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選ばれ続ける「グレーシア乳剤」、適用拡大で広がる防除の可能性

選ばれ続ける「グレーシア乳剤」、適用拡大で広がる防除の可能性

近年、気温上昇で作物の生育や害虫の発生が早まり、防除の難易度は高まっています。年間を通じた防除が求められる中、生産者にとって「1度の散布でどれだけ確実に効くか」は、薬剤選択の重要なポイントです。こうした現場の課題に応えてきたのが、日産化学の殺虫剤「グレーシア乳剤」。幅広い作物と多様な害虫に対応し、防除ローテーションの軸として支持されてきました。最近の適用拡大を受け、さらに広がる活用の可能性について、同社マーケティング部の山﨑大樹さんに話をうかがいました。

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食害を抑える、速効性と適用の広さ

日産化学の「グレーシア乳剤」は、効く害虫の幅が広く、速効性に優れた殺虫剤として、多くの生産現場で使われてきました。チョウ目害虫を中心に、アザミウマ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類などに幅広く対応し、従来の薬剤への抵抗性が課題となっている害虫に対しても高い効果が確認されています。

散布後、速効的に効果が現れ、食害を速やかに抑えられる点も評価されており、被害の拡大を防ぐことで、収量や品質の安定・向上にもつながっています。ミツバチやマルハナバチなど花粉媒介昆虫への安全性は比較的高く、散布翌日には放飼が可能です。

山﨑さん

登録作物も多く、多くの野菜類や茶で使用できる点も特長です。こうした汎用性の高さから、野菜・茶の生産現場を中心に、防除の軸となる薬剤の一つとして選ばれてきました。効果は約2週間持続し、耐雨性や高温・低温下での安定性にも優れることから、初期防除から緊急時まで幅広い場面で上手に活用いただいています。

従来の薬剤に抵抗性をもった害虫にも対応、グレーシア乳剤で確かな防除を

生産現場から「これまで使ってきた薬剤が効きづらくなってきた」という声が聞こえてきます。その背景にあるのが、従来の薬剤に抵抗性を獲得した害虫の発生です。害虫の種類や発生状況が変化する中で、防除体系の見直しが求められる場面も増えてきました。

こうした課題に対し、グレーシア乳剤は新しい作用機構をもつ殺虫剤として開発されました。有効成分フルキサメタミドは、IRAC(殺虫剤作用機構分類)で「30」に分類される成分で、わが国ではこの分類として初めて農薬登録を取得しています。

山﨑さん

新しい作用機構をもつということは、既存の殺虫成分に抵抗性を獲得した害虫にも効果を発揮できる可能性があるということです。

実際に、各地で採取されたミナミキイロアザミウマやミカンキイロアザミウマなど、従来の薬剤が効きにくい個体を用いた試験でも、グレーシア乳剤の効果が確認されています。

山﨑さん

抵抗性害虫への対応は、防除を考えるうえで避けて通れない課題です。新しい作用機構の薬剤を防除体系に組み込むことで、防除の安定化につながります。

各地で採取したコナガ・アザミウマ類に対する効果試験データ。従来の薬剤が効きづらい個体を採取し試験したが、グレーシア乳剤ならこれら抵抗性害虫に対しても有効であることが分かる。

※詳しい効果データはこちらをご覧ください。

幅広い害虫に対応するスペクトラム、防除体系をシンプルに

グレーシア乳剤の大きな特長の一つが、幅広い害虫に対応できる点です。有効成分フルキサメタミドは、チョウ目害虫を中心に、アザミウマ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類、さらに各種ダニ類まで、図に示すように幅広い害虫に対する殺虫スペクトラムが確認されています。

有効成分「フルキサメタミド」として確認されている殺虫スペクトラム。グレーシア乳剤は幅広い害虫に登録を取得している。

被害の出方が異なる害虫に対応できるため、防除体系を組み立てやすいこともポイントです。

山﨑さん

葉をかじる、吸う、潜る。被害の出方が違う害虫をまとめて抑えられることが、防除をシンプルにします。効き残しを防ぎ、害虫を取りこぼさずに抑えることが、結果として抵抗性の発達を抑えることにもつながります。

1剤で多様な害虫に対応できるスペクトラムの広さも、グレーシア乳剤が多くの現場で選ばれている理由の一つとなっています。

現場の声で進化、適用拡大でさらに広がる選択肢

「グレーシア乳剤」は、2019年に上市して以来、現場の声を受けながら適用作物や使用場面を着実に広げてきました。2025年9月の適用拡大では、ほうれんそう、にんじん、しゅんぎく、はつがだいこん、うり類など、日常的な防除ニーズの高い作物が新たに加わっています。

山﨑さん

ほうれんそうではハスモンヨトウ・アザミウマ類 対策としての期待が大きく、西日本で要望が高かったにんじんへの適用拡大は、多くの現場にとって朗報となりました。うり類では、成熟果のかぼちゃから、未成熟のゴーヤやズッキーニまで対象が広がり、使い勝手が向上しています。また、2025年10月の適用拡大で大豆ではドローン(無人航空機)による高濃度/少水量散布が可能となり、大規模圃場での作業効率向上が進んでいます。

さらに2026年に入ってからも拡大が続き、1月にはねぎのアザミウマ類に対する無人航空機散布が追加。3月にはだいこん・はつかだいこんのダイコンハムシ、ほうれんそうのホウレンソウケナガコナダニなど、現場で課題となる害虫への対応が強化されました。

山﨑さん

現場で本当に困っている声があれば、時間や手間がかかっても応えていきたいです。

その言葉どおり、適用拡大は、グレーシア乳剤が今後も現場とともに進化していくことを示しています。

防除体系で生かす、効かせどころをメーカーが示す

グレーシア乳剤は、防除体系の中でどこに置くかを意識して使うことで真価を発揮します。日産化学では、他剤と組み合わせたローテーション散布の中で、確実に効かせたい局面で一度投入する使い方を提案しています。

山﨑さん

そうすることによって、効き残しを防ぎ、防除体系全体を安定させやすくなります。

予防的な使用を基本としつつ、害虫が発生した後でも効果を発揮するため、被害拡大が懸念される場面での“切り札”としても活用されています。一方で、なす・ピーマンなど果菜類での使用場面では、グレーシア乳剤は天敵生物への影響があるため、定植直後など早い段階でグレーシア乳剤を使用し、害虫密度をしっかり下げたうえで、その後に新しく展開した葉へ天敵を導入するなどの体系的な使い分けが重要です。

山﨑さん

効果の優れる薬剤だからこそ、使いどころが重要です。防除体系の中で役割を持たせて使っていただくことで、現場の負担を減らしながら安定した防除につなげてほしいです。

強い効果が今も維持されている背景には、「いつまでも頼れる薬剤であってほしい」という思いのもと、生産者一人ひとりが正しく使い続けてきた積み重ねがあります。グレーシア乳剤が現在も害虫に対して高い効果を発揮しているのは、現場とメーカーが同じ方向を向いて防除に向き合ってきた結果だといえるでしょう。

研究と現場をつなぐ歩みで、この先の防除へ

研究開発、営業を経て現在の立場に就く山﨑さんは、一貫して「薬剤をどう使ってもらうか」を重視してきました。日産化学は、水稲の防除を軸に農薬事業を展開してきたメーカーであり、グレーシア乳剤は、同社にとって本格的に園芸作物へ展開した初めての殺虫剤でもあります。だからこそ、開発段階から現場の声に耳を傾け、使い方や位置付けまで含めて丁寧に向き合ってきました。

山﨑さん

薬剤は単体で完結するものではありません。防除体系の中でどう生かすかを、現場と一緒に考えていく必要があります。

その姿勢が、生産者の理解と信頼につながり、上市から間もなく7年の今、トップシェア*を獲得する結果につながったといえるでしょう。 *農業用散布殺虫剤としてのメーカー出荷金額。農薬要覧2024・2025より

山﨑さん

性能の追求だけでなく、現場の負担をどう減らせるかまで考えることが役割だと考えています。

今後は、ドローン散布などスマート農業との連携も視野に入れながら、多様な現場に寄り添った提案を続けていく考えです。グレーシア乳剤は、防除体系を支える選択肢の一つとして、これからも現場とともに進化していきます。

企業情報

■企業名
日産化学株式会社
■製品名
グレーシア乳剤

グレーシア乳剤のページはこちら

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