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第4回 神戸ファーマーズマーケット運営者インタビュー ~イベント編~

第4回 神戸ファーマーズマーケット運営者インタビュー ~イベント編~

最終更新日:2018年08月22日

新たな神戸の風景として定着しつつあるファーマーズマーケット。震災の追悼と復興を祈るイベント「ルミナリエ」の会場として有名な東遊園地という公園で開催されています。マーケットの他にも、ファームビジットや料理教室、秋にはお祭りなども実施され、人気を集めています。農家と消費者が信頼を深めるきっかけにもなっている様々なイベント。その詳細に迫ります!

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2015年の春、ゼロからスタートしたこの取り組み。運営事務局の1人である小泉亜由美(こいずみあゆみ)さんにマーケットの全貌についてお話を伺いました。連載第4回では、地産地消をテーマにした、運営事務局主催のイベントの数々をご紹介します!

「売り手と買い手」を越え、人と人として

―なぜイベントをするのですか?

運営事務局では、ファーマーズマーケットの他にも「暮らしの学校」と題して月に1回ほどイベントを企画しています。

お客さまだけではなく、農家さんへもイベントへの参加を積極的に呼び掛けています。マーケットの中では、どうしても農家さんとお客さんが「売り手と買い手」の立場になってしまいます。でも、マーケットの外なら立場を越えて、人と人として仲良くなれるのです。

飲食店や食品加工業の方にも来てもらい、幅広く友達の輪を広げる場になっています。このような場があってこそ、ファーマーズマーケットも地域に根付いていくのではないでしょうか。

「5つの学び」で地産地消を推進!

具体的には何をしているのですか?

1:農家の料理教室

農家の奥さんと一緒に、旬の野菜を味わう会です。トマトの全盛期に色んな品種を食べ比べしたり、瓶詰めやランチを作ったりしています。農家の奥さんは料理の腕前も抜群で、主婦のお客さまに好評です!

2:農家のワークショップ

年末は、農家の稲わらでしめ縄を作るのが恒例行事になっています。夏は、麦わら帽子も作りました。手仕事にも農家ならではの技術力の高さがあり、一緒に手を動かしながらの会話は貴重な学びの場となっています。

ワークショップの様子

3:ファームビジット

ファーマーズマーケットに出店している農家の田んぼや畑を訪ねて、田植えや収穫をします。季節の行事として、味噌作りや餅つき、ミニトマトも転がる流し素麺なども行います。大人も子供も楽しめる、体験と交流のイベントです。

4:有機農業の寺子屋

街の学生や社会人が、神戸大学農学部の名誉教授である保田 茂(やすだしげる)先生から有機農業を学ぶ会です。おにぎりやお味噌汁を味わいながら、気軽に有機農業について質問できる楽しい勉強会です。

5:親睦会やトークセッション

新年会やバルを開催し、マーケットの野菜を使った料理を皆で囲んで乾杯します。アメリカ・オレゴン州ポートランドから農家たちが訪れた時には、トークセッションやディナー会で交流しました。

ローカルな食を楽しむ祭典も

―秋のお祭りも大盛況でしたね!

農地(FARM)と食卓(FORK)をつなげよう!を合言葉に、秋のスペシャルイベントとして「FARM to FORK」というお祭りを開催しています。自然環境に恵まれた神戸の食と農を、たくさんの市民に体感してもらうための日です。昨年は、神戸産の稲わらで「かやと竹のシンボル」も作りました。

「FARM to FORK」イメージムービー

どのイベントにも共通するのは、ローカルな食を楽しみながら、生産者と消費者がより絆を強めているということです。多様な時間を通して、これからも地に足のついた地産地消を目指していきたいと思います。

【神戸ファーマーズマーケット 運営者インタビューシリーズ】
第1回 コンセプト編
第2回 ノウハウ編
第3回 集客編

EAT LOCAL KOBE

写真提供/(一社)KOBE FARMERS MARKET
撮影/EAT LOCAL KOBE(暮らしの学校)、片岡杏子(左記以外)

取材・文/西島陽子
出版社勤務を経てフリーランスのライター・編集者に。暮らしと自然をテーマに雑誌や
ウェブ等で執筆中。
https://www.facebook.com/yoko.suzuki.0222

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