第7話:太陽熱・石灰窒素法
【まとめ】日差しが強いほど効果大、暑さを逆手に取って次作に向けた土づくり
「太陽熱・石灰窒素法」は、主に梅雨明けに行いますが、日射量が多ければどの時期に行っても構いません。手順は、土壌に稲わらを散布した後、石灰窒素を撒き、できるだけ深くすき込み、小畝を立てて表面積を増やすことがポイント。ビニールフィルムで土の表面を覆い、畝間に水を張ったら、ハウスを完全密封して20~30日間放置すれば完成です。
深層の土は温度が上がらず効果が不十分になる可能性があるため、消毒後はあまり深く耕起しないようにしましょう。「太陽熱・石灰窒素法」は、マルチをする前に土壌に基肥を施用して、消毒後はマルチをしたまま播種・定植すると効率的です。
マンガでわかる石灰窒素シリーズ、次回は「速成堆肥の作り方編」です。
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