要注意の“高値組”:ばれいしょ・たまねぎ・さといもは上振れリスク
産地の天候影響が残る品目で、価格が上がる見通しです。とくに「ばれいしょ」「たまねぎ」は、主産地で生育の遅れや出荷量の目減りが見込まれており、相場が高止まりしやすい状況です。
・ばれいしょ…北海道産は夏季の高温・干ばつの影響で出荷量が減少。鹿児島産も冬季の低温等の影響で生育が遅れ、全体として出荷数量は平年を下回る見込みです。
・たまねぎ…北海道産は夏季の高温・干ばつの影響で出荷量が減少。佐賀県産は冬季の低温・乾燥の影響で生育が遅れ、全体として出荷数量は平年を下回る見込みです。
・さといも…埼玉県産は生育概ね順調ながら次期作の作業をしながらの出荷となる見込み。千葉県産は反収が小さく、全体として出荷数量はやや平年を下回る見込みです。
- ばれいしょ…鹿児島(64%)、北海道(31%)
- たまねぎ…北海道(61%)、佐賀(22%)
- さといも…埼玉(74%)
買い時の“値下がり組”:はくさい・キャベツ・ねぎ・レタスは供給増がカギ
冬場の影響で一時的に遅れていた生育が、2月下旬以降の降雨や気温上昇で持ち直した品目を中心に、価格が落ち着く見通しです。とくに葉物は、「いつから増量局面に入るか」で相場の体感が変わりやすく、月内の変化も含めて見ておきたいところです。
・はくさい…茨城県産主体。2月下旬以降の降雨と気温上昇により生育が回復傾向となり、今後下旬にかけて出荷数量の増加が見込まれています。
・キャベツ…神奈川県産は生育順調。愛知県産は1月の少雨で一時的に出荷量が減少したものの、2月下旬以降の降雨と気温上昇で生育が回復し、順調な出荷が見込まれます。千葉県産も天候回復で生育が回復し、下旬以降は本格的な増量が見込まれています。
・ねぎ…千葉県産・茨城県産は2月下旬以降の降雨と気温上昇により肥大が進み、今後順調な出荷が見込まれます。埼玉県産は1月の少雨の影響で細物傾向となっているものの、回復傾向です。
・レタス…茨城県産中心。1月の少雨で生育が後ろ倒しとなったものの、2月下旬以降の降雨と気温上昇で生育が回復し、安定した出荷が見込まれています。
- はくさい…茨城(97%)
- きゃべつ…神奈川(46%)、愛知(36%)、千葉(15%)
- ねぎ…千葉(33%)、茨城(25%)、埼玉(15%)
- レタス…茨城(62%)
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