九州の畜産で働こう!九州畜産特集
牛の繁殖・肥育の仕事
牛を育てる仕事は大きく「酪農」と「畜産」に分かれます。酪農は牛を育て、乳や乳製品を作る仕事、畜産は肉や肉加工品を作るために肥育や繁殖をする仕事です。
【酪農】良質な生乳を生産するため、牛の生活リズムに合わせ、決められた時間に餌を与え、搾乳、牛舎の清掃や牛の健康チェックを行います。主な一日の流れとしては、早朝から牛舎の清掃、餌やり、搾乳などの作業があります。休憩を挟み、牛の健康をチェックするなどの管理業務を、夕方からは朝の作業と同様に牛の世話を行います。
【畜産】肉牛を扱う畜産農家には、子牛の繁殖を中心に行う繁殖農家と、肉の肥育を行う肥育農家、繁殖と肥育を一貫して行う繁殖肥育一貫農家があります。「繁殖」では繁殖・育成・出荷が、「肥育」では肥育牛の飼養管理・出荷が主な仕事となり、肥育された牛は約生後2年半から3年程で出荷されます。
養豚の仕事
養豚とは、豚を飼育し、食肉となる肉豚や繁殖のための種豚(しゅとん)を育てる仕事です。現在は繁殖から肥育まで行う一貫経営が主流で、中には豚肉の加工から販売まで手掛ける事業者も少なくありません。豚はとてもデリケートな動物で病気にもかかりやすいため、健康状態や豚舎の衛生状態には常に気を配る必要があります。出産からトータルで約180日かけて出荷されます。
養鶏の仕事
養鶏とは、その名の通り鶏(にわとり)を飼育することです。その目的に応じて、卵を生産する養鶏と、肉を生産する養鶏の二つに分類されます。大規模な養鶏場ではケージ(鳥かご)で数万羽を飼う方法が取られることが多く、一方で地鶏などの生産現場では放し飼いなどにより鶏が自由に歩ける環境を取っています。飼育〜出荷というサイクルを1年に何回行うかは、規模や経営のやり方、鶏の種類などにより異なります。
その他畜産の仕事
畜産の大きな種類は「牛」「豚」「鶏」の3つですが、他にもハチミツを作るための養蜂をはじめ、馬や羊など生産する肉の種類によって飼育する動物は異なります。養蜂の仕事で大切なのは、ミツバチとの付き合い方。人を刺したりすることはめったにありませんが、大きな振動などを与えないよう慎重に取り扱う必要があります。また、重要なのは「内部検査」という日常の作業で、幼虫やさなぎの数や色と貯蜜量などをチェックします。
九州畜産は全国2割を占めています。九州ブロックは北海道をしのぐ畜産の農業産出額を生む重要な畜産物供給地です。
九州畜産は全国2割を占めています。九州ブロックは北海道をしのぐ畜産の農業産出額を生む重要な畜産物供給地です。
九州各県平均4割以上の農業産出額を「畜産」が占めています!特に、鹿児島県(2位)・宮崎県(5位)・熊本県(7位) と、
全国的の上位にランクインしています。
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