五つ星お米マイスター西島さんに聞く 2017年秋、注目のお米「元気な生産地」 – マイナビ農業

マイナビ農業TOP > マーケティング > 五つ星お米マイスター西島さんに聞く 2017年秋、注目のお米「元気な生産地」

マーケティング

五つ星お米マイスター西島さんに聞く 2017年秋、注目のお米「元気な生産地」

五つ星お米マイスター西島さんに聞く 2017年秋、注目のお米「元気な生産地」

2017年09月04日

消費者の米離れが進み、厳しい状況が続いている米業界でブランド化を成功させ、一定の利益を得ている生産地が存在します。JA新すながわカエル倶楽部、島根県「弥栄町」、青森県「稲華会」などです。五つ星お米マイスターの西島さんに、元気な6ヵ所の米生産地の取り組みを教えていただきました。

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

米は品種で選ぶ方が多いかもしれませんが、「お米マイスター」の最高ランク、五つ星お米マイスターの資格を持ち、東京都目黒区にある米屋「スズノブ」代表取締役の西島豊造(にしじまとよぞう)さんは、米の生産地にも注目しています。

「これから米で生き残っていくためには、農家個人で頑張るのではなく、地域で一丸となって取り組むことが大切になってきます」と語ります。

そこで、西島さんに勢いのある米の生産地6ヵ所と、その特色について教えていただきました。

五つ星お米マイスターが注目する、6ヵ所の産地から米農家の目指すべき未来をひも解く

「スズノブ」代表取締役であり、「五つ星お米マイスター」の西島さん

平成30年には、米の生産目標数量の配分が撤廃され、それに伴い、生産目標数量を守った農家に配布される「米の直接支払交付金」も廃止になります。「米の平成30年問題」のほか、先行きの見えない「TPP問題」など、米農家の未来は波乱を否めません。

そんな中、地域で一丸となって米作りに取り組み、躍進を続けている産地があります。西島さんがおすすめする、元気な米産地についてご紹介します。

1:北海道「JA新すながわカエル倶楽部」

北海道の肥沃な大地を支える「JA新すながわ」と足並みを揃えて稲作を行っている実力派団体「JA新すながわカエル倶楽部」がタッグを組んで育てているのは、北海道の最高峰米となる大吟醸、ゆめぴりかです。農薬の使用を75%抑えて、食味と甘さに影響するタンパク質含有量を6.3%以下に抑制。粘り、甘さ、香り、ツヤ、味が際立っています。

「JA新すながわカエル倶楽部」は、栽培基準の設定が高いんです。しかし、基準が高いということは、出荷のハードルも上がるということです。レベルに到達出来ない場合は、半年間の米作りの努力が報われなくなってしまう事から、私は『栽培の基準を下げ、収入を確保した方が良いのでは』と提案したのですが、即座に断られました。それほど、自分たちの栽培技術に自信とプライドを持っていて、品質と食味へのこだわりが強いんです」(西島さん)。

流通量が多くなってしまうと、どうしても品質も下がってしまうのが今の米の流通事情です。その中で、お客様からの「本物を」という要望に対して、胸を張って紹介できるのが「JA新すながわカエル倶楽部」のゆめぴりかです。

1 2 3

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

関連記事

カテゴリー一覧