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12/12(木)13:30~オンライン開催/放牧指導者等育成のための研修会『放牧のことをよく知ろう!』

12/12(木)13:30~オンライン開催/放牧指導者等育成のための研修会『放牧のことをよく知ろう!』

12月12日(木)13時30分から、放牧指導者等育成のための研修会を開催します。
放牧は、耕作放棄地を有効活用することで景観を整えたり、生産コストの低減に繋がるため環境に優しく注目されている技術です。同研修会は、放牧地の地球温暖化への影響と課題や放牧酪農の優位性と事例紹介、今後の放牧推進に向けた取組みと留意点をわかりやすくご説明します!

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【お申込みいただいた方へ】
zoomのURLは「放牧指導者等育成のための研修会(オンライン開催)へのご予約ありがとうございます。」という件名のメールにてご案内しております。メールの届いていない方は、お申込みが完了していない可能性がございますので、再度お申込みいただくか、事務局(agri-webcast@mynavi.jp)までお問い合わせください。

放牧指導者等育成のための研修会とは

令和6年6月に施行された食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律において、基本的施策として、農業生産活動等の事業活動における環境への負荷の低減の促進等が規定されたところです。
放牧は、耕作放棄地の解消、景観の保全等への貢献度が高いほか、飼料費や飼養管理時間が削減されるなど、生産コストの低減効果が大きく飼料基盤に立脚した循環型畜産を実現する手段として注目されている技術です。
また、高齢化の進展、担い手や後継者不足が進む畜産の生産現場では、労働軽減が期待される放牧への関心がますます高まっています。

本研修会では、放牧をより一層推進するため現場支援に関わる方々や新たに放牧を始めようと考えている生産者を対象に、放牧に係る基礎的な知識を身に着けていただくことを目的として放牧の意義や経済性や放牧を活用する際に押さえておくべきポイント、放牧認証制度、実際の取組事例等をご説明します。

本研修会はZoomを使用したオンラインでの開催です。
参加費無料、職場やご自宅からのご参加も可能です!

セミナーは完全予約制となっておりますので、この機会にぜひお申し込みください。

12月12日(木)のプログラム

■ 開会 13:30~13:35

■ 基調講演 13:35~14:25
放牧地の地球温暖化への影響評価について
農研機構 畜産研究部門 畜産飼料作研究領域 省力肉牛生産グループ
グループ長補佐 森 昭憲(もり・あきのり)氏

放牧地の地球温暖化への影響を評価する研究の成果と今後の課題を紹介する。

■ 事例発表① 14:25~14:45
放牧だからできるアニマルウェルフェア
北海道別海町 高橋牧場 高橋 正明(たかはし・まさあき)氏

放牧を始めた動機、有機飼料やアニマルウェルフェア等への取組等について紹介する。

■ 事例発表② 14:45~15:05
耕作放棄地を草地活用した肉用牛繁殖経営からブランドづくりまで
栃木県茂木町 瀬尾ファーム 瀬尾 亮(せお・まこと)氏

耕作放棄地を放牧に活用した健康に育てた高品質な和牛(もてぎ放牧黒毛和牛)の生産、地産地消への取組等について紹介する。

■ 講演① 15:15~15:40
持続的農業と放牧酪農
一般社団法人 日本草地畜産種子協会
放牧アドバイザー 須藤 純一(すどう・じゅんいち)氏

放牧酪農の意義や経済性から見た優位性などについて紹介する。

■ 講演② 15:40~16:05
放牧導入に当たっての基本的留意点について
一般社団法人 日本草地畜産種子協会 放牧アドバイザー 梨木 守(なしき・まもる)氏

放牧を活用する際に押さえておくべきポイントについて紹介する。

■ 今後の放牧推進に向けて 16:05~16:20
放牧畜産基準認証制度について
一般社団法人 日本草地畜産種子協会
放牧アドバイザー 中野 長三郎(なかの・ちょうざぶろう)氏

放牧畜産基準認証制度や、放牧に係る各種支援制度、相談窓口等について、知っておくべきことを紹介する。

■ 飼料をめぐる情勢について 16:20~16:30
農林水産省 畜産局 飼料課 草地整備事業班
課長補佐 千嶋 崇志(ちしま・たかし)氏

近年の我が国の飼料をめぐる情勢について報告する。


■ 閉会 16:30(予定)

講演者紹介

■ 農研機構 畜産研究部門 畜産飼料作研究領域 省力肉牛生産グループ 
 グループ長補佐 森 昭憲(もり・あきのり)氏


1969年生まれ。愛知県出身。専門は土壌学。博士(農学)。
「草地土壌の温室効果ガス・シンク・ソース機能に関する研究」で学位取得(北海道大学)。2000年より草地試験場に着任、草地における温室効果ガスの発生・吸収の研究を行い、2023年より現職。温室効果ガス発生量が少ない草地管理法を提示し、その削減効果を適切に評価することを目指す。

■ 一般社団法人 日本草地畜産種子協会 放牧アドバイザー 梨木 守(なしき・まもる)氏

1975~2013年までの期間、農水省および農研機構傘下の研究機関に勤務し、2014以降は、(一社)日本草地畜産種子協会の放牧アドバイザーを務め、公共牧場や放牧志向の生産者の相談に応じている。専門は草地・放牧管理である。

■ 一般社団法人 日本草地畜産種子協会
  放牧アドバイザー 中野 長三郎(なかの・ちょうざぶろう)氏


1978年から2011年まで、北海道庁に勤務し、放牧などの普及指導業務、2012年より北海道農業公社で新規就農者支援業務に携わる。2017年から放牧アドバイザーを務め、放牧等の調査・指導、その他自給飼料増産に関する業務に従事している。

イベント詳細

詳細 内容
主催 一般社団法人日本草地畜産種子協会
参集範囲 生産者、農協、農協連、市町村、都道府県、関係機関団体など
日程 令和6年12月12日(木)13:30~16:30(予定)
会場 Zoom開催
※ご予約完了メールにURLを記載しております。
※ご予約者の皆さまに向けてイベント前日を目処に、参加方法についての案内メールを送付予定です。
※予約完了メールを受信したことを必ずご確認ください。
申込期間 令和6年11月1日(金)~令和6年12月10日(火)15:00
※申込状況によって早まる場合がございますので、予めご了承ください。
定員 300名程度
参加費 無料(要予約)
お問い合わせ先 (1)Webセミナーの実施内容に関すること
一般社団法人日本草地畜産種子協会 草地畜産部 担当:井上、磯前
(TEL:03-3251-6501 E-mail:t-inoue112@souti-fsa.or.jp、s-isomae137@souti-fsa.or.jp)
(2)Web研修会への参加方法及びWebサポートに関すること
株式会社マイナビ 地域活性CSV事業部 担当:鈴木、西谷
(E-mail:agri-webcast@mynavi.jp)

※当日のプログラム内容の一部は予告なく変更となる場合がございます

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