病害虫発生予報で発表された“稲で注意すべき害虫”とは!?【病害虫診断アプリ 「エクスペスツ」】
写真の害虫は、斑点米カメムシ類の「ホソハリカメムシ」です。農林水産省より、「令和6年度 病害虫発生予報 第4号」が7/10に発表されました。この情報によると、斑点米カメムシ類の発生が、東北、関東、北陸、東海、中国及び南九州の一部の地域で多くなると予想されています。斑点米カメムシ類は、穂から吸汁し、玄米の一部が褐変あるいは黒変した斑点米を生じさせます。さらに、近年増加が懸念されている同類の「イネカメムシ」は、不稔被害も引き起こします。水田の観察を行い、斑点米カメムシ類の発生に十分ご注意下さい。
エクスペスツは、水稲における害虫の診断だけでなく、農薬検索機能から適切な薬剤の選定と購入も行えます。是非ご利用下さい。