漬物や炒め物におすすめな中国野菜 タアサイ・空心菜・パクチョイ・マコモタケ・ザーサイ【野菜ガイド】

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漬物や炒め物におすすめな中国野菜 タアサイ・空心菜・パクチョイ・マコモタケ・ザーサイ【野菜ガイド】

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漬物や炒め物におすすめな中国野菜 タアサイ・空心菜・パクチョイ・マコモタケ・ザーサイ【野菜ガイド】
最終更新日:2019年11月01日

中国野菜はその名の通り、中華料理などによく使用される野菜です。油との相性が良いので、炒め物と合わせたり、漬物として長期間保存することもできます。今回は、柔らかい葉が特徴のタアサイ、シャキッとした食感が楽しい空芯菜、白い茎がキレイなパクチョイ、タケノコに似たマコモタケ、漬物でもおなじみのザーサイなどを紹介します。

タアサイの紹介

タアサイ

タアサイは、アブラナ科アブラナ属の野菜です。クセがなくやわらかい葉が特徴で、丸ごと煮てもおいしくいただけます。ハクサイの仲間ですが、結球(※)しないパクチョイの変種です。
夏は立茎ですが、冬になると葉が地面に広がります。同じような形の「ちぢみほうれん草」の親野菜でもあります。旬は11月から翌2月頃です。

※結球……キャベツなどの葉が重なって球状になること。

鮮度の良いタアサイの見分け方

旬の冬場は、葉が平たく広がっていて葉が縮れており、黒緑色で光沢のあるものがおすすめです。夏場は茎が長く、葉が緑のものを選びましょう。

タアサイの下ごしらえとおすすめ調理方法

タアサイは火の通りが早いので、加熱は短時間にとどめます。油との相性が抜群なので、炒め物やおひたしにする際には、ゴマ油や油揚げを加えるのがおすすめです。冬場は丸ごとのミルク煮、スープや鍋物にも良く合います。

空心菜の紹介

空心菜

空心菜は、ヒルガオ科サツマイモ属の野菜です。空心菜の他、ツウサイ、アサガオナとも呼ばれています。
熱帯アジアのツル性の植物なので、耐暑性があります。主に、ツルの先20センチから30センチの若葉を食用にします。茎はシャキッとしており、葉にねばりがあるのが特徴です。6月下旬から11月頃に出回ります。

鮮度の良い空心菜の見分け方

きれいな緑色で、全体にみずみずしさがあるもの、切り口の色が変わっていないもの、茎に適度な弾力のあるものを選びましょう。茎は空洞になっています。

空心菜の下ごしらえとおすすめ調理方法

炒め物、スープ、ゴマ和え、八宝菜などの料理と合います。茎と葉は別々に調理しましょう。
茎は裂き、冷水に入れるときれいなカール状になります。そのまま生のシャキシャキした食感を楽しむのがおすすめです。葉は加熱してぬめりを楽しみます。葉を加熱する場合は加熱時間が短いほうが、おいしく仕上がります。

パクチョイの紹介

パクチョイ

パクチョイは、アブラナ科アブラナ属の中国野菜です。結球はせず、小型で白軸のものを「パクチョイ」、青軸のものを「チンゲンサイ」と呼びます。タイサイの親品種でもあります。
広東ハクサイとも呼ばれ、クセがないので、様々な料理に使用されます。中国では保存のため、乾燥させることも多いです。

鮮度の良いパクチョイの見分け方

パクチョイは白い茎がキレイな野菜です。そのため茎が白く傷がないもの、全体が丸みを帯びており肉厚のものを選びましょう。

パクチョイの下ごしらえとおすすめ調理方法

沸騰したお湯に塩を入れ、根元の方から約1分ほどゆでます。葉の部分はさっと茹で、水にとりましょう。

炒め物にする際は、火の通りが早いため、高温で短時間に炒めるのがコツです。クセがないので濃い味付けでも薄い味付けでも合います。茎の白さをいかした蒸し物、あんかけ、おひたし、和え物、スープなどもおすすめです。

マコモタケの紹介

マコモタケ

マコモタケは、イネ科マコモ属の野菜です。食感はタケノコに似ており、乳白色でほんのり甘いのが特徴です。水辺に生息しているマコモの若芽に黒穂菌(くろぼきん)が寄生し、細いタケノコ状になったものを食用します。主に台湾や中国から輸入され、旬は4月から11月です。

鮮度の良いマコモタケの見分け方

傷や色の変化がなく、表面にツヤがあるもの、適度な弾力があるもの、切り口が新鮮でみずみずしいものがおすすめです。

マコモタケの下ごしらえとおすすめ調理方法

マコモタケは、皮を剥いて白い部分を加熱調理するのが基本です。タケノコの代替品としても使用されますが、タケノコより香りが薄いので、魚や肉と合わせるのがおすすめです。

煮込むと甘味が出るのですき焼きやあんかけ、スープなどにも合います。またオリーブオイルを塗ってから、グリルにしてもおいしくいただけます。

ザーサイの紹介

ザーサイ

ザーサイは、アブラナ科アブラナ属の野菜です。中華漬物として有名です。近年は、サラダなどで食べる生食用の品種も流通しています。生のものは、根にほろ苦さと甘さがあり、葉や茎は辛みを感じます。
漬物として加工したものは周年出回りますが、生食用の旬は冬です。

鮮度の良いザーサイの見分け方

ザーサイは、太い茎も食べることができます。根に傷がなく、葉が緑でみずみずしいもの、見た目より重さがあるものがおすすめです。

ザーサイの下ごしらえとおすすめの調理方法

ザーサイ

ザーサイの茎やコブの部分は薄切りにして、漬物やサラダにします。コブや葉は油と相性が良いので、炒め物にするのがおすすめです。
コブは部位によって味が異なるので、飽きずに食べることができます。独特の苦味が苦手な場合は、卵と合わせてチャンプルーなどにすると食べやすくなります。
中国野菜は油と相性が良いものが多く、さっと炒めるだけでおいしくいただけます。またクセが少ない野菜が多いので、どんな調理法にもむいています。お肉と炒めて主菜として、また単品の副菜としても万能です。

参考:「野菜と果物の品目ガイド〜野菜ソムリエEDITION」(農経新聞社)

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