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夏場の葉野菜になる!? 茎葉がおいしく食べられるサツマイモ「すいおう」(3/3)

夏場の葉野菜になる!? 茎葉がおいしく食べられるサツマイモ「すいおう」

サツマイモは根を食べる野菜ですが、農研機構九州沖縄農業研究センターが開発した品種「すいおう」は、茎葉をおいしく食べることができるといいます。また、サツマイモの茎葉には栄養がたっぷりあるほか、今後は夏場の葉野菜として活躍する可能性も秘められているそうです。農研機構九州沖縄農業研究センターの広報担当、伊瀬知憲治(いせちけんじ)さんに、話をうかがいました。

「すいおう」を上手に栽培する方法とは

「すいおう」は通常のサツマイモ同様、ビニールマルチで覆った畦に苗を植え付けて栽培します。植え付けの時期は5月上旬から6月下旬頃で、温暖地だと4月下旬から6月上旬頃になります。

基本的に水やりをする必要はありませんが、植え付け時に畦が乾燥しすぎている場合などは、注意が必要です。

「植え付けた苗がしおれたまま回復しない時は、水やりをして様子を見てください。サツマイモ全般に言えることですが、土が柔らかく、水はけが良く、日当たりが良いという条件が揃っていると、よく育ちます。

また、一般的なサツマイモは、肥料の窒素成分が多すぎると、茎葉だけが茂って芋が太らない、ツルぼけと呼ばれる現象が起こってしまいます。

そのため、サツマイモの栽培では窒素の割合が少ない肥料を使いますが、葉茎だけ利用する目的であれば、窒素成分を減らす必要はないと考えられます。農薬を使う時は、茎葉利用に適用のあるものが少ないので、使用には注意してください」。

サツマイモの茎葉利用の浸透には時間がかかったそうですが、最近では小規模ながら栽培が定着した産地もあり、農研機構九州沖縄農業研究センターへの問い合わせも増えてきているようです。

「栽培面や流通面など、まだ課題もたくさんありますが、認知度が高まっていることはとても嬉しいです。そして『すいおう』が世間に浸透していくことを、期待しています。」

サツマイモの新たな可能性を引き出した「すいおう」。日本中の食卓でサツマイモの茎葉を当たり前に食べる日も、そう遠くないかもしれません。
 
 
【取材先情報】
農研機構九州沖縄農業研究センター
 
※1 茎葉利用サツマイモ「すいおう」の作り方(家庭菜園向け)
http://www.naro.affrc.go.jp/karc/contents/suiou/
 
画像提供:農研機構九州沖縄農業研究センター

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