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自由にのびのびと。アパレル業界から挑んだ、農業という選択肢【 那須塩原の農業者の声】

自由にのびのびと。アパレル業界から挑んだ、農業という選択肢

新規就農
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栽培品目:ナス、トウガラシ
二又 拓人 さん
新規就農 二又さん

「今は就農してよかったなと思っています」。那須塩原市内でナスやトウガラシの露地栽培を手掛ける二又さんは、就農2年目をこのように振り返ります。就農前は安定した収入が得られるか不安もあったそうですが、市の研修制度を活用しながら、徐々に知識・技能を身に着けていったという二又さん。基礎を学びながら結果を出していくことで、就農前に抱えていた不安は次第に解消されていったといいます。

農業を通じて手にした、憧れの生活スタイル

以前はアパレル会社に勤めていた二又さんですが、「自分の性格上、接客業よりも自然を相手にのびのびと仕事をする方がいいのかな」と、就農を決意。「おじいちゃんとおばあちゃんが農業をやっていて、自分も仕事が休みの日は、趣味で青パパイヤを育ててみたりしていました。今思えばもともと農業に興味はあったんだと思います」と、農業の道に進んだきっかけを話してくれました。

新規就農 二又さん

2020年からメインで生産しているナスやトウガラシは、同市の制度を活用して視察した生産者に影響を受けて取り入れたといいます。「農業に取り組む姿勢もそうですが、質の高い暮らしをされている。そこにあこがれたというか、素直にカッコいいなって思いました」。

 二又さん自身も、就農後は生活の質の変化を感じています。「会社員時代は週5日、決まった時間に出社していました。でも農家は一日の中で自分の仕事を組み立てて、自由に時間を使えます。今はナスの繁忙期が終わってからトウガラシを生産するなど、繁忙期が重ならないように調整しています」と、フレキシブルな時間の使い方を教えてくれました。農業に惹かれ、行動し、その先の夢を追いかけている二又さんの“これから”に注目です。

新規就農 二又さん

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