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生産者の試み

卵とプリンで年間売上5000万円 純国産ヒヨコを育てるカリスマ養鶏家3つのブランド術

卵とプリンで年間売上5000万円 純国産ヒヨコを育てるカリスマ養鶏家3つのブランド術

2017年12月18日

ブランディングのパイオニアである養鶏家・北坂 勝さん。“たまごまるごとプリン”で有名になった「北坂養鶏場」の直売所は淡路島の人気観光スポットになり、希少な純国産卵を買い求めて大勢の人が訪れています。どうやってここまで成長したのでしょうか。敏腕のブランド術に迫ります。

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11年前、父親の死をきっかけに家業を継いだ2代目の北坂 勝さん。今では「北坂たまご」は高級デパートや一流ホテルでも扱われるほどの人気商品です。

しかし、こうなったのは、ここ5年ぐらいのことでした。以前は仕事が嫌で仕方なかったと言います。鶏糞の処理に追われる日々、汚れ、匂いへの苦情……。そんな仕事が“天職”に変わるきっかけにもなったブランド術。そこには、「デザイン」「情報公開」「かたりべ」という3つの柱がありました。

純国産鶏の「さくら」と「もみじ」、約15万羽を飼育

養鶏

■ブランド術1:デザイナーがビジネスパートナーに

先代から経営方針を変えたのはなぜですか?

父から事業を引き継いだタイミングでいくつかのスーパーが倒産し、私はいきなり窮地に陥りました。何とかして新たな販路を開拓しなければならないと悩み、あらゆる業種の友人に相談をしました。

そんな中で生まれたのが“たまごまるごとプリン”です。「北坂養鶏場」の名前を知ってもらうためのツールとして、インパクトの強い6次化商品が必要だと思って開発しました。

卵の殻を割らずに作る不思議なスイーツが大ヒット

養鶏

しかし、商品は知ってもらわないと意味がありません。しかも、本当に売りたいのはプリンではなく「北坂養鶏場」というブランドであり、父が残してくれた「純国産」という私たちのこだわりです。

「これからはホームページやSNSで積極的に情報発信しなければ。デザインで変えていきたい」と思い、看板屋に相談を持ちかけました。そこでデザイナーの息子さんとのブランディングが始まりました。

デザイン関係を外部に発注したのですね
早速彼に会ってみると、デザインのことではなく、仕事への思いを色々聞かれました。「やりがいは何ですか?」という質問に私は答えられず、ハッとしました。彼と出会って、私は養鶏という仕事を見つめ直したのです。

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