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就農3年目で温室栽培農家の経営者に 【ファーマーズファイル:山本泰隆】

就農3年目で温室栽培農家の経営者に 【ファーマーズファイル:山本泰隆】

最終更新日:2017年12月11日

神奈川県横浜市保土ヶ谷区で、「山本温室園」を経営する山本泰隆(やまもとやすたか)さん。大学時代にオランダのハウス栽培技術に出会い、実家の農家を継いで、オランダ型ハウス栽培法を取り入れ、房採りトマトをメーンで育てています。就農してわずか3年目で、父から代表の座を継いだ山本さんは、「無我夢中で育てるしかなかった」と振り返ります。山本さんが現在の農業スタイルをどのように築いていったのかをうかがいました。

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就農3年目で経営者になる

トマト

山本 泰隆さん(左)と父の正弘さん(右)

トマト栽培を行っている農家の両親のもとに生まれた山本さんにとって、実家の後を継ぐことはごく自然な流れだったといいます。

「横浜市保土ヶ谷区は、昔から農家を続けている方たちが多い地区です。農家は決して特別な存在ではなく、父も母もやりがいをもって農業を行っていました。子どもの頃からそんな両親の姿を見てきてこともあり、『自分も同じように農業に携わりたい』と思うように。自然と家業を継ぐことを考えるようになり、大学卒業後に就農しました」(山本さん)。

父には「若い世代の方が伸びしろがある」という考え方があり、以前から「結婚したら経営をまかせたい」といっていました。そして、山本さんが就農してからわずか3年目に結婚が決まり、「山本温室園」の経営者として父から受け継ぐことになったのです。

「まさか3年目で代表になるとは思っていませんでした。社会人3年目で突然社長をまかされるのと同じです。それからは右往左往して悩みながらも、無我夢中で頑張ってきました」。

房採りトマトのオランダ式ハウス栽培に着手

トマト

もともと父はハウスで大玉トマトの栽培を行っていました。しかし山本さんは大学時代にオランダのハウス栽培技術を知り、山本温室園でも取り入れることにしました。

「山本温室園で行っていた従来のハウス栽培は、トマトの収穫期間は3、4ヶ月でした。オランダの方法では、高品質のトマトを9ヶ月以上も収穫できます。収穫期間が長くなれば収穫量も増やせて農園の収入も安定し、売上拡大も目指せると思ったのです」。

現在育てているのは、オランダで開発された房採りトマトが7、8割ほどと、大玉トマトが1割くらいです。そのほかに、赤、紫、黄色のミニトマトや試作を兼ねてゼブラトマトも栽培しています。

トマト

トマト以外にも、露地栽培でキュウリなど年間で30種類~40種類くらいの野菜を育てています。農園全体の収入をみるとトマトの占める割合が大きく、山本さんが始めたオランダ型ハウス栽培が、農園の成長に大きく貢献しています。

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