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マンガ【第2話】厄介な雑草にも石灰窒素がお役立ち。効いたあとで肥料になって一石二鳥

マンガ【第2話】厄介な雑草にも石灰窒素がお役立ち。効いたあとで肥料になって一石二鳥

水田や畑地にはびこる厄介な雑草。抜いても抜いても生えてきて、防除に手を焼いていませんか。そこで、活用したいのが石灰窒素です。農薬として一年生雑草の防除効果が認められ、効いたあとは肥料になるので減肥につながり経済的です。そんな石灰窒素の雑草防除、除草目的での上手な使い方を、わかりやすくマンガで紹介します。

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第2話:雑草防除・除草目的

【まとめ】タネまき・定植前が散布のタイミング、水に溶ける早朝・雨後がチャンス

石灰窒素は農薬として登録され、雑草防除の効果が認められています。雑草防除・除草目的での散布のタイミングは、タネまき・定植の1~3週間前。10aあたりの散布量は、水田30~70kg、畑地50~70kg。圃場全体に均一に散布します。

石灰窒素が効果を発揮するために必要なのが水分です。早朝や雨後などで葉や土が湿っていることで、葉にも付着しやすく、水に溶けた石灰窒素が根やタネに作用しやすくなります。

ここで知っておきたいのが、石灰窒素には休眠状態の雑草種子を発芽させる働きもあること。散布後に雑草が一斉に発芽した場合は、耕運するか除草剤で一網打尽にすると栽培時の発生を減らすことができます。

農薬として雑草防除に効いたあと、肥料にもなる石灰窒素。窒素20%を含んでいるので、そのぶんの基肥を減らせることも助かりますね。マンガでわかる石灰窒素シリーズ、次回は最も代表的な水田雑草のひとつ「ノビエ」防除です。

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