大変さ、苦労したこと

井関さん

比較的作業負担が少ないカスミソウですが、一般的な仕事と比べるとやはり重労働と言える部分もあります。何時間も同じ姿勢で作業をしたり、夏の作業は高温になりがちなので、体力もかなり消耗します。でも、それは花も同じ。ここでしっかり管理をすることが品質向上につながります。花が気持ちよくきれいに咲くことができるよう、管理を徹底していきたいです。

―Q5. 就農希望者に一言

井関さん

繰り返しになりますが、手をかけた分だけしっかり応えてくれる農業は、やりがいを実感できる職業です。これこそが農業最大の魅力です。自分の裁量で仕事ができるので、やり方次第では自分の時間を作ることもできます。仕事にやりがいを持つということは、生きがいにもつながります。最初は大変と感じることもあるとは思いますが、柳津町にはサポートする仲間がたくさんいるので孤独感はありませんよ。

―Q6.柳津町の魅力とは

井関さん

自然、人など農業に適した環境です。米、野菜、カスミソウと選択肢があるため、自分に合った農業を見つけることができるはずです。また、若手を中心に情報交換が活発にされており、部会などを通した勉強会も盛んに行われています。私自身はJA青年組織の柳津支部長として、近隣の小学校の農業体験を支援しています。実作業以外にも、地域に根ざした活動ができることも町の魅力です。

    

あなたも柳津ファーマーの一員に!農業で歴史ある町を盛り上げよう

米、キュウリ、カスミソウなど、多彩な農作物が育まれる柳津町。生産者は日々、弛みない努力と情熱によって農業と向き合っています。今回、3名の先輩農家が見せてくれた笑顔からは、新規就農者を迎え入れる際のあたたかさを感じました。

現在、柳津町では新規就農者を募集中。農業で人と人をつなぎ、町のさらなる発展を目指しています。町では「未来の農業を担う若者応援給付金」として、国の青年就農給付金の要件に基づき、以下を上乗せで給付します。

未来の農業を担う若者応援給付金

●令和4年度以降の採択者 年間上限 200 万円
 (給付上限 600万円。給付期間3〜5年間)
 ※設備投資等の費用分のみ給付対象となります。

見知らぬ土地での就農の不安ー。
先輩農家や行政が一丸となって新たな仲間を支え、優しく迎えてくれる福島県柳津町なら、その心配は杞憂かもしれません。
あなたらしい生き方を、柳津町で見つけてみませんか?柳津ファーマーたちが待っています!

■お問合せ■
―福島県柳津町 赤べこ伝説発祥の地―
柳津町役場 地域振興課 農林振興係
〒969-7201 福島県河沼郡柳津町大字柳津字下平乙234
TEL:0241-42-2116

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