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アブなすぎる害獣図鑑!農家の敵とその撃退方法 ~タイワンリス編~

アブなすぎる害獣図鑑!農家の敵とその撃退方法 ~タイワンリス編~

2018年01月28日

近年の異常気象による大雨や台風などの農作物への被害とともに、農家にとって害獣による被害は深刻です。2017年度の農林水産省の調べでは、野生鳥獣による農作物への被害状況は、金額にしておよそ200億円で、その6割が獣類、4割が鳥類(※1)によるものとなっています。代表的なものはイノシシ、シカ、サル、クマ、カラスですが、他にも意外な生物が農作物に大きな被害をもたらしているのです。

シリーズ記事「アブなすぎる害獣図鑑」第六回は、観光名所でも人気のあるタイワンリスの生態と農作物への被害、その撃退方法に迫ります。

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愛くるしい姿でちょこちょこいたずら 特定外来生物のタイワンリス

神奈川県の鎌倉や江ノ島をはじめ、日本各地の観光名所で多く見られ、可愛らしい風貌から観光客からかわいがられているタイワンリス。在来種であるニホンリスとは異なり、観光用として飼育していた個体が放たれたり、逃げ出したりして野生化した結果、全国各地で繁殖し続けている特定外来生物です。ニホンリスよりも一回り大きく、足や耳が短く、褐色のおなかが特徴です。

台湾固有の亜種といわれるタイワンリスは昼行性で、山林や造営林、市街地の緑地や公園に生息し、樹上での動きはちょこちょこと俊敏で、跳躍力が優れています。樹木の種子や果実、花、葉、芽、樹皮などを食べるほか、昆虫やカタツムリ、その他小動物、鳥の卵などを捕食します。

タイワンリスにとって日本は温暖な気候で、えさが豊富、天敵である猛禽類やヘビ類が少ない住みやすい場所です。そのため個体数が増え、生態系に影響を及ぼす危険や農作物への被害が拡大し、2005年に環境省の特定外来生物に指定されました。

※1 鳥獣被害の状況:農林水産省

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