マイナビ農業TOP > 農業ニュース > マンガ【第7話】土壌消毒と土づくりが同時にできる「太陽熱・石灰窒素法」

タイアップ

マンガ【第7話】土壌消毒と土づくりが同時にできる「太陽熱・石灰窒素法」

マンガ【第7話】土壌消毒と土づくりが同時にできる「太陽熱・石灰窒素法」

土壌病害虫・雑草の防除と土づくり、どちらも欠かせない仕事です。そんな園芸農家のみなさまにぜひ知ってほしいのが「太陽熱・石灰窒素法」です。石灰窒素の特性を生かして、土壌消毒と土づくりを同時に行う方法で、連作障害を防止するために広く行われてきました。今回はハウス栽培での「太陽熱・石灰窒素法」の作業順序をわかりやすくマンガで紹介します。

twitter twitter twitter

第7話:太陽熱・石灰窒素法

【まとめ】日差しが強いほど効果大、暑さを逆手に取って次作に向けた土づくり

「太陽熱・石灰窒素法」は、主に梅雨明けに行いますが、日射量が多ければどの時期に行っても構いません。手順は、土壌に稲わらを散布した後、石灰窒素を撒き、できるだけ深くすき込み、小畝を立てて表面積を増やすことがポイント。ビニールフィルムで土の表面を覆い、畝間に水を張ったら、ハウスを完全密封して20~30日間放置すれば完成です。

深層の土は温度が上がらず効果が不十分になる可能性があるため、消毒後はあまり深く耕起しないようにしましょう。「太陽熱・石灰窒素法」は、マルチをする前に土壌に基肥を施用して、消毒後はマルチをしたまま播種・定植すると効率的です。

マンガでわかる石灰窒素シリーズ、次回は「速成堆肥の作り方編」です。

前の話を読む
マンガ【第6話】センチュウ防除に石灰窒素:農薬から肥料に変わる優れもの
マンガ【第6話】センチュウ防除に石灰窒素:農薬から肥料に変わる優れもの
作物の根に寄生して収量・品質を低下させるセンチュウ類。果菜類、葉菜類、根菜類、豆類、いも類など、加害する作物の範囲が広く、見えない土の中で被害が進行するので厄介です。堀り上げた根にコブがついていたり、いも類に病斑が出る…

■お問い合わせ

デンカ株式会社
〒103-8338
東京都中央区日本橋室町2-1-1
お問い合わせはこちらから

石灰窒素の詳細はこちら

タイアップ

シェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE

関連記事

タイアップ企画

公式SNS

「個人情報の取り扱いについて」の同意

2023年4月3日に「個人情報の取り扱いについて」が改訂されました。
マイナビ農業をご利用いただくには「個人情報の取り扱いについて」の内容をご確認いただき、同意いただく必要がございます。

■変更内容
個人情報の利用目的の以下の項目を追加
(7)行動履歴を会員情報と紐づけて分析した上で以下に活用。

内容に同意してサービスを利用する