慣行栽培は6割にとどまり、化学肥料・農薬を減らす栽培法は4割
まず農産物の栽培方法について、以下のような結果になっています。
・有機栽培等 8.1%
・特別栽培 14.9%
・その他の基準による環境に配慮した栽培 16.5%
・慣行栽培 56.9%
「有機栽培等」とは、有機JAS認定を受けた農産物や、認定は受けてないものの化学肥料や農薬を使用しない栽培方法を指します。「特別栽培」は、化学肥料と化学合成農薬の使用について、地域における慣行的な使用量の5割以上低減した栽培法を言います。「その他の基準による環境に配慮した栽培」については、都道府県ごとに認定を行っているエコファーマーなどの栽培方法を実施している場合を指します。
この結果によると、化学肥料や農薬を使用した慣行栽培を行っている農家は約6割に対して、4割近くが化学肥料や農薬を減らした栽培法を行っていることになります。