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65%が販売価格に満足!オーガニックに対する農家の意識と実態

65%が販売価格に満足!オーガニックに対する農家の意識と実態

食べ物の安全性に対する消費者の意識が高くなるにつれて、オーガニック野菜を求める人が増えています。では、農業従事者の間で、オーガニックで農産物を栽培している人はどのくらいいるのでしょうか。農林水産省より公募で選ばれた農業経営体の経営者(農業者モニター)1,142人に行われた、有機農業に関する調査の結果から、農業に携わる人のオーガニック野菜に対する関心度について探ってみました。

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慣行栽培は6割にとどまり、化学肥料・農薬を減らす栽培法は4割

オーガニック

まず農産物の栽培方法について、以下のような結果になっています。
・有機栽培等 8.1%
・特別栽培 14.9%
・その他の基準による環境に配慮した栽培 16.5%
・慣行栽培 56.9%

「有機栽培等」とは、有機JAS認定を受けた農産物や、認定は受けてないものの化学肥料や農薬を使用しない栽培方法を指します。「特別栽培」は、化学肥料と化学合成農薬の使用について、地域における慣行的な使用量の5割以上低減した栽培法を言います。「その他の基準による環境に配慮した栽培」については、都道府県ごとに認定を行っているエコファーマーなどの栽培方法を実施している場合を指します。

この結果によると、化学肥料や農薬を使用した慣行栽培を行っている農家は約6割に対して、4割近くが化学肥料や農薬を減らした栽培法を行っていることになります。

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