マイナビ農業TOP > 農業ニュース > マンガ【第0話】名前は知ってる石灰窒素。農薬、肥料、土づくり、3つの効果をマンガで解説

タイアップ

マンガ【第0話】名前は知ってる石灰窒素。農薬、肥料、土づくり、3つの効果をマンガで解説

マンガ【第0話】名前は知ってる石灰窒素。農薬、肥料、土づくり、3つの効果をマンガで解説

石灰窒素は、100年以上にわたり農家のみなさんに使われている農業資材。これひとつで、農薬、肥料、土づくりの3つの効果があることがロングセラーの大きな理由。聞いたことはあるけど使ったことはないという方のために、石灰窒素とはどういうものなのか、なぜ3つの効果を発揮するのか、どんな特徴があって、どんなときにどう使えばいいのかを、化学メーカーのデンカがマンガでわかりやすく解説していきます。まずは第0話「石灰窒素って なに?」からスタートです。

twitter twitter twitter

第0話 石灰窒素ってなに?

【まとめ】農薬成分が肥料に変わる!石灰窒素はとんでもない優れものだった

石灰窒素が農薬にも肥料にもなれるのは、有効成分のカルシウムシアナミドのおかげ。
カルシウムシナアミドは、土壌中の水に溶けると農薬成分のシアナミドになって雑草や病害虫に作用した後、ほぼ全てが肥料成分の尿素に変化します。同時に稲わらなどの有機物に対しては窒素成分、カルシウム成分が養分、pH等を整えるよう作用し、土着の微生物の働きがアップします。こうして有機物の腐熟促進材としても土づくりのお役に立てるというわけです。

農薬としてはこれひとつで除草剤、殺センチュウ剤、根こぶ病などを抑制する殺菌剤になり、肥料としては一般的な尿素や硫安と比べて長く効くことがポイントです。
農薬から肥料に変わる期間は、暖地で3~7日、寒地で7~10日ほど。農薬効果が切れてから播種・定植すればOKです。

ひと剤で何役もこなす石灰窒素は、残留農薬の心配もなく、お得で頼れる農業資材かも・・・!?

大きな期待を込めて、次回から農家さんの悩み別に石灰窒素の使い方を紹介していきます。

次の話を読む
マンガ【第1話】急増する水稲のジャンボタニシ被害。防除チャンスは春と秋、石灰窒素で一掃!
マンガ【第1話】急増する水稲のジャンボタニシ被害。防除チャンスは春と秋、石灰窒素で一掃!
田植後の若い稲を食い荒らすジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)。寒さに弱く冬を越せないはずが、近年、暖冬の影響か被害が拡大しています。このままでは欠株が生じてしまう恐れが。同時に「減収」の二文字が頭をよぎります。そこで、…

■お問い合わせ

デンカ株式会社
〒103-8338
東京都中央区日本橋室町2-1-1
お問い合わせはこちらから

石灰窒素の詳細はこちら

関連記事

タイアップ企画

公式SNS

「個人情報の取り扱いについて」の同意

2023年4月3日に「個人情報の取り扱いについて」が改訂されました。
マイナビ農業をご利用いただくには「個人情報の取り扱いについて」の内容をご確認いただき、同意いただく必要がございます。

■変更内容
個人情報の利用目的の以下の項目を追加
(7)行動履歴を会員情報と紐づけて分析した上で以下に活用。

内容に同意してサービスを利用する