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小笠原諸島のコーヒー栽培事情。野瀬農園で採れる年間200kgのコーヒー豆(3/3)

泉 友果子

ライター:

小笠原諸島のコーヒー栽培事情。野瀬農園で採れる年間200kgのコーヒー豆

小笠原諸島の父島で、明治時代からコーヒーを栽培している農家があります。年間200kgのコーヒー豆を生産する野瀬農園にお話を伺いました。

年間200kgの貴重なコーヒー

収穫後の作業を体験/画像提供:野瀬農園

来園したら、ここでしか購入できないコーヒー豆はぜひ手に入れたいところ。というのも、野瀬農園が出荷するコーヒー豆は、年間200kgほどと限られた量で、現在豆を購入できるのは来園者のみだからです。希少な生産になるのは、まずは島の限られた土地で行っているということがあります。そして、小笠原諸島と切り離せないのが台風。度々やってくる台風によって、安定した供給量を確保するのが難しくなっています。ほかにも天候要素や鳥獣害など年によって減収する要素はありますが、主にこうした点が理由のようです。

また、「人手がもう少しあればもっと採れる」との話もありました。父島という場所柄、内地から気軽に人が来ることはできません。限られた人手で農園の運営を行っており、内地から働きに行くにも、住む場所などの諸条件をクリアするには多少のハードルがあります。そういった難しさもありますが、日本国内でコーヒー栽培に従事できるのは貴重なことですね。

市場に出回る供給量ではありませんが、2011年から東京のカフェアパショナートに貴重なコーヒーを卸しています。元々供給できる量が少ないのと、出来具合によっては常に卸すことができるわけでなく、店舗でも数量限定で提供しています。数は限られていますが、東京内地で遠く離れた小笠原諸島で作られたコーヒーを味わってみるのはいかがでしょうか。

もちろん、野瀬農園での体験を目的に父島に赴けば、すてきな時間となりそうです。

野瀬農園
コーヒーツアーは1人4,000円。要事前予約。詳細はウェブサイトでチェックしてみてください。

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