チンゲンサイの紹介
チンゲンサイはアブラナ科アブラナ属の葉物野菜です。シャキシャキとした食感と、クセのない味わいから日本でも定着した中国野菜です。どんな料理にも馴染みやすく、使い勝手の良さがチンゲンサイの魅力です。またチンゲンサイは加熱すると色が鮮やかになる性質があるため、中華料理でも彩りとして重宝されています。
チンゲンサイは、中国原産の結球しないハクサイの小型品種で、茎・軸を意味する「梗」が青いということから、漢字では「青梗菜」と表記されます。ちなみに、日本では軸が青いものをチンゲンサイ、白いものをパクチョイとして分類されています。
日本にやってきたのは、日中国交回復後の1970年代と言われています。最近は日本で独自に育成してつくられた「シャオパオ」というミニチンゲンサイが、ラーメンなどの具にそのまま飾ることができることから注目を集めています。