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40代の未経験者がブルーベリー農園を開業!就農を決意した決め手とは?

40代の未経験者がブルーベリー農園を開業!就農を決意した決め手とは?

「いつかブルーベリー農園を開業したい」その夢を「いつか」ではなく「今」に前倒ししたのは、40代・農業未経験のご夫婦。決意から2年弱で夢を叶えた決め手は、世界初の養液栽培システム『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』にあると言います。今回は、お2人が運営する『里山ブルーベリー農園 Wacca(ワッカ)』で、就農の経緯と現状について伺いました。

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貿易会社が開発!画期的なブルーベリー栽培システム

『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』を開発・発売しているのは、オーシャン貿易株式会社。1973年、日本で初めてタスマニアから牛ハラミを輸入した商社で、米田多智夫氏(会長)が設立しました。

食品輸入、果樹栽培関連、生花海外生産・輸入、食品輸出の4部門を展開するオーシャン貿易株式会社 代表取締役会長 米田多智夫氏

現在は水産物・青果物の輸入販売を主軸とする一方、北極圏で養殖されるブランドサーモンのプロデュースなど、単なる売り買いに止まらない事業を展開。「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」の精神を大切に、関わる人すべてが利益を享受できるビジネスにこだわっています。

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農園で摘んだブルーベリーのおいしさに感動し、「今だ!」と決意

春は桜、6月になれば蛍が舞い、夏には能勢・妙見山を源流とする清流のほとりで川遊び、秋は鮮やかな紅葉が一帯を彩るー。「にほんの里100選」に選ばれた兵庫県川西市の里山の中に、片山さんご夫妻が運営する『里山ブルーベリー農園 Wacca』があります。

『里山ブルーベリー農園 Wacca』のオーナー:片山優子さんと園主:片山文彦さん

ブルーベリーが大好きで「60代か70代になったら、ブルーベリー農園を開園したい」と決めていたと話す優子さん。整体サロンと保育園を経営しており、3足目の草鞋は難しく、農園はまだまだ先と思っていたそうです。

ところが、観光で立ち寄ったブルーベリー農園で摘み取りをして、あまりのおいしさに感動。タイミングよく土地が見つかり、「今だ!」と心を決めました。

摘み取り体験をした淡路島の農園で、オーシャン貿易の『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』を知りました。
タンクや混入機を実際に見学させていただき、栽培に手間がかからず、収穫までの期間が短いと聞いて「それならできそう!」と思ったんです。

養液栽培システム『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』は、通常4~5年かかる収穫を最短1年半で実現できるのが最大のメリット。栽培の結果が早く出るので、新しい品種を試しやすいのも好評です。

また、オーシャン貿易では、養液栽培システム・肥料・特許品種の販売をしているだけでなく、導入後の栽培・経営支援を含め、手厚いフォローも実施しています。

『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』の詳細はこちら

植えるだけでOK!土いじり不要でスクスク育つ

片山さんご夫妻は農業未経験なので、ブルーベリーの栽培経験もありません。そんなお2人が2020年の秋に準備をはじめ、2022年6月にはブルーベリー農園を開業。予約を受け付けた同年5月には、まだ実がついていない状態だったそうですが「なんとかなるかな?って」と優子さんは快活に笑います。

最大の難関は「水」でした。井戸や水道がなかったため、近くの川から引くにしても、かなり高低差があったそうです。普通なら諦めてしまいそうな条件でしたが「なんとかなる!」と、川の水をポンプで引き上げたと振り返ります。

実際に『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』を導入して実感したのは、「とにかく楽」というメリット。優子さんは実家が地植えのイチゴ農家で、果樹栽培に手間と苦労がかかる点を知っていたからこそ『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』の良さがわかると言います。

栽培に必要な苗や鉢、肥料などの資材も一式すべて提供してもらえるし、一度植えたらそのままでOK。
土に触ったり、掘り返したりといった作業もなく、冬場に剪定をするくらいですね。通常の果樹栽培に比べ、コストも格段に抑えられています。

剪定では、いい枝を伸ばすためにあえて下の方から切り戻す方法もあるそう

栽培1年目は木を育てるため、ほとんどの蕾を摘み取ります。「本当に実がつくのか?」と不安もありましたが、オーシャン貿易の担当者にビデオ通話で生育状況を見てもらったり、剪定方法を教えてもらったりと、気軽に相談ができたそうです。

こんな短期間においしいブルーベリーが育ち、観光農園としてお客様を迎えられたのは、丁寧な指導と安心のシステムのおかげです。

栽培に関しては、本当にやることがないんです。機械に覚え込ませたら「水だけ」「肥料だけ」を選んで流せますし、PHや肥料の濃度も自動で調整し、ドリップピンから個々の鉢に流しこんでくれます。
私は元会社員で果樹栽培なんてはじめてでした。この環境なら特別な知識のない初心者でも取り組みやすいと思いますよ。

約600鉢が並ぶ『里山ブルーベリー農園 Wacca』では、30品種以上のブルーベリーを収穫できる

片山さんの農園では約300坪の敷地に約600鉢を置いていますが、仮に鉢が1000、2000、それ以上に増えても一つのシステムで賄えます。コストパフォーマンスの良さも抜群です。

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『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』があるから無農薬を貫ける

「摘んだ果実をそのまま、お客様に安心して食べていただきたい」と話す片山さんご夫妻。ブルーベリーだけでなく、ハーブや薬草も農薬を一切使わずに栽培しています。農園と同時にオープンしたカフェで使う食材も厳選しているそうです。

農園横のカフェでは、自社畑で栽培したブルーベリーをふんだんに使ったスイーツなどの手作りメニューを提供中

根っこや葉っぱを食べる虫、害獣ネットを食いちぎる猪、果実を食べるアナグマに雑草…豊かな自然が広がる里山での無農薬栽培は、それらとの終わりなき戦いを意味します。農薬を使えば楽であると重々承知の上で、ここだけは譲れないと言います。

個人の考え方によると思いますし、無農薬を誰にでもお勧めできるかと言われると迷いもあります。
ただ、栽培に手間がかからない『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』のおかげで、害虫・害獣との闘いに集中できたのは確かですね。導入してよかったし、ものすごく助かっています。

大手企業の会社員だった文彦さんは、47歳で早期退職し、農園とカフェの運営に携わるようになったそうです。

過去の妻の行動パターンから考えると、農園をやりたい気持ちもいずれ覚めるだろうと思っていました。でも、今回に限ってはなかなか冷めない。
これは本気だなとわかって、2ヶ月考えて退職を決めたんです。

以前から経営していたサロンと保育園は続けながら、ブルーベリー農園の運営に乗り出し、夫も巻き込んだ優子さん。「死ぬこと以外はかすり傷」という人生観に加え、全国どこでも、農業初心者でもブルーベリーの栽培にチャレンジできる『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』、充実のサポート体制が「いつかブルーベリー農園を開業したい」という優子さんの夢を現実にしました。

観光農園をご検討の方、新規就農を目指している方、ともにお勧めしたい栽培システムだと仰っていました。気になる方は、オーシャン貿易のホームページで詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。

『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』の詳細はこちら

商品名

ブルーベリー人工培地養液栽培システム『ブルーベリーバッグカルチャーシステム』
初期導入コストの目安:100万円~600万円(税込)

お問合せ

オーシャン貿易株式会社 アグリ課
〒604-8134 
京都府京都市中京区六角通烏丸東入堂之前町254 WEST18 4階
TEL:075-255-2400
お問合せはこちら

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