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水稲農家 本庄 渉さん

移住者インタビュー

水稲農家
本庄 渉(ほんじょう・わたる)さん

北海道札幌市から家族で移住
3世代が同じ屋根の下で暮らす充実の毎日

北海道札幌市でサラリーマン生活を送っていた私は、非農家出身。農業の経験はゼロの状態で大潟村にやってきたのは8年前のことです。共働き夫婦だけで子ども2人を育てることに大変さを感じ、妻の実家がある大潟村への移住を考えるようになりました。妻は水稲農家の長女ということもあり、移住をしたら農業を義父に教わりながら、ゆくゆくは家業を継ぐ覚悟で大潟村に移住しました。

長年、サラリーマン生活を送ってきた私は、もちろん不安もありましたが、農業にゼロからチャレンジすることにワクワクもしていました。タイムカードを切る仕事ではないため、繁忙期は朝から晩まで忙しい時もありますが、両親と私たち夫婦4人で調整しながら仕事ができる柔軟性と、やった分だけ収入として返ってくることにやりがいを感じます。実は農業こそがホワイトな仕事なのでは?と感じるほど、充実した毎日を送っています。

子育てにおいては、3世代が同居することで、仕事と育児の絶妙なバランスが取れていると感じます。子どもの学校行事がある日は仕事を両親にお願いできるし、夏休みなどで子どもが家にいる時間が多い時は両親に子どもを見てもらう代わりに私たち夫婦が仕事を頑張る。大潟村の自然の中で家族全員がのびのびと暮らせる毎日に感謝する日々です。
いずれは事業を継承し、両親が大切に守ってきた圃場(ほじょう)で、美味しい「あきたこまち」を育てることが目標です。同世代の仲間と共に、地域農業の発展にも貢献していきたいですね。

スポーツの楽しさを伝え
子どもたちに選択肢を与えたい

学生時代は陸上に打ち込み、社会人になってからも民間のクラブで指導を続けてきた経験を生かし、現在は地域で陸上のコーチを担っています。全てのスポーツの基本となる走ることの楽しさを伝えることで、子どもたちにスポーツの可能性と選択肢があることを知ってもらいたいと思い、陸上の指導をしています。記録に一喜一憂する素直な姿を前にすると、私自身もスポーツの楽しさ、素晴らしさを改めて実感。陸上に限らず、さまざまなスポーツに触れる機会を作り、子どもたちが自らやりたいことを選べる環境を作っていきたいです。

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