マイナビ農業TOP > 農業ニュース > マンガ【第1話】急増する水稲のジャンボタニシ被害。防除チャンスは春と秋、石灰窒素で一掃!

タイアップ

マンガ【第1話】急増する水稲のジャンボタニシ被害。防除チャンスは春と秋、石灰窒素で一掃!

マンガ【第1話】急増する水稲のジャンボタニシ被害。防除チャンスは春と秋、石灰窒素で一掃!

田植後の若い稲を食い荒らすジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)。寒さに弱く冬を越せないはずが、近年、暖冬の影響か被害が拡大しています。このままでは欠株が生じてしまう恐れが。同時に「減収」の二文字が頭をよぎります。そこで、防除の一手となるのが石灰窒素です。農薬・肥料・土づくりの三役をこなす石灰窒素は、スクミリンゴガイの登録農薬(水稲)。その使い方をわかりやすくマンガで紹介します。

twitter twitter twitter

第1話:ジャンボタニシ対策

【まとめ】施用のチャンスは春または秋の2回! 石灰窒素によるタニシ退治はプラスの効果も

ジャンボタニシ防除での石灰窒素の利点は、農薬成分が水に溶けて田んぼ全体に広がること。そしてタニシ退治後は肥料(尿素)に変わることです。ポイントは散布のタイミング。田植前の春または稲刈り後の秋に、ジャンボタニシが活動する水温15℃以上でいざ実施。

春は、荒代かき後に3~4cm湛水し、2~3日置いて土中のジャンボタニシをおびき出して石灰窒素(20~30kg/10a)を散布。さらに3~4日放置してから代かきをし、2〜3日後に苗を定植します。石灰窒素20~30kgは窒素4〜6kgに相当するので、そのぶんの窒素肥料を削減できます。

秋は、稲刈り後に3~4cm湛水し、1~4日置いて石灰窒素(20~30kg/10a)を散布。田水は水路に流さず、自然落水させてください。石灰窒素が稲わらの腐熟を促進するので、地力向上にも役立ちます。

田んぼ全体に効いて減肥にも役立つ石灰窒素で、悩みの種だったジャンボタニシ対策が大きく前進ですね。

マンガでわかる石灰窒素シリーズ、次回は「雑草防除・除草目的」です。

前の話を読む
マンガ【第0話】名前は知ってる石灰窒素。農薬、肥料、土づくり、3つの効果をマンガで解説
マンガ【第0話】名前は知ってる石灰窒素。農薬、肥料、土づくり、3つの効果をマンガで解説
石灰窒素は、100年以上にわたり農家のみなさんに使われている農業資材。これひとつで、農薬、肥料、土づくりの3つの効果があることがロングセラーの大きな理由。聞いたことはあるけど使ったことはないという方のために、石灰窒素とはど…
次の話を読む
マンガ【第2話】厄介な雑草にも石灰窒素がお役立ち。効いたあとで肥料になって一石二鳥
マンガ【第2話】厄介な雑草にも石灰窒素がお役立ち。効いたあとで肥料になって一石二鳥
水田や畑地にはびこる厄介な雑草。抜いても抜いても生えてきて、防除に手を焼いていませんか。そこで、活用したいのが石灰窒素です。農薬として一年生雑草の防除効果が認められ、効いたあとは肥料になるので減肥につながり経済的です。…

■お問い合わせ

デンカ株式会社
〒103-8338
東京都中央区日本橋室町2-1-1
お問い合わせはこちらから

石灰窒素の詳細はこちら

関連記事

タイアップ企画

公式SNS

「個人情報の取り扱いについて」の同意

2023年4月3日に「個人情報の取り扱いについて」が改訂されました。
マイナビ農業をご利用いただくには「個人情報の取り扱いについて」の内容をご確認いただき、同意いただく必要がございます。

■変更内容
個人情報の利用目的の以下の項目を追加
(7)行動履歴を会員情報と紐づけて分析した上で以下に活用。

内容に同意してサービスを利用する