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薬草の聖地で古民家食堂を営む小さなごはん屋さんが伝えていきたいこと

薬草の聖地で古民家食堂を営む小さなごはん屋さんが伝えていきたいこと

2017年10月05日

標高500mにある滋賀県奥伊吹甲津原(おくいぶきこうづはら)で、築100年の古民家を再生した小さなごはん屋さん「よもぎ」では、野菜と野草を取り入れた薬膳ごはんを提供しています。薬草の聖地と言われるこの地で店を始めたきっかけや思いについて、上野華江(うえのかなえ)さんにお話をうかがいました。

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 自然いっぱいの環境で店を開きたい

滋賀県と岐阜県にまたがる伊吹山のふもとの甲津原は、織田信長が薬草園を開設したことでも知られる薬草の聖地です。特に、良質なヨモギが採れることで有名です。

2015年からこの地に移住し、山のごはん「よもぎ」を開いたのが、上野さんです。それまで9年間、隣の岐阜県不破郡垂井町(ふわぐんたるいちょう)で古民家カフェを営んでいました。 「学校から帰った子どもに『おかえり』と言ってあげられるように」と始めた店は、天然素材を使った体にやさしい手作り料理を提供しており、評判だったそうです。

経営は順調でしたが、子どもの自立を機に心機一転、甲津原への移住を決意しました。「自然の恵みをいただいて生活し、暮らしの延長に食がある、そんな店がやりたい」という長年の夢を実現させました。

自治体を通じて古民家に移住

 「古民家が大好きだったので、イメージに合う物件を探して、いろいろな場所を見に行きました。甲津原に決めたのは、春には山菜、夏には木々の緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節ごとに表情を見せてくれる自然の素晴らしさに魅せられたから。たくさん採れる山菜や薬草がより食を豊かにしてくれると思ったことも理由です」。

古民家を探すにあたって利用したのは、自治体が運営する「空き家バンク」でした。甲津原がある米原市は「空き家対策」が整っており、古民家探しから斡旋まで、スムーズに行えたそうです。

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