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草刈り作業の自動化が生み出す新たな価値。若手ブルーベリー農家を支えるパートナーにせまる。

草刈り作業の自動化が生み出す新たな価値。若手ブルーベリー農家を支えるパートナーにせまる。

憂鬱な農作業のひとつが草刈りという方も多いのではないでしょうか。草刈りは時間もかかるし重労働。さらに、これからの季節は刈っても刈ってもぐんぐんと伸びる雑草についため息をつきそうになるもの。そんな草刈りの手間をなくすために導入したいロボット草刈機。スマート農業を実現するため、日本初(※1)の自律走行無人草刈機として開発された和同産業の『KRONOS』のメリットを、導入した農家さんの声とともにご紹介します。

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必要不可欠な作業を自動化することで圃場面積が3年で数倍に拡大し、収益も十倍以上 に。

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ファームマチダ東京株式会社 代表の松井優一(まついゆういち)さん

「草刈りは、生産性のない作業。農家にとって無駄でつらい時間でしかない」

そう話すのは、東京都町田市で『ファームマチダ東京株式会社』を経営する松井優一さん。松井さんは大学時代、農学部で植物の病気を研究し、卒業後は農薬会社に就職したという経歴の持ち主。植物の研究や農薬の販売を通して農業と関わる中で「実際に自分で農業を手がけたい」と思うようになり、農業法人の起業を決意したそうです。

松井さんが農業法人を立ち上げたのは2021年ですが、その前に2年間、農業研修を受講しています。そこではベテラン農家さんから栽培などを学びながら、農作業の大変さも経験しました。中でも大変だったのが、草刈り。自分が起業したら絶対に草刈りの負担を軽減したいと考えていたそうです。

「草刈りは農業にとって不可欠の作業です。草刈りせずに放置すれば、雑草が伸びて作物に日が当たらなくなり、病害虫の被害にもつながります。ですが、草刈りは大変な重労働。時間もかかり、孤独な作業でもある。加えて、夏場はあっという間に雑草が成長するので、炎天下の中で何度も何度も草刈りをしなければなりません。夏場は多くの作物にとって収穫がピークを迎える繁忙期。その大切な時期に、農家は草刈りに体力と時間を奪われているのです」と松井さん。

なにより、草刈り自体は儲けを生むわけではありません。松井さんが草刈りを担当すると、それだけ経営や将来を考える時間を奪われることになります。だからといって人を雇ったり外注したりすれば、ただただ経費がかさんでいくだけ。経営の機会損失まで考慮すると、草刈りが経営に与える負のインパクトはかなり大きいといえます。

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町田市郊外にあるブルーベリーの圃場。傾斜地に作付され、草刈りの負荷も高い

そこで松井さんが選んだのが、ロボット草刈機でした。

起業前に農業機械の展示会にいくつも足を運ぶ中で出会ったのが、日本初となる、日本企業による、日本の農家向けのロボット草刈機『KRONOS(クロノス)』でした。その機能などを知り、起業と同時に導入を決めたとのことです。

ファームマチダ東京は約20aという決して大きくはない栽培面積からのスタートでしたが、ロボット草刈機に限られた資金を投資することにためらいはなかったと松井さんは振り返ります。
「1年目はどの品目なら失敗が少なくて栽培がしやすく、収益を上げられるかの試行錯誤に時間を費やしたかった。最有力候補は、ブルーベリーでした。手探りで栽培方法を試す中、ブルーベリー畑で私の代わりに黙々と草刈りをしてくれたのがKRONOSでした。試行錯誤の結果、ブルーベリー以外にサツマイモと玉ねぎの栽培に焦点を定め、3年で圃場面積は数倍に。収益も十倍以上に 成長しました。起業から3年で大きな成長を果たせたことを考えると、ロボット草刈機導入の選択は大成功だったと思っています。現在は東京都町田市だけでなく、神奈川県横浜市でも栽培をスタートしました。そちらにももう1台KRONOSを導入しています。KRONOSのおかげで、経営や将来のことを考えるクリエイティブな時間を持つことができた、ファームマチダ東京の急成長を陰で支えたのはKRONOSだった」と松井さんは笑顔で話します。

12日間もかかっていた草刈りが、わずか2日に!梅雨の時期も夏の暑い日も心強いパートナー

「KRONOS」を導入して実感した良さは4点ある、と松井さん。
1つめは、なんといっても草刈りの作業が軽減されほぼゼロになったことです。

松井さんの畑だと、草刈りは人力で丸々3日はかかります。KRONOSはそれを半日に削減しました。夏場は4回ほどの草刈りが必要になるため、人力では約12日間を費やすことになります。KRONOSを導入することでその作業が、延べ2日程度で終わります。

KRONOSは、ロボット掃除機のように畑の中を行き来して草を刈ります。障害物にぶつかるとルートを変え、まんべんなく畑の草が刈れるまで動き続け、電池がなくなればステーションに自動で帰還して充電を行います。KRONOSが草刈りをしている間、作物の育成状況のチェックや収穫の作業に集中できるほか、別の圃場で作業をすることもできると話します。

2つめは、操作とメンテナンスの簡単さです。

松井さんは、「草刈りに特化し、シンプルに作られているので操作がとても分かりやすい。極論を言えば、スマホでスタートさせれば、あとはなにも操作しなくていい。さらに、シンプルな構造なので、故障が少ないのも魅力」だといいます。掃除・メンテナンスは手がかからず、約2年間の稼働で故障はゼロだとのこと。

また、KRONOSは圃場内を往復する中で、刈って地面に落ちている草も細かく刻むので草はそのまま肥料となり、刈った草を集める必要もありません。

3つめは安いことです。

機能を草刈りに絞ったこと、そして構造をシンプルにしたことで価格も抑えられているのでは、と松井さんは感じているそうです。KRONOSを導入した結果、松井さんの畑では12日分の作業が省力化されました。草刈りのために人を雇い、支出を増やす必要もありません。それを考えると、KRONOSは圧倒的にコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

4つめはアフターケアです。

KRONOSには初年度、動産保険が付帯しています。通常稼働時の破損や故障、盗難をカバーしているほか、火災や水災など自然災害での破損・故障もカバー。対人・対物の事故の補償もあり、トラブル等が発生した際も費用の心配がありません。2年目以降は任意で加入を継続することができ、盗難対策も充実しています。KRONOSを持ち上げるとセンサーが感知して作業が停止するほか、6桁のパスコードを入力しなければ稼働させることができないようになっています。

草刈り作業からすべての農家を解放する、より多くの農家のパートナーを目指して

上記の4点に加え、「なにより和同産業さんの存在が心強い。農業機械の展示会で出会ってから導入に至るまで、圃場の形態や作物などをしっかりヒアリングしてもらい、細かくサポートしてもらえました。現在も稼働状況や問題が無いか気にかけてもらえます。それがとても安心できます」と松井さんは笑顔で話します。

さらに、「KRONOSの導入コストは、1年目で元が取れたと感じています。自動草刈り機があれば、弊社のように少人数・小規模な農業法人はもちろん、大規模な農業法人さんでも草刈作業の負担がほぼゼロになる。農業の人手不足が深刻な今、人に代わって大変な作業を行ってくれる自動草刈機の導入はマストだと思います。現在は様々なメーカーが販売を始め、選択肢が増えましたが、日本初で日本の農家のために作られたKRONOSはパイオニアであり、現在でも性能はトップクラス。おすすめですよ」と力強く話してくれました。

KRONOSがめざしたのは、草刈り作業から、農家さんを解放すること。和同産業の佐藤直裕(さとうなおひろ)さんもKRONOSの認知を広げるため熱く語ってくれました。

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和同産業の関東営業所長 佐藤直裕(さとうなおひろ)さん

「弊社は、50年以上にわたって人が操作する産業機械を作ってきました。その中で『自動草刈機を作ってほしい』という声を多くいただき、欧米などで使われている芝刈り機にヒントを得てKRONOSは誕生しました。松井さんにも良さとして話していただきましたが、スマホを使って簡単に稼働をスタートできるほか、稼働状況をスマホで確認することもできます(※2)。

また、多少の段差は乗り越え、ある程度成長した背の高い草が密集していても刈り進めることができる。パワーは、雑草刈用に十分お使い頂けるものだと自負しています。」と佐藤さんはいいます。

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自動運転がメインですが、ラジコン操作も可能です

さらに「日本の農家では、1年間の作業時間の3割が草刈りに費やされていると言われています。それを外注すれば、年間数十万~100万円という単位の支出が増えることになります。KRONOSは60万円弱から導入していただけるので、約1年で元が取れるという松井さんのおっしゃる通りですね。なにより、草刈り作業から農家さんを解放し、本来の農作業にその時間を充てていただけます。」とのこと。

つらい草刈り作業から農家を開放し、より良い営農を目指すすべての方におすすめできる和同産業の『KRONOS』。同社は今後、農家さんとの関係の強化に努め、アフターケアにも一層力を入れていくだけでなく太陽光発電システムの設置場所や空港、工場などにも活躍の場を広げていく展望を持っています。
更なる発展が期待される和同産業と、最強のパートナーを得たファームマチダ東京。両社の今後の活躍に目が離せません。

※1 参照:https://www.wadosng.jp/company_03_history.html
※2 KRONOSとスマートフォンをBluetoothで接続し、Bluetoothの範囲内である約20m程度の距離にいる場合のみ操作・稼働状況の確認が可能になります。

お問合せ先

和同産業株式会社
https://www.wadosng.jp/

岩手県花巻市実相寺410
TEL:0198-24-3221

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