景勝地の松林を守る!枯葉の堆肥で育てる「松野菜ブランド」 – マイナビ農業

マイナビ農業TOP > マーケティング > 景勝地の松林を守る!枯葉の堆肥で育てる「松野菜ブランド」

マーケティング

景勝地の松林を守る!枯葉の堆肥で育てる「松野菜ブランド」

景勝地の松林を守る!枯葉の堆肥で育てる「松野菜ブランド」

最終更新日:2017年12月15日

和歌山県美浜町にある景勝地「煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)」では、堆積した松の枯葉が松の生育を妨げるという問題を抱えていました。そこで、松の枯葉を堆肥化して野菜を栽培する取組みをはじめたのです。枯葉を減らして松の生育を良くすることで景観を守ります。そして松葉で作った野菜をブランド化し、地域活性化を目指しています。今回は、その活動を支える、煙樹ヶ浜松葉堆肥ブランド研究会に話をうかがいました。

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

松林の保全から始まった「松野菜」プロジェクト

松野菜ブランド

和歌山県美浜町には、長さ約4.5kmもの松林が浜辺に続く「煙樹ヶ浜」があります。日本の「名松百選」にも選ばれており、その景観は現代に至るまで見事に保たれています。そして美浜町周辺を潮害や風害から守ってきました。

松の枯葉はかつて、かまどや風呂の焚きつけに使用されていました。しかし、電化製品などの普及により使用されなくなり、枯葉が松林に堆積されてしまいました。その結果、松の生育を妨げる事態になったのです。

「煙樹ヶ浜」の景観を守るため、役場職員と農家は話し合いの場を設けて、松の枯葉を有効利用できないか話し合いました。そこで松葉を使った堆肥で野菜を栽培しようというアイデアが出て、平成18年より取り組みを開始されました。

翌年の平成19年には試作1回目の松葉堆肥が完成。野菜の発芽実験に合格後、試験的にキュウリの栽培を行いました。そうして試行錯誤を重ねた結果、松葉堆肥で育った初の「松野菜」となる「松キュウリ」が完成したのです。

1 2 3

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

関連記事

カテゴリー一覧