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いまむら・ゆい
1995年生まれ。埼玉県出身。二児の母。女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科卒業後、青果物の専門商社でカット野菜工場の品質管理業務に従事。その後、地域密着型の青果店で野菜の仕入れ、配送、営業等に携わる。その傍ら、野菜の切り方教室を開催。結婚、出産を経て、野菜や農業に関わる企業のサポートやレシピ記事執筆を行っている。 |
ニンジンとツナの炊き込みごはん
材料(作りやすい分量)
- ニンジン 1本
- 米 2合
- ツナ缶(油漬け) 1缶(70g)
- 油揚げ 1枚
- 酒・しょうゆ・みりん 各大さじ2
- 塩 小さじ1/4
- かつお節 1パック(2g)
作り方
①米を浸水させる
米2合を研いで鍋または炊飯器の内釜に入れ、水360mlを加えて30分ほど浸水させておく。
②調味料を加える
米が白っぽくなり、しっかりと浸水ができたら、酒、しょうゆ、みりん各大さじ2を加えてさっと混ぜ合わせる。
③具材を加える
ツナ1缶(70g)は軽く油分を切り、ニンジン1本は半月切り(厚さ2mm)に、油揚げ1枚は短冊切りにする。これらを平らにならすようにしながら、順に米の上に乗せる。
④炊飯する
炊飯器の通常モードで炊く。鍋の場合は中火にかけて沸騰したら弱火に落として15分加熱、火を止めて10分蒸らす。炊き上がったら、かつお節を加えて全体をよく混ぜれば出来上がり!
ぐっとおいしくなる調理のコツ:ツナの油とニンジンの甘みを味方に!
この炊き込みごはんは、ツナのコクとニンジンの自然な甘みが主役。ツナの油はうまみがたっぷりなので、油漬けを使うのがおすすめです。そのままでは油分が多いので、軽く汁気を切ってから加えましょう。具材は米の上に乗せて炊くことで、米がべちゃつかず、ふっくらと炊き上がります。冷めてもおいしいので、作り置きやおにぎりにもぴったりですよ。
レシピに合うおいしいニンジンの見分け方
ニンジンの炊き込みごはんには、火を入れても甘みが残るニンジンが最適。太過ぎず、芯の大きさも引き締まったものを選びましょう。じっくり火を通す料理だからこそ、素材の良さが引き立ちます。
特におすすめなのは、春から初夏にかけて出回る「新ニンジン」です。皮が薄くて柔らかく、生でもやさしい甘みが感じられるのが特徴です。火を通すことでさらに甘さが引き立ち、ごはんにも自然なうまみが染み込みます。ニンジン嫌いのお子さんでも、思わずおかわりしてしまうかもしれませんよ♪
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