果樹の産地・奈良県五條市で、果物と向き合う仕事
堀内果実園がある五條市は、奈良県南部の自然に抱かれた地域。果樹栽培と相性のよい環境のもと、同園は柿をはじめ、ブルーベリー、いちごなど多様な品目を扱っています。

特徴的なのは、果物の旬がリレーのようにつながること。たとえば、いちごは冬〜春、すももは初夏、ブルーベリーは夏、柿は秋、みかんは冬と、季節ごとに主役が移り変わります。
「季節に合わせて仕事が変わる」ことは大変さでもありますが、一方で果物づくりの幅広い経験が積める環境でもあります。
こだわりは“季節を通して丁寧に”。柿づくりを支える手間

堀内果実園が掲げるのは、「季節を通して果物と丁寧に向き合う。だから美味しい果物が実る」という姿勢。収穫期の華やかさの裏側に、地道な管理が積み重なっています。
農薬回数を減らすための「剪定」
12月〜3月末にかけて行う剪定では、葉が茂った状態をイメージしながら、日当たりと風通しをよくするように枝を整えます。結果として害虫発生の抑制につながり、**農薬回数を減らした栽培(特別栽培)**を目指す土台にもなっています。
「土作り」から果実の品質は始まる
春先に、木を粉砕して作るチップや無化学肥料を用いて土作りを行うのも同園の特徴。ふかふかの土壌にはミミズなどが生息し、土が活性化していく。そうした“足元の環境”を整えることを重視しています。
一枝に一つだけ残す「摘蕾(てきらい)」
柿の栽培で重要なのが摘蕾。枝先に多数付く蕾を落とし、一枝に一つだけ残していきます。数を絞るからこそ、一玉一玉が立派に育っていく。収量だけではなく、“品質の説得力”を作る工程です。
最後の調整「摘果」、そして「見極めて収穫」
8月下旬〜9月中旬には摘果で最終調整。さらに収穫では、一斉に端から採るのではなく、熟し具合の違いを見分けながら一玉一玉、食べ頃を選んで収穫していきます。
果樹の仕事は、機械化だけでは置き換えにくい“目”と“判断”が磨かれる仕事でもあります。
収穫して終わりじゃない。加工・カフェ・小売までつながる現場

堀内果実園の強みは、農園に加えて製造加工・カフェ・小売・ECまでを展開すること。収穫した作物を、独自の加工手法で商品化し、店舗やオンラインで販売しています。
ここには、一次産業だけでは得にくい魅力があります。
- 自分が育てた果実が、加工され、商品として形になる
- 店舗やECを通して、全国の食卓へ“届く”
- “作って終わり”ではなく、届け方まで含めて改善できる
現場での作業一つひとつが、売り場やお客さまの体験に直結する。だからこそ、農園で働く人にとっても「仕事の意味」が見えやすいのが同園の六次産業の面白さです。
「一律にしない」働き方。パーソナルな事情に合わせる柔軟さ

堀内果実園では、スタッフ同士のコミュニケーションを大切にし、上司や経営者との距離も近いカルチャーがあるといいます。
さらに、働きやすさのエピソードとして挙がるのが、一律の勤務時間体系ではなく、個々の状況に合わせた出勤・勤務時間の設定に柔軟に対応している点。
生活事情は人それぞれ。だからこそ“画一的に合わせさせる”のではなく、相談しながら働き方を調整する。その姿勢が、幅広い人材が集まりやすい土台になっています。
未経験からでも挑戦できる。幅広い世代が活躍する理由
在籍するのは20代〜60代までと幅広い世代。農業経験の有無よりも、「やってみたい」という意欲を大切にしており、未経験でもやる気があれば農園・加工の仕事にチャレンジできる環境を目指しています。

また、今後は農園独自の研修制度も検討中とのこと。季節ごとに作業が変わる果樹だからこそ、学びの導線が整うほど、未経験者の不安は小さくなります。「農業に入る一歩目」を考えている人にとっても、注目したいポイントです。
これからの展望:学校連携の農業体験・加工体験へ

堀内果実園が見据えているのは、園の中だけで完結する成長ではありません。
今後は、地元の学校と連携した農業体験や、農産物加工の体験学習の実施も計画しています。果物づくりと地域の学びがつながることで、地域にとっても、働く人にとっても“誇れる仕事”として根付いていくはずです。
企業情報・採用情報
堀内果実園の仕事は、畑に始まり、加工や販売まで広がっています。
「果物が好き」「育てるだけでなく、商品として届けるところまで関わりたい」「未経験から農業に挑戦したい」——そんな方は、まずは採用情報を確認してみてください。
■企業名
株式会社堀内果実園
■所在地
奈良県五條市西河内町1219-1
■公式サイト
https://horiuchi-fruit.jp/
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