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それなら自分が担い手に!地域農業とともに担い手も育てる【 那須塩原の農業者の声】

それなら自分が担い手に!地域農業とともに担い手も育てる

雇用就農
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栽培品目:水稲、キャベツ、キュウリ
有限会社那須野農産
後藤 国彦 さん
雇用就農 後藤さん

水田受託を事業の軸とし、2006年に設立された那須野農産。地域では高齢化、人手不足、機械が高くて買えないなどの課題から、後継者不足で耕作放棄地が増える危機がありました。「それなら自分が担い手になろう」と一念発起し、2009年に建設業から農家へ転身した後藤さん。後に社長として会社を譲り受け、専務で弟の聡さんと共に農業経営の舵を取ります。2015年に設備投資をしてライスプラントを新築。米に特化して少人数で運営できる事業に転換しました。

農業で利益を上げるには、仲間の存在が大切

「那須疏水の恩恵を受ける那須塩原市は、栃木県内でも有数の米どころ。夜は気温が下がり、水もきれいなので、コシヒカリの生産に適しています」。那須塩原産のコシヒカリは、粒張りがよく、つやがあり、透き通っていることが特徴。日本穀物検定協会の食味ランキングでは、最高評価の「特A」を受けています。

雇用就農 後藤さん

建設業に従事していたので機械作業は得意。しかし、農業はまったくの初心者でした。諸先輩方の助言を聞いてここまできたという後藤さん。「農業で利益を上げるには仲間の存在が大事」と、SNSの農業者コミュニティで活発な情報交換をしています。2020年は、市内の若手畜産家と耕畜連携を結び、飼料用の稲わらの供給を開始。このほか、収入増を目指してキャベツとキュウリの栽培にも取り組んでいます。

米作りで就農する選択肢は、雇用だけではありません。後藤さんは、農家仕様の空き家を借りて米作りをする新規就農者をサポートすることも検討中とのこと。「自分の田んぼの作業が終わったら、うちの仕事に応援で入ってもらったり、2年間研修して独立就農してもらうなど、いろいろな形で米作りの後継者を育てることを事業にしたいです」。そこには、地域農業を担う人づくりへの思いがありました。

雇用就農 後藤さん